第五十八話
一週間ぶりです。
春休みぐらい、このペースでいきたいです。
「自由とは難しいものだ。雲のようにいつも形を変えてしまう。うん。
………………暇だ」
魏の首都、洛陽にて……。
「鳳徳殿!」
「……貴女は、確か文謙ちゃんでしたか?」
「あ、はい! 覚えて頂けて光栄です!」
城内廊下にて、対面する者達がいる。
身には白を基調とした今で言うチャイナドレスのような服を纏い、露出はその美脚のみで、後頭部あたりで紫紅という特殊な髪を纏める者。
紫を基調とした、機動性に優れた服装で、所々垣間見える傷が、逆に美しさを引き出す、長い後ろ髪を丁寧に三つ編みにした者。
前者を鳳徳、後者を楽進という。
楽進のきびきびとした態度に好感は持てるのだが、生真面目さには、山百合も苦笑せざるを得なかった。
「……そう、堅苦しくしなくても良いのですよ? 私は客将の身なのですから」
「いえ、これはその、……性分でして」
「……それならば、仕方ありませんね」
困った顔をして言う楽進に、自分と似たような性格を見た山百合はクスリと笑った。
まぁ、こんな感じで馴染みつつある山百合だが。
彼女の立ち位置は、客将という立場で収まった。
西涼連合が魏に降る証拠であり、人質でもあるはずなのだが、かなり優遇されている。
……これは曹操と山百合の利害が一致している訳なので、周りがとやかく言うことではないのだが。
「……それで。なにか御用でしょうか?」
「その……、ずっと気になっていたのですが――」
そこで一度、楽進はタメをつけるように言葉を切る。
無意識のことなのだが、それだけ真剣さが窺える。
そんな様子に、山百合は首を傾げた。
「――鳳徳殿、貴女は氣が使えますよね……?」
「…………。それは、何故?」
山百合は肯定もせず、かといって否定もしなかった。
質問を質問で返すのは失礼だが、楽進が怒らないだろうことは確信していたからこそできたことである。
これで内心驚いているのだから、感情の隠蔽術は達者のものだろう。
……元々、無表情なので得意分野ではあるが。
「いえ! 別に大したことではないんです。私とは違った氣の使い方だと思いまして」
「……それで気になった、と。氣、だけに」
「はい」
「…………」
「……? どうかされましたか?」
ちょっとした駄洒落を言ったつもりなのだが、それに全く反応なしでスルーされたことに、山百合はやはり物足りなさを感じてしまう。
陽ならば、ここで厳しいツッコミが入るはずなのだ。
それはさておき。
氣を使う者として通ずるものがあった山百合は、牡丹に教えて貰ったことを話すことにした。
単純に、楽進の真っ直ぐで真面目なところが気に入ったのかもしれない。
……苦労人同士のシンパシーを感じた、という理由もあるのかもしれない。
「……良いでしょう。少々、長めの時間はありますか?」
「はい! 問題ありません」
「……では、行きましょう」
「えっと、何処へ?」
「……ご飯です」
……訂正しよう。
山百合は、牡丹や陽のせいで身に染み付いてしまったペースで、それを知らない人には苦労をかけさせる側だ。
★ ★ ★
「……えー、先ず、文謙ちゃん――「凪、です。そう呼んで下さい」――えっと。凪ちゃん……?」
「は、はい」
「……話の出鼻を挫くのは止めて下さいね? 私が挫けます」
「すっ、すいません……」
実際、話の腰を折られた程度でへこたれるほど柔な肝はしていないが、後々、途中途中で突っ込まれるのが嫌だったので、最初に注意しておくことにした山百合。
そのときの作り笑顔が作られ過ぎており、ちょっと怖がりながら謝る楽進。
やはり、この素直さに好感を覚えた山百合は、苦笑して返すことにした。
「……冗談ですよ、凪ちゃん。あ、私も山百合で良いですから」
「いっ、いえ! そんな、恐れ多いっ」
「……ほほう。華琳殿の真名は呼ぶのに、私は恐れ多いと。そんなに恐がられていたなんて、私は悲しい。……悲しいですよ、凪ちゃん」
「あぁっ、違っ! 決してそういうことではなくっ!」
いやに饒舌になって、山百合は自身に募る悲しみ大きいを訴える。
対する楽進は、彼女の性格故に、わたわたと慌てていた。
その様子を見ている最中、心に湧いてくるものを、山百合は感じていた。
「(なんですか、これは。楽しい。楽しいですよ、陽様!)」
楽進の真面目さにつけこんで弄ることに、山百合は今までに感じたことのない楽しさを覚えていた。
陽に弄られたときとも、陽を含めた家族との談笑とも、どちらにも違った愉悦を。
……幼少期に垣間見せた、S心の発現であった。
「(陽様、貴方様は私を苛めて、こんな風に楽しんでいたのですねっ!)」
苦言に近いことを心で呈してはいるが、だからといってズルいとも、酷いとも言いはしない。
山百合にとって陽に苛められることは楽しみであり、何より喜びであることは紛れもないことなのだから。
「……くっ、ふふっ。冗談ですよ、凪ちゃん。ですが、私のことは、本当に山百合で良いですからね」
「は、はぃ。では、……えっと、山百合殿、と」
満足気に微笑む山百合に困惑とばつの悪さを覚えながら、楽進は山百合の真名を呼ぶことにした。
「……先ず、私が氣を使えるかどうかで言えば、使えると答えます」
「やはり、そうでしたか――「……ですが」――ぇ?」
「……別に、春蘭ちゃんだって使っていない訳じゃないのですよ?」
とある楽進のいきつけの店で、相対して座る山百合と楽進。
共に食す料理を注文し、出てくるまでの暇な時間を利用して、元々の問答ついて話すことにしたようだ。
そこで、楽進は衝撃の事実を知ることとなる。
……因みに、夏侯惇の真名は長安での仕合の後、交換していたらしい。
「……真実を言えば、この世の全ての女性達は、その身に氣を内包しているのです」
「そっ、それはっ! それは本当ですかっ!」
「……はい、そのようです。私の師、牡丹様……馬騰様がそう仰っていました」
「……そんな……」
山百合の言葉に、楽進は愕然とした。
自分のこの力は、別段特別ではないのだ、と。
氣が扱えたからこそ、此処までこれたと思っている楽進にとっては、とても受け入れ難いことだった。
……ただ、悲観的になるのは見当違いであるのだが。
「……私達女が、このような細い腕で、本当に腕力のみで重い武器を持てると思いますか?」
「それは……」
「……答えは否。……氣を扱える凪ちゃんなら、氣が限界まで枯渇した時の体験はしたことはあるでしょう?」
「……はい。子供一人、抱える程で精一杯でした」
山百合の問いかけに、律儀に答える楽進。
消沈しながらも、しっかり答える姿勢を見せるのは流石のものである。
「……自身の重さを超える物を振り回せるなんて、もってのほか、ですよね? 主に季衣ちゃんとか」
「それも、そうですよね」
デカい鉄球を振り回す許緒を想像し、共に苦笑する二人。
見た目(あくまで見た目、である)、年端のいかない少女が重いと見て分かる鉄球を担ぎ、投げ、引き戻す。
こんなことができる理由が氣、と言われ、楽進は妙に納得してしまったのだ。
……因みに、夏侯惇が良いならボクも、という理由で、許緒とも真名を交換していた。
「……かと言って、皆が皆、季衣ちゃんみたいなことはできませんよね?」
「つまり、個人差があると?」
「……そういうことです」
女性が将として活躍できるのは、それに見合う氣を内包しているからだ。
兵として、男同様に動けるのは、同等以上の身体能力を賄えるだけの氣を持ち合わせているからだ。
それ以外の世の女性達には、耐えられるだけの氣の量がない、というだけなのだ。
「…………」
「……凪ちゃん」
「なんでしょう?」
「……氣は特別ではありませんが、凪ちゃんは特別ですから、悪しからず」
「っ!? それは、どういう」
やはり、人より氣が多いだけに過ぎないのだ、と自嘲気味になってしまう楽進。
経験者としてそれを見抜いた山百合は、牡丹に諭されたときを思い出しながら、真似してみることにした。
「……良いですか、凪ちゃん。使えると扱えるは違うのですよ」
「…………」
楽進は、黙って耳を傾けることにする。
自身の師が教えを伝授してくれた時と同じ顔をする山百合を信頼して。
「……無意識で"使う"ことは誰にだって可能なことです。しかし、意識して"扱える"のは、私の知る限り、凪ちゃんを含めて、たったの七人しかいません」
「……たった、七人……」
山百合の知る七人。
牡丹、陽、山百合、孫堅、黄蓋、徐晃、そして眼前の、楽進。
若干二名、男が混じってはいるものの、大陸に住む人間の数に比べると、如何に少ないかが分かるだろう。
……ただ、これは山百合が持つ情報なだけで、本当にこれだけの人数かは定かではないが。
「……氣は、教わったからといって、扱えるモノではありません。扱いこなすには、地道な鍛錬と弛まぬ努力が必要なのですから」
「…………」
自覚した氣の発現は、たまたまのものかもしれない。
だが、使えるから扱える、に変わるまでには相当な時間がかかる。
それをやはり知っている山百合は、楽進がどれだけ頑張ったのか、手に取るように分かる。
だから、山百合は楽進の頭を撫でて、ニコリと笑って言った。
かつて、牡丹にされたように。
「……氣は、天から授かったモノかもしれません。ですが、凪ちゃん自身で得た氣を扱うその力、誇って良いのですよ」
「……はいっ……!」
楽進は俯きながら、噛み締めるように頷いた。
……良い話のように纏めてはいるが、傍目から見ると、上げて落とす、ならぬ、落として上げているようにしか見えないことだろう。
「お待ちどうさまです。特製麻婆と炒飯でございます」
「……凄く長い時間待たされたような気がしますが、まぁ良いでしょう」
「そうですね」
山百合はこう言うが、店員は空気が読める人だったのである。
むしろ、感謝すべきかもしれない。
「…………しかし、真っ赤ですね。いかにも辛そうです」
「そうでしょうか? 食べます――「……いえ、遠慮しておきます」――おいしいのに……」
唐辛子ビタビタの麻婆豆腐に、はたして味が感じられるのだろうか。
とりあえず、この店の店主が、麻婆神父ではないことを追記しておく。
……ただし、常連客にそんな感じの奴がいるとかいないとか。
後日。
洛陽で山百合と楽進の仲睦まじい光景が度々目にされることとなり。
それに伴って、物陰に隠れて手ぬぐいを食いしばり、とても悔しそうにする霞の姿が確認されたそうな。
「山百合殿ーっ!」
「……おや、凪ちゃん。どうしました?」
「ウチの、ウチの凪がぁ……! キィーーーッ!!」
かなりのキャラ崩壊っぷりであった。
★ ★ ★
Side 陽
「なんでこう、タイミングが良いんだよ。いや、悪いのか」
本当に、勘弁してほしい。
そりゃさぁ、寄り道してた俺も悪いとは思ってるよ。
一度目は仕方ないとは思ってるよ。
だけどさ、二度目はないだろ。
向こうにしてみれば、ホームに帰ってきたのにすぎないのだろうけど。
何故いるんだ曹操軍。
「マジでさ、ジョーダンじゃねぇよ」
何が悲しくて辺りを警戒して歩かねばならんのだ。
バレるかもしれないスリル味わわなあかんのや。
ざっけんな!
と、まぁ警戒しつつ街中を歩いていると。
不意にそれが、目に映った。
「……なっ、んなアホな」
頭は否定している。
この時代に、あんなものがあるのは絶対におかしい、有り得ない、と。
だが。
身体が心が叫んでいる。
あれが、あの店(?)に飾られているものが。
紛れもない、太刀だ、と。
いや、明らかにおかしいだろ。
絶対に、作れる筈がない。
あの反りの少なさから、確実に室町後のものであると分かる。
軽く1200〜1300年は後の技術は必要になるはずだ。
しかも、太刀なんざ、元々日本特有のもんだ。
圧倒的に、否定する内容の方が多い。
しかし、だ。
現代、というか未来(?)で、ほぼ常に握っていたモノを、俺が見間違えるはずがない。
それに、時代錯誤なのは服のデザインとかを見て、散々知っている。
あとは、周泰だったか?
名前は兎に角、そいつが似たようなものを武器としていると聞いたこともある。
そんな訳で、強く否定したいが、本物だと信じている自分がいるのである。
……難儀なもんだぜ。
ま、なるようになるだろ。
★ ★ ★
「すいませーん」
店だと思ったら工房に近いものだった。
とりあえず呼んでみた訳だが、出てくる気配はない。
入ってみますかー。
不法侵入?
なにそれおいしいの?
「邪魔すんで〜」
何故だろう。
関西弁になってしもうたわ。
ここの空気に侵されたか?
ま、案の定、工房(?)に人の気配はなかった。
勝手に入っといてなんなんだけどさ、戸締まりぐらいしっかりしようぜ。
いや、今は都合が良いんだけどさ。
「おー……やっぱ本物だ。重心も、しっかりしてる」
この時代の剣に比べると随分軽いのだが、身体が覚えていた太刀の重さが心地良い。
しきりに持ち替えたりして、装飾も眺める。
外装を存分に堪能した後、黒塗りの鞘から、刀を抜いてみることにする。
「ふむ、なかなか」
刀身は充分に磨かれており、鏡のように輝いている。
刃も、しっかりと研がれていて、見ただけで凄い切れ味なのだろうことがわかる。
業物、とまではいかねーだろうけど、戦に使うには充分に武器となりうるもんだ。
「…………欲しいな」
なんていうかさ。
これなら、十全に闘える。
今までは剣しかなかったから仕方なく十分で我慢してたけど。
「……つくづく、良い出来やと思うんやけどなー」
「誰だ」
「うわわっ! ちょ、そない危ないもん、こっちに向けんといてぇな!」
いかんな。
太刀に見とれ過ぎて、散漫になってた。
後ろからの接近に気付かないとは。
思わず抜いていた太刀を、後ろからきた奴に向けてしまった。
相手を確認すると。
…………。
健全な男児たちには目の毒にしかならねぇファッションだなおい。
いや、至福なのか?
蒲公英一途だからわからん。
……おいそこ、一途とかお前が言うな、とか言うんじゃねぇ。
しかし、上、ビキニっぽいの一枚て。
男の埋伏たちが困ったのも頷けるけど。
てか、俺としては冬はどうしてんのかの方が気になるぜ。
どーでもいいけど。
……うん、何故に李典がここにいる?
「てか、なんでウチ、こそドロ相手にビクビクせなあかんねん! ……今ならまだ許したる。せやからそれ置いて、こっちに来ぃや」
「あん、こそドロだぁ? まだ盗んでねぇだろーが。それに、ある意味盗まれた側だしな」
「……どういうこっちゃ」
「こいつに、目を奪われたんだよ。……なんか急に恥ずかしくなったな」
くっさいセリフだぜ。
でも、事実ではある。
「………………」
「おーい」
「…………ホンマかっ!!」
「のわっ」
反応しないから、声をかけてやれば。
目をキラキラさせて、身を乗り出すように近付いてきた。
ちょっと引いた。
だが、縦揺れはゴチです。
……俺子飼いの阿呆ども、羨め羨め!
「いやー、兄ちゃんもお目が高い! ウチの傑作に目を付けるとは、流石や!」
「あ、そう」
「昔にな、それに似たモンが故郷にあってなー、ウチもそれに見とれてな」
「はぁ」
「時間と金が工面できたら再現したるっ! と、息巻いて作ったのはえぇんやけど……」
「使える奴がいない、と」
「そう、その通りや! 春蘭様は一発で折ってしもうたし、沙和も重いのー、とか言うし!」
なんで昔話と愚痴聞かなあかんねん。
あ、また似非関西弁が。
「そんで、終いには大将に制作止められてしもうて。それが、最後の一振りなんや」
「なんというか、ご愁傷様?」
「……てか、なんでウチ、こそドロに慰められとるん?」
知らねーよ。
つか、こそドロ言うなし。
「まぁ、確かにこれを扱うのは相当難しいな。上手く斬らないと、すぐ曲がるし折れる」
「あ、わかるか? せやねん、何本か作ったあとに気付いたんやけどな。斬る角度とか、全部計算されとる」
コイツ、すげぇな。
昔に見た奴を思い出して作るだけでも凄いが、太刀というものを、それだけの情報で見抜いている。
埋伏から聞いて、かつ、この工房(?)を実際に見て、技術者っぽいのがわかるが、相当レベルが高い。
「なぁ、アンタ」
「ん、なんや。あと、ウチは李典や」
「じゃあ李典。コイツ、俺に売らねぇか?」
「はぁ? 兄ちゃん、ウチの話、ちゃんと聞いとった?」
「李典こそ、聞いてたかよ。コイツの特性がわかった上で、売ってくれ、って言ったんだよ」
此処まで聞いて、売れって言う奴みたことないんだろうな。
てか、此処まで聞かなくても、誰も買われたりしなかったか。
まぁ、そうだろうさ。
この時代だし、こんな細い剣でなにが出来る、というのが一般論だ。
飾り物としての価値も充分にあるけど、この時代の人間ではわからんだろう。
「……ん〜、まぁ、えぇか」
「いいのかよっ」
「いらへんの?」
「いや、欲しいけど」
結構、簡単に許可おりてびびりましたよ。
もうちょっと悩んで!
「……コイツで誰の血を吸うか、わからんぜ?」
「せやなー。けど、兄ちゃん、みてくれは怖いけど悪い奴じゃなさそうやし、えぇよ」
「見かけで判断しないでくれたのは感謝する」
別に、前に、犯罪者顔とか言われてちょっと傷付いていた訳じゃないぞ。
ホントだぞ!
てか、ホントに敵に売り渡してもいいのかよ。
「その代わり、たっぷり金は落としていって貰うで〜」
「出せる範囲で頼もうか」
まぁ、交渉成立、ってことで。
「アンタ、貴族の息子かなんかか?」
「なんでだ?」
「こない量の金、持っとるのはおかしいやろ!」
「そうか? まぁ、俺は貴族じゃねぇが、商会の経営者ではある」
「……もっと、搾れば良かったわ」
「はっはー、仮にも商売人が、悟られる訳にはいかんだろ?」
陽は語る。
「太刀、ゲットだぜ! 御都合主義もいいとこだがな」
と
氣の解説の巻、と、陽君の武器入手の巻、でした。
この辺は、独自設定です。
男よりつおい理由は?
→氣のお蔭です。
ってことで。
「その気になれば、かめ〇め波うてます。牡丹です」
マジか。
マジでか!?
「死にかけるけどね☆」
じゃあ、今なら大丈夫だね、死んでるし☆
「良い度胸してんなぁ、えぇおい! かーぁ!めーぇ!〇ーぁ!めーぇ!波ぁぁぁーーあ!!(セルボイス」
ぎぃやァァァア!!!
おしまい☆