転勤そして転勤…
突然だが、オレこと工藤勇斗は凄く不安である。
理由は、小学校三年生まで住んでいたこの町に
帰ってきたからだ。何しろ、先週までアメリカの
カリフォルニア州に住んでいて、
がっつりアメリカンな暮らしに染まっていた
ために、日本での生活を忘れかけていて
当たり前の事が出来るか不安だったのだ。
ちなみに、なぜアメリカに住んでいたのかというと…
「えっと…靴は脱いで上がるんだっけ?」
「当たり前じゃないか勇斗(^∇^)!戻ってきて初っ端からそんなのだったら、Heavenにいる
Motherが、哀しむぞ(´・_・`)」
「ハイハイ…分かりましたよー
おかーさんさーせん!(棒読み)」
「おい!謝るならちゃんと謝れ(^^;;!しかしオレの嫁は綺麗だったぞぉー!勇斗にも見せてやりたいくらいだ(>人<;)」
そう、唯一の家族工藤祐介の転勤によるものだ。
そして、会話から分かるように母親は
オレを産んですぐに亡くなったらしい…
親父(祐介)が言うには、アンジェリーナジョリーと、石原さとみと、ミッフィーを足して二で割り
そして、五をかけた位の美人さんだったらしい。
親父が写真を
亡くしてしまったためにオレが見る事は出来ない。あの親父…いつか潰したる!
とぅるるるるるるるる!とぅるるるるるるるる!
「はいもしもし、こちら工藤です
あっ部長ご無沙汰してます。無事に日本にも着きました!えっ⁈ちょっ⁈それ本気ですか⁈
だってついたばっかりだし…あっはい…はい…
分かりました。」ピッ!
「話さなくてはいけない事がある…
落ち着いて聞けよ…勇斗…父さん、今度は
オーストラリアに行く事になった。」
「はァッ⁈マジで⁈オレはどうすんだよ⁈」
「その事なんだが、勇斗お前はどうしたい?」
「オレは……ここに残るよ…!だって
せっかく戻って来たんだし、入学手続きも済ませてあるんだし。さぁ、とっとと行った!オレも18だ!いつまでもガキじゃないって事!」
「うぅっ。(ノД`)勇斗は成長したな!
ダディ嬉しい!」
「オッサンが泣くなよ(´・_・`)気持ち悪りぃ。
月一で、お金振り込むの忘れんなよ。」
さっきは潰したるなんて言ったが、
こんな親父でも、母さんが死んだあと男で一つで
オレを育ててくれた大切な家族だ。だから、
親父の仕事の邪魔はしたくない。
「じゃあ、行ってくるぞ(´・_・`)ノシ」
「今からかよっ!?」
そして、荷物を整理し終わって
いろいろな手続きも終わったオレは明日から
高校三年生ってわけだ。
てゆーか休みたい(>人<;)
次から、学校です!
女の子もきっと出ます!(予定)