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告白

「え?!」

オレはすぐには会長の言葉が理解出来なかった。2人の秘密を言い合って、それから急な告白だ。無理もない。ぶっ飛んでいる。


「いやなのか?ぼくの彼氏になるのは…」


「いや!?彼氏もなにも、会ってまだ一日しか経ってないんですよ?!」


「一目惚れってヤツだ。悪いか?」

そんなドヤ顔で言われても…


「お…おぉ……」

彼女の素直さに思わず、感嘆の声をあげてしまう。


「それに勇人はアメリカに居たから知らないと思うが、うちの父は『五十嵐コーポレーション』の社長で、ぼくは令嬢なんだ。ぼくと一緒なら美味しい食べ物や、欲しい物のだいたいは手に入るんだぞ?損は無いとおもうが…」



『五十嵐コーポレーション』そういえば、今朝のニュースで特集されてたあの会社か…人工衛星や、電化製品…今話題のスマートフォンまで作っているらしい。


「そんな…ますますオレと不釣り合いです。もっと相応しい人がいるはずですよ!」


「ぼくには君しかいないんだよ。」


「いや、でm」


「いやだ!ぼくは勇人じゃなきゃいやなんだ!!これから、君だけを見て生きていく。これから、君だけの事を考えて生きていく。もし、君が望むのならぼくの処j」


「ごめんなさい!!考えさせて下さい!!気持ちの整理がつかなくて…一日だけ考えさせて下さい。」







「分かった…いい返事を期待している。仮にぼくを振ったとしても、ぼくは君を諦めない

。さっきは取り乱してすまなかったな…」


「いえ。大丈夫ですよ。じゃあ、オレはこれで。」

さっきは、考えさせてなんて言ったが…正直嬉しかった。彼女はスゴく綺麗で、どう考えてもオレなんかとは釣り合わない高嶺の花だ。それと、彼女に少しだけ恐怖を感じてしまった。どうして、出逢って一日のオレに告白なんてしたのだろう。何故そんなに必死になれるのだろうと…彼女はオレの全てを欲しがっている。そんな気がした…いい意味でも…悪い意味でも…







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