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やっと会えたね…2

「えっと…初めまして。工藤勇斗です。

これからよろしくお願いします。」


ずっと好きで思い焦がれていた、勇斗が目の前に

いる。爽やかな雰囲気は変わっていなかった。

でも、『1つ』だけ変わった事があった。

私の事を忘れているらしい。自分はこんなに

待って居たのに…忘れた事なんてなかったのに…

名前を言ったらおもいだしてくれるカナ…?


「嫌だなぁ~…ハジメマシテじゃなくて、久しぶり!の間違いでしょ?

あたしだよ?咲だよ?覚えてる?」


忘れられたショックで折れそうになる心を必死に

我慢して、元気な声で答えた。


(思い出してくれなかったら、死のうかな…)


「サキ…?カタギリ…片桐…咲……あ~!!咲!片桐咲!思い出した!!」


「本当に!?良かった~…ハジメマシテなんて

言われてショックだったよ…」


「アハハッ!悪りぃ悪りぃww!」


「何だ、片桐お前工藤と、知り合いだったのか⁈

ちょうどいい…片桐!工藤に、学校を案内してやってくれ!頼んだぞ!」


「わ、分かりました!…」












その後、咲に学校を案内してもらい教室

に帰ったオレを待って居たのは転校生恒例の質問攻めタイムだった…






なんとか、全ての質問を回答して逃げるように

咲と帰った。


「あぁ…つかれた。こんなに疲れたんだな…学校って…」

「すぐに慣れるよ!それより、あたしは聞きた事があるんだけど……」

なにかドス黒いオーラが咲から放出されている

「岸辺君が言ってた質問の答えなんだけど…」

「な、なんだよ…?」


「彼女はいますか?って質問だよ?覚えてる?」


そういえば、そんな質問があったような…


「彼女はいないが、Girl Friendは居ます。って

答えてたよねぇ…どういう事カナァ?」


「いや、フツーの友達だっt」


「ふぅーん…そうなの…」


「あぁ、そうだよ。妬いてるのか?w」


「べっ別に妬いてなんかないもん!!」


「それは、さておき…久しぶりだな。

本当に、咲と帰るなんて…まさか、25m泳げなくて、おねsy」


「それ以上は言わなくていいですぅ!!」


「まぁまぁ、言わせろよwそんな咲が、凄く綺麗

になってて最初気づかなかったんだぜ?」


「ご、ご機嫌取ろうとしても無駄だよ!

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!」


「照れるなってwwwあっもうそろそろ

家に着くから…また明日!じゃあな。」


「うん。バイバイ。」





死んだに等しかった頃の彼女は、もう居ない。


今の彼女は、あの頃のように生き生きしていた。










次の話は、ちょっとお休み。


キャラクター紹介をしようと思います。




病んだ女の子がみたい読者様すみません。








もう少し、もう少しだけお待ちを…

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