女性が隠した秘密
少し短いですが、よろしくです
荷物の整理をしている中でマリはある箱を発見した。
「なんだろう?この箱は・・・。 これは!曹長に報告です。」
「どうしたの?」
「報告することがあるので、曹長に報告してきます。 少し離れます。」
エルザは首肯定して作業に戻った。 マリは隊長と警戒をしているマリーザに報告に行った。
「副長!報告があります。」「なんだ?」
「耳を貸してください。」「?」
訝しげに頭頂部の耳を向けると、ある事実を伝えると、エリーザも真剣な顔になり、すぐに緩んだ。 しかし、ばれるわけにはいかないと、いつもの真面目顔に戻し、マサルに告げた。
「マリが不審物を発見したらしい。 確認に行くので、ここを離れて大丈夫か?」
「不審物?平気か?なんなら危険のない所に持って行って燃やすかい?」
「いやいや、燃やすなんてもった・・・こほん! 平気だ。 危険はないが、確認が必要な物なんだ。 構わないだろうか?」
「そういう事なら良いよ。 今のところは平気だからね。 双眼鏡もあるし。」
整理を始めて、見つかった戦利品をあげて、許可を出した。
「うむ!言ってくる。 何かあれば、すぐに来るからな!」
そういって二人は奥の集積スペースに入っていった。
「警戒は続けるか」
何も知らない男は生真面目に双眼鏡で辺りを警戒していた。
一方、集積スペースの三人は件の木箱を開けた。 そこには女性が男性に奉仕する際の道具や衣装、小物が入っていた。
「これは確かに危険物だ・・・。 これらは我々で管理する。 異議はないな?」
他の二人も赤い顔しながらも首肯定する。 いつか自分が使うために無くさないように共同管理のために変更したのだった。
「いつかこれでお慰めするのだ・・・。 バリエーションは多い方が良いからな。」
「そうですね・・・」「ですです」
三人の同盟が誕生した瞬間だった。
明日は暑い日でありませんように