(サブタイトルなんてないよ必須ってなんやねーん((殴 )
何となく物語をかきたくなったので友達にお題を聞いたところ、「赤ちゃん」と答えていただいたのでかくことにしました。
はい。
それだけです(?)
「ぅあぁぁ…」
俺は急いで今にも泣き出しそうな赤ちゃんを抱き抱える。
「あー…よしよし…泣かないでくれよ……」
この子は一昨日くらいに家の前に置いてあった。
誰が置いたのかもわかんねぇ……
正直赤ちゃんについては何も分からないが放置しておくのも可哀想だから1度家に入れた。
さっさと警察に行った方がいいんだろうか…
でも人と話すのが苦手な俺は警察官と話すのが嫌で行き渋っていた。
「どうしたらいいんだよ……」
抱っこしてずっと撫でていたらいつの間にか寝ていた赤ちゃんを見てほっとする。
寝ている間に準備して警察に行くか…?
早く警察に行かないと誘拐とか言われても嫌だからな。
布団の近くにあった哺乳瓶を倒しそうになりながらもそっと布団に赤ちゃんを置いた。
よし、上手くいった。
基本的に赤ちゃんを布団に置くと起きてしまうが…今回は起こさなかった。
俺天才かもしれない、と無理やり自己肯定感をあげながら服を探す。
今は午前6時。
夜泣きで全然寝れず、寝不足でふらふらとしながらカーテンを開ける。
「馬鹿みてぇな晴天だな…」
雲ひとつない、鬱陶しいくらいに清々しい晴天。
眩しい朝日が目に入り思わず顔を背ける。
こんな朝に起きていたのはいつぶりだろう?
俺は大学こそ卒業してはいるが、就活に耐えきれず引きこもりになり、趣味のイラストで依頼を受け始めたただのイラストレーターだ。
ずっと家で外に出ることも無くひたすら絵を描き続けている。
幸い、そこそこの値段で依頼を適度に受けることができているため生活には困っていない。
そして飯は出前で済むため滅多に外に出ることは無い。
そろそろ近所の人達にも顔を忘れられてるんじゃないだろうか。
俺が赤ちゃん持って出てくるの見たら驚くだろうなぁ。
そんなことを考えながら準備を済ませる。
眠っている赤ちゃんを起きませんようにと祈りながらそっと抱き上げる。
家の鍵を乱暴に掴み、数ヶ月ぶりに靴を履く。
半分体重に任せながらドアを開けて外に出る。
空気が綺麗だ………
適度に換気しているつもりだったが、やっぱり家は空気がこもっていたようだ。
俺は深呼吸してちょっと清々しい気分になりながら近くの交番へ向かった。
気が向いたら書くので多分次回はめちゃくちゃ遅いと思ってます(多分)(知らんけど)