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口達者になりたい

作者: 薄氷

「最近自分って口下手だなぁって思います。」

 最近、真面目に不真面目な小説の投稿をしている私なんですけど、最近自分って会話が下手なんだなと思うような出来事がたびたび起きてしまい、「自分って会話下手なんじゃ…………」と思い始めています。そんなこんなで今日はどうすれば今よりもマシに、より口達者になれるのかについて考えてみようと思う。


 初めに私の口下手とはどういった症状なのかについて簡単にまとめていこうと思う。大きく分けて「極端な遠慮」と「笑う時の感じ」の二点がある。

前者の方は困っている方も多いのではなかろうか。よくよくお店などで店員さんを呼ぶのを遠慮してしまうことである。「お気軽にお申し付けください。」などと書かれていても多少は遠慮してしまうということがあるだろう。ただでさえ接客業は大変なのにこっちの要望に応えてしまうためにご足労いただく…………というのは少しは申し訳なくなるわけだ。それをこじらせてしまってなかなか人を呼ぶことをしなくなってしまうのだ。他人に任せたり、時間がかかってしまうので、この症状はぜひとも治してあげたい。

 では、後者の方はどういうことなの?という方がいらっしゃると思うので簡単にすると、“笑う時にちょっと人を小馬鹿にしたような笑い方をしてしまう”のである。よく小説上で「フッ」なんて笑う人間を想像してみてほしい。カッコイイと思う人間もいるかもしれないが、それを現実でやってしまうと非常に人を小馬鹿にしたような笑い声になってしまうのである。ここでも二次と三次の相違点が見えたことに感心と落胆の感情を抱きながら、直しておかないとこちらは根本的に人を不快にしてしまうので、しっかりと治してあげなければいけない。


 以上、二点が私が口下手だと思ってしまう原因を作り出してしまっている。「もっと気軽に申し付けられたら…………。」、「もっとしっかりとした笑いができれば…………。」と思ってしまう。簡単に治すことができればどれだけ良かったでしょうと思わせてくれる。


 これを治すための方法を検索できる便利な時代になったものだが、そこに書かれていることを実践するためには経験がまだまだ足りないのだなと思ってしまった。一定水準の能力があってこその治し方しか書かれていない。つまり、「ゼロから始める口達者になるためには」はどこにも載っていないかもしれない、あれば教えてほしいものだ。


 ということで、結局というものの解決方法を見つけることはできなかった。このことから得たことといえば(当たり前だけど)とりあえず基礎的な能力は大事だということが分かった。どんなに初歩の初歩的な事しかそのことをやっていなかったとしても、「やっていたことがある」のと「やったことがない」に雲泥の差があるのは言うまでもない。だからこそ何事も体験することは大事なんだと思う。苦手な事でも挑戦。やってみなければわからない。


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