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プロローグ
なんとなく始まってる気がします。特に意味はない気がします。
私は今高校二年生
特に変わった事もなく
一年生が呆気なく終わり
恋したいと願っても
相手が居なきゃしょうがない
そう諦めていた
このまま恋もしないで私の青春は過ぎていくのか――
別に今までの生活に不満があるわけではない
部活動も頑張ったし勉強も頑張っている
でも
いつの間にか部活動が手に着かなくなった。
私が所属する美術部はとても楽しかった。
でもいつの間にか筆が動かなくなった
体が筆を拒絶するようになった
私はそれを部員達に見られないように退部した。
生徒会に入るという口実をつけて
もちろん生半可な気持ちで入ったわけではない
生徒会は凄く大変だと友達に何度も言われた。
でもあと戻りは出来ないから
私は前に進んだ。
私は前に進むしかなかった
そして