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第七十七話



予告通り、がんばるぜ!




話は全く進んでないけど。



「陽! 競馬しようぜ!」


「は? 競馬ぁ?」











Side 陽


なんか知らないけど、いつの間にか競馬場に連れていかれた陽です。

いつの間にかと言えば、俺達の愛の巣も出来てた。

最近見にいかなかったから仕方ないかもしれないけど、報告しろよ。


それはまぁ、さておき。


一刀がどうしてもというから付いて来たら、簡易的だが、競馬場があったんだよ。

びっくりだわ。

俺の金が入ってるのに、無駄使いしてんだもの。

確かに、未来視したら利益は得られるだろう。

先は長いだろうがな。

……それをこのバカは考えてないから腹が立つんだよ。


「仕事、しろよ」


「いっ、いや、これも立派な仕事なんだって! 仲間の不満を解消してあげるのも君主の仕事なの!」


「胸張って言えや。言い訳なのが目に見え見えだっつの」


「……うっ」


上位者としての立ち振る舞いがまだまだなってないな。

こっちきてから、もうそうずっとだろうに。

身内だから変わってるならいいが、コイツはいつもだからな。


「まぁ、なんだ。……競馬するのはいいとして、別に勝ち尽くしても構わんだろう?」


「それを、死亡フラグというんだぜ?」


「なんで? 俺、お馬さんと話せるよ? 体調とか、聞けちゃうよ?」


「それを、反則というんだぜ」


実際、前世ではじじいに競馬勝たせまくったことがある。

途中から調子に乗り出した為、元手の三倍まで稼ぎを落としてやったけどな。

悪銭身に付かず、だっけ?

世話になってたが、まぁそういうことだ。

……自分で稼ぐ分には別だけどな!


「……あ、そうだ! お前、騎手としてでろよ! 翠達もでるからさ!」


「おい。必死すぎるぞ」


「……うぐ」


ホントにやりかねないと思ったんだろう。

ってか、やるつもりだったし。

勿論、赤字になるまでな。

そして、俺に逆らえなくする。

精神的にだったら既に殆ど逆ってこないが、現実的にもそうしてやろうとした訳だが。

ま、やめといてあげることにする。

そこまで鬼じゃない。


しかし、騎手、ねぇ……。


「馬選んでいいなら勝つよ?」


「カスケ〇ドは勘弁な?」


「黒兎だっつの。……否定はしないが」


見た目、本当にカス〇ードだしな。

ぶっちゃけ、多分、ホントに白い珍獣と鼠な親分コンビがいないと話にならないと思う。

短距離――といっても、二千メートルとか――なら本気で格が違うからな。

それに、騎手が俺だったら、負ける気がしないし。


「つか、黒兎じゃなくても勝てるっての」


「おいおい」


「随分、あたしも舐められたもんだなぁ、陽?」


「私も、馬術なら少しは自信あるんだけどな」


「翠お姉さまも白蓮もいいの? お兄様にそんなこと言っちゃって」


半分冗談半分本気で言ったら、近付いてきた翠に挑発として受け取られてしまった。

ってか、白蓮って、……えーっと?


「公孫賛だっ! お前も私を忘れるのか……」


「あぁ、公孫伯珪な。久しぶりすぎて忘れてた」


「うぅ……」


つか、正式に自己紹介してないような。

皆がいるところでの形式的なやつしかやってない、はず。

影が薄いのは確かだが。


「まぁ、そんなことより」


「そんなことって……」


「哀愁が漂ってんなー」


早いとこ、自信をつけさせた方がいいんじゃね?

有能な奴を潰す必要もないだろうに。


因みに、俺がコイツをどれくらい評価してるかというと。

蒲公英と両腕二人と薊さんを別にして、部下にしたいやつの筆頭にあげるぐらいだ。


「まぁ、なんだ。紫燕、麒麟、黄鵬じゃなけりゃ、翠にも負けねぇよ。馬と話せるんだし」


「あー……。いつも思うけど、母上同様、それは反則だって」


「しょうがないよ。だって、お兄様と伯母上さまだもん」


「それは、俺達を非常識と言ってるのかな?」


「いや、非常識だから!」


多分、血による効果が大きく作用してるだけだろ。

動物好きも、好かれるのも、それに起因するかもしれないし。

あと、小さいころから馬と触れ合ってきた奴なら、軽くは意志疎通ができるもんだ。

それが昇華しただけだろうというのが半分。

それを非常識と言われてもね。


あぁ、それと。

ツッコミの蒲公英かわいい。


「えっ、馬と喋れるのか!?」


「って、馬騰さんも出来たのかよ!」


「俺は馬と選ばず、大抵の動物と。牡丹は、多分馬だけ」


「「十分非常識だよ!」」


公孫さんは俺が喋れることに、一刀は牡丹が喋れることに驚いたようだ。

やっぱ、普通の奴にとっては衝撃なのか?


ときにお二方。

キレはあるが、全く可愛くねぇから!


「なんかバカにされた気がする」


「私なんか、不本意に二回もバカにされた気がするぞ?」


それは、おかしい。






   ★ ★ ★






「さぁ、スタートしました。第一回チキチキ馬競争、第一レース。解説は、天の御遣いこと北郷一刀さんです」


「どうぞよろしく。……って、違うわ!」


「ノリツッコミが甘い。30点だ」


「得点つけられたし!」


暇なんだからしょうがない。

いや、この間にも仕事は溜まってるんだけどな?

このバカは現実逃避してんのか、忘れてんのか。

俺は余裕だからいいんだけど。


「しかし、やっぱ別格だよな、あの三人」


「普通だろ。あれぐらいの実力なきゃ、騎兵の隊まとめれねぇっての」


「まぁ、そうなんだけどさ」


現代の競馬みたく、十騎ぐらいで走らせてるが。

翠、白蓮――さっき改めて交換した――、そして蒲公英は飛び抜けている。

三人の順番は今言った通りで、後は有象無象の雑種に過ぎん。

それぐらい差がなけりゃ、指揮なんか出来ない。

速度を落とすことで余裕を生まないとな。


「おっ、最初は順当か」


「ま、何回かやるとお前が言ったからな」


順位は、そのままだった。

そんなもんだろう。

温存する気持ちもわかる。


と、そんな感じで雑談をしていると。


「あれ、アニキじゃね? おーい、アニキー!」


「ちょっ、文ちゃーん!」


「あ、猪々子に斗詩。来てたのか」


「こんな面白そうな博打、アタイが見逃す訳ないっしょ!」


「もう、文ちゃんったらー」


一刀の知り合いらしいのが、やってきた。

らしいというのは、実はこれ、俺にとっては初見だから。

いや、まぁ、知ってはいるんだけどさ。


「ちょっと、猪々子さん、斗詩さん。突然走り出して、……あら、一刀さんではありませんの」


「あれ、麗羽も一緒なのか」


「いけませんの?」


「麗羽がこんなとこ来るとは思わなくてね」


……この超縦ロールを見たら、知らないなんて言えないだろうさ。

あっほっほの袁紹だ。


そういえば、牡丹が反董卓連合から帰ってきて少しした頃、高笑いを真似してたなー。

半日で止めてたけど。

恥ずかしいし、飽きたとのことだったな。


「ところで一刀さん。こちらは誰ですの」


「あぁ、えっと」


「これはこれは袁本初殿。お初にお目にかかります。私は、馬雄孝白と申す者。お会い出来て光栄であります」


片膝を付き、右の掌で左の拳を握り、頭を下げる。

多分、他三人は唖然とすることだろう。

それが見れんのが残念だ。


「あら、礼節をわきまえていますわね」


「は、田舎者故不安ではありましたが、そう仰って頂けると嬉しい限りです」


西涼は、まぁ、田舎だな。

ってか、西涼に来るまでは田舎者どころの話ではない。

もっと環境は劣悪だったし。


「で・す・が。私は今、此処へお忍びで来ていますの。貴方に、この意味が理解できて?」


「これは、申し訳ございません。正体をお隠しになり、民を慰撫なさる本初殿の御心を瞬時に理解できぬとは、なんたる不覚。面目次第もございませぬ」


「構わなくてよ。おーっほっほっほっほっ!」


「「「…………」」」


う、うぜぇ……!

否定しねぇのがさらに腹立たしい!

少なくとも、お前の民ではないし、忍んでもいねぇじゃねぇかよ!

周りはポカーンですね、わかります。


「心苦しくはありますが、本初殿のご意向に添うべく、面を上げても宜しいでしょうか?」


「構いませんわ。貴方の誠意は十分に伝わりましたもの」


「ありがとうございます」


薄ら笑いの顔して、頭を上げて、立ち上がる。

物事を円滑に進めるには、まずは笑顔だよね!


「本初殿、貴殿の臣下の方々に挨拶をさせて頂いても宜しいですか?」


「構いませんわ」


と、一応許可取って振り向く。

そこにはすげぇ微妙な顔をした二人と、非常に眉を潜めた一刀が。

だが、努めて、笑顔を作る。


「…………えっと、アタイは文醜。よっ、よろしく?」


「私は顔良といいます。宜しくお願いします」


「私は馬孝白。どうぞよろしくお願い致します」


軽く頭を下げて、戻す。

にこやかに、にこやかに。


「ひっ! おっ、おま、むむ……無理、してね?」


「いえ、これっぽっちも?」


「ぶっ、文ちゃん! そういえば、馬が良く見える場所があっちにあったよねっ!」


俺の顔を見るや、そんなことを引きつった顔で必死に言い出す顔良。

おかしいな。

努めてにこやかなはずなんだけど。


「あっ、あぁ、そうだったな、斗詩! 麗羽さま、そっちに行きませんか!? 颯爽と駆ける馬達がそれはもう美しいんですよ!」


「砂まみれになりますわ」


「湯浴みすればいいんですよ! ね、アニキ!」


「あぁっ、そうだな! 準備させておくから任せとけ!」


なんらかの意図を汲み取った文醜が、あっほっほっに提案しだす。

その場しのぎ感が満載な気がするが、あっほっほっには通用するらしい。

だが、一刀よ。

言っておくが、準備する人大変だからな。


「そうですの。ならば、仕方ありませんわね。お二人がどーしても! と言うのならば行ってあげても構いませんわよ?」


「どーしても行きたいです! 行きましょう、麗羽さま!」


「アタイもどーしても生きたいです! だから生きましょうよ、麗羽さま!」


おや、変換ミスかな?

なんかニュアンスが違ったような。


「全く、仕方ありませんわね。臣下の願いを聞き入れる心の広いこの私に! この私に感謝なさい!」


「あっ、ありがとうございます、麗羽さま!!」


「善は急げといいますし、早速行きましょう!」


飛び跳ねるように、いそいそと移動を始めようとする二人。

どうも、この場にはいたくないらしい。

おかしい。

和やかな雰囲気を作りたかったのだが。


「あぁ、そうでした。一刀さん、馬雄さん、二人も一緒に――「二人は競馬の話し合いで忙しいんですよ!」――あら、そう……って、猪々子さん、押さないで下さいます!」


「早く早くー」


すごい速度で離れていったが、大丈夫なのか?

一刀もあれには驚いてるし。


「麗羽さまが、本っ当にすみません!」


「え、何が?」


「何がってお前」


土下座しそうな勢いで平謝りする顔良。

いきなりそうされても、驚くのは当たり前だろ?

何故呆れる一刀。


「……言っとくけど、あの笑顔で人、殺せたからな?」


「本当に、殺されるかと思いました!」


「人を殺人鬼みたいに言いやがって。普通の作り笑いだっただろーが」


「「それはない」」


そこではもんなや。

確かにイラッ☆とはしてたが、顔に出す程、俺は出来ていない人間じゃないぞ?


「別に、無理に麗羽さまにあんな態度とらなくても……。今更ですし」


「確かに」


それでいいのか、臣下。


「間違えたのは確かだな。……不敬な態度だと、余計うるさくなると思っての行動だったんだが」


「ご主人様のおかげで、少し優しくなってくれましたから。滅多なことがないと、癇癪は起こしませんよ」


「俺の懐には全然優しくないけどな!」


「本当にすいません!」


癇癪って。

なんか口、悪くない?

って、ちょっと待てよ?


「もしかしなくても、お前の小遣いが馬鹿高いのって」


「なんで俺の小遣いしってるんだよ! まぁ、小遣いどころか稼ぎの半分ぐらい麗羽で消費されてるよ」


あと二、三割は皆にもおごったりしてるから、手元は……。

と、そんな嘆きの声は華麗にスルーして。

せっかく出資してやってんのに、それで金が消えてるとか、馬鹿馬鹿し過ぎねぇか?


「おい。わかってるな?」


「重々承知してる。……いつになったら黒字になるのやら」


「えっと! 麗羽さまには気をつけるように十分言っておきますから!」


哀愁漂う一刀の背。

多分、生きてる間は、永遠に黒字にならないんじゃね?

利子はほぼ零にしてあるが、貸しにしてる額がアレだし。

国のお抱えみたいになってるから、ある程度の利はあるんだけどな。


それはそれとして。


「いいか。まず、十分じゃない、十全だ。あと、いらない服は馬印に売れ。他より少し高めに買い取ってやるから」


「でも麗羽さま、なかなか服は手放さなくて……」


「いつか着る、なんてもんは要らん。その程度の価値しかないんだからな。アレを言いくるめて、売れ」


「う……、頑張ります……」


これだからあっほっほっな君主はやだねぇ。

苦労人が苦労人過ぎて可哀想だよ。

気持ちは分かる。

何故なら牡丹もバカだったからな!


「あ、そろそろ麗羽さま怒りそうなんで、行きますね」


「わかりました。本初殿によろしくお伝え下さい」


「言っとくけど、心底似合ってないからな」


「あはは、そうですね」


「……あぁ、そうかい」


確かなんだろうが、そういうことは言わないで欲しい。

次にこんな演技をするとき、嫌な気持ちになるからさ。






   ★ ★ ★






結局。


競馬はまぁ、成功と言えるだろう。

賭値を低くして、単騎賭をやってみたのだが、俺達みたいな将が出てこなけりゃ言い勝負になるから、儲けやすい。

色々、まだ詰めるとこはあるが、悪くはならないだろう。


あと、あれだ。

最終レースにう一度だけ、翠と白蓮と蒲公英を含めたレースをしたんだが、意外にも蒲公英が勝った。

技量はほぼ変わらないから、単にウェイトの問題だろう。

賭けの結果だが、殆どが翠に、残りは白蓮に賭けていたらしく、あっほっほっが一人勝ちしたらしい。

……翠はさっき勝ったから、白蓮に賭けるのは癪というよくわからない理由で蒲公英に賭けてたそうだ。


因みにだが、俺は誰にも賭けてない。

なんだか、稼ぐ気にならなかったのだ。


それはさておき。


俺は今、その競馬場の場内にいる。

場内にいるからには勿論、愛馬の黒兎も一緒に、だ。

最近、思い切り走らせてあげてなかったなと思ってのこと。

しかも、今後全力で走れる機会はそう多くない。

黒兎も歳だからな。

と言っても、まだ4〜5歳ではあるんだが。

それでも、全力を使えるのはこの辺りまで。


そんな訳で、エキシビションをやろうというのだ。

競争にならんから、タイムアタックみたいな感じだが。


「いけるか、黒兎」


「ぶるっ!」


任せろ、と言わんばかりに自信ありげに答える黒兎。

距離は一周、約二千メートル。

天候は晴れ、地面の状態は悪くないが微妙。

時間を計るものなんてまだないから、信じるのは体内時計。


「それじゃ、いくぞー」


「お兄様ー! 黒兎ー! がんばってねー♪」


「任せとけ!」


場外の一刀が、スタートの合図である旗を挙げる。

可愛い嫁の声援にはきちんと応え、手を振ってやる。


「随分余裕だなー、アイツ」


「白蓮」


「ん、なんだ翠、改まって」


「多分あたし達にとって、凄く面白いものが、今から見れると思うぜ」



   ★ ★ ★



スタートの旗が、勢い良く振り降ろされる。

最早、声も聞こえない。

同時に、黒兎もスタートダッシュを始める。

二千なら、ずっと全力でも大丈夫だ。


黒兎の速さは、後ろ足のしなやかな速筋の多い筋肉、長い脚、足が地面についていない時間の短さ、それに対する前への推進力、強靭な肺活量にある。

競馬ファンに深い衝撃を与えたあの馬は、走っているというより飛んでいるようだ、と的なことをジョッキーに言わしめたらしい。

黒兎に乗ってると、それが手に取るようにわかる。

上下の運動が少なくて、走っている感が少ないのだ。


おっと、もう半分か。

体内時計は、まだ一分も経っていない。

にも関わらず、まだ延びる。

足の回転もさることながら、地面を蹴って前に進み距離がどんどん延びてる気がする。

俺は、あくまで黒兎の邪魔にならないように騎乗する。

常に、人馬一体を心掛ける。


そして、第三から第四コーナーにさしかかるところで、スイッチを入れる。

今までは黒兎主体だったが、ここで俺主体に切り替える。

……馬術が神髄たる本当の人馬一体、とくと見るがいい。



   ★ ★ ★



Side 三人称


見た者は、最初はただ速いとだけ思った。

黒毛の馬が、飛び抜けて速いと感じただけだった。

それこそ、騎手がいることすら忘れるぐらいに。

だが、最終コーナーからゴールまでの直線。

今までとはまた、桁外れに速かった。

騎手の下、躍動感溢れる走りを見せたのだ。


……格が違う。


見ていた者達は、一様にそう思った。











陽は語る。


「血がそうさせるのか、黒兎が凄いのか。黒兎となら誰にも負けねぇ自信があるぜ」




普通の人、三バカトリオとの初絡みと、黒兎さんマジパネっす会でした。

陽君の馬術もハンパないってことも含まれてます。






「黒兎ねー。良い馬すぎよ。頭良くて、速くて。一家に一匹欲しいわね」


それは無理だろ。

てか、いらんやろ。


「あぁ、現代で考えちゃダメよ? 三国の時代の時だから」


そういうことね。

それでも、あんなチートな馬なんて、いねぇよ。


「あぁ、欲しいなぁ……。おもっきり走らせてあげたいなぁ」


牡丹さんが夢想しだしたのでここまでです。


予告通り、とはいかないかもしれません。

月曜日までにはなんとかしますから!






おしまい☆



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