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同居人は喋れない

作者:流美
 人身売買が許されるようになった世の中。檻の中から私を睨みつけてきたのは、鈴木拓という15歳の少年だった。
 毎月2万払いで拓を買った私。無愛想なだけだと思っていたが、どうやら拓は喋れないらしい。

 そんな拓の家庭力に驚かされながらも、夏を越え、秋を越え、そして冬を過ごしていく。拓は少しずつ、笑顔を見せてくれるようになった。

 順調だと思っていた。でもそれは、きっと勘違いだった。氷のような風が肌を刺す、真冬、拓は突然いなくなった。
 仕事から帰ったら、いつもなら家で待ってくれていた拓の姿が、その日は何処にも無かった。

 なんの前触れもなく消えた拓。1人分にしては多すぎる料理と、割れた茶碗を台所に残して――
プロローグ
2018/06/19 21:32
檻の中の少年
2018/06/20 21:51
買われるということ
2018/07/11 22:50
逃亡と嘘
2018/07/24 22:08
ワガママ
2018/08/22 21:29
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