リアル・アナフィラキシーショック覚え書き
今日子供がアナフィラキシーショック状態になった。
参考になるか分からないが、書いてみる。
前提条件
小さい頃から薬剤や花粉にアレルギー。
成人してから小麦、麦全般、甲殻類にもアレルギー出現。
用心のためエピペンを所持。
小さい頃から食べたり、飲んだり、接触して異常を感じたらすぐに言いなさいと言い聞かせている。
校舎のロビースペースに座っていたら、「蚊」の様な虫に刺された。
直後から全身の痒み、喉の違和感がおこる。
本人は蚊でアレルギーなんて?!と半信半疑ながら、ヤバいと思いだす。(ここで親にLINEしてくる)
普段飲んでいる抗アレルギー剤服用。
全身が動きにくく、喉にぽこっと何か出来たような気がして、エピペンを意識しつつ酷いアレルギーを起こした時用の頓服薬を飲む。
これで改善されなかったら、いよいよ救急車か?!
子供と電話で話して、全身状態を問うても、「眠い、しんどい、何かわからない!」
あ、意識朦朧としてる、こりゃダメだ‼(T-T)
(初めはホームドクターに連れていこうと思っていたが、迎えに行って連れていくまでもたない…)
救急車呼んで貰いなさい‼と指示するも本人は意味が認識できない。なんとかまわりの先生方に助けてもらって病院に行った。
診断は原因はこれと言い切れないが、虫に刺されてのアナフィラキシーショック…
帰宅してから、本人に色々確認しようとしても、大半のやり取りを覚えていなかった。
救急車で住所や電話番号を問われても言えず、かかりつけ病院の名称もわからずでかなり朦朧としていたようだ。
学校で周りにいた人達は普通に喋ってるし、大丈夫ね!という認識をしていた。が、実際はマトモじゃなかった。
アナフィラキシーショックと言えば、呼吸困難とか蕁麻疹が有名だと思うが、吐き気、下痢、悪寒、全身の倦怠感、痒み、冷や汗、歩く立つ等動けなくなる、意識レベルの低下も該当する。
普通に座ってるように見えても、状態が悪いってこともあり得る。
亡くなってしまうという最悪の場合が報道されて、アナフィラキシーショックと言えば最悪に重篤と思われがちだが、先にあげた症状でも当てはまると記憶の端しっこに残して欲しい。
小麦アレルギーが発症した時もうどんを食べて、吐き気、冷や汗、息苦しく咳が止まらなくなってでした。これもアナフィラキシーショックと表現出来ると言われてびっくり。