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竜に変身できる種族に転生したと思ったら、ちょっと違うみたいです。  作者: 秧摩 真羽


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納得

 レオン様は、いかつい肩をすくめてロジオン様に視線を向けると、ロジオン様は苦笑いを浮かべてその先を話し始めた。


「ん-、ミカエルとレオンとシリンに起こされた後、寝ぼけている俺を三十年ぶりくらいのルードリアの王宮に強引に連行したと思ったら、ウラジミールのことを聞かれたんだよな。

 昼間でも動ける吸血鬼で、魔法陣が得意だったウラジミールは、俺の手で三百年前に封印されているはずだが、その封印は大丈夫だろうな?とか聞かれてな。

 俺の記憶では、昔のウラジミールは魂を奪って自分の魔力に変えることと、やたら自尊心が高いことしか覚えていなかったから、ミカエルの問いに半信半疑だったんだ。

 封印も破られた気配も感じていなかったし。


 まあ、久方ぶりのルードリアだったし、ミカエルに叩き起こされたのは気に障ったが、王宮に以前会った時はまだよちよち歩きだったエーミールが大人になって、しかも可愛い子供、ルカを連れて歩いているじゃないか。


 それでエーミールも誘って一緒に昼食を食べながらその誘拐事件の話を聞いていたんだ。

 それで念のため、ウラジミールの棺を確認しようということになり、ルカ達は勉強の場に戻した後、国境越えの了解を経てミカエルと、エーミールと俺とレオンとシリンで洞窟に転移した。


 そうしたら棺近くには妖精族か魔族かの遺体が三体も転がっているし、棺に異様なほど魔力が溜まってるじゃないか。

 これはおかしいと思って、封印を確認しようと思ったら、突然エーミールが自分の城の異変を察知して顔色変えるし、間髪おかずに洞窟にルカとカイルが現れて、カイルがヴァルハランドの城で異変があったと言うし、ミカエルも千里眼でヴァルハランドの奥の塔が壊れてるとかいうだろ。


 しかもそのあとお嬢ちゃんの子守役の黒竜の女中が転移魔法で現れて、ウラジミールがベルトランという男の体を奪って館を襲撃し、転移魔法に耐えられない年の子供の命を奪おうとしていると言うじゃないか。

 そこでウラジミールをよく知ってる俺が子供を助けに行くから、ミカエル達は棺に直接触れないようにして、俺の後を追って来いと伝えたんだ。

 棺を持ってきたら、体を乗っ取られた奴も助かる可能性が高かったからな」


「なりゅほど!

 だから昨日ロジオンしゃま来てくれたんでしゅね」


 ああ、だからマーサはお父様達のところに向かったはずなのに、助けに来てくれたのはロジオン様が一番だったのね。


 納得。


読んでいただいてありがとうございます。

気に入っていただけましたら、ブックマークと応援よろしくお願いします。

また、お恥ずかしながら、誤字脱字ありましたら、報告よろしくお願いいたします。

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