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短編集

幸せって、なんだっけ

作者: 桜橋あかね

過去の「ちょこれいと」に似た作風……と言ってもなんですが。

思い付きです……(小声)


それでは、どうぞ。

毎日に追われて


学校に行って


生きていくには、大切だって


そう考えていた


幸せって、なんだっけ


なんだっけって思ったら


立ち止まって、空を見上げてみよう


満天の星空が君を見ている


それがいつしか『貴方』の顔が


思い出したのは何でだろう


それは恋なのか


運命なのかは分からない


けれど、私は『貴方』の事が


頭から離れない


明日、『貴方』に届けたい


キモチを乗せた、モノ――


▪▪▪


「ねぇ、隣のクラスの子……最近学校に来ないね」


「あの根暗な子でしょ?」


「うちのクラスの松谷君に告って振られてさ。それから来て無いみたいなの」


「えーっ?松谷君って、あの御曹司の?」


「そうそうー。あんな子は僕に合わないって、振ったらしいよ」






―――その日、松谷君が変死体で見つかるとは誰も予想は付かなかっただろう。

読んで頂き、ありがとうございました。

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