朝 Ⅰ ~ 飲み過ぎた二日間の次の次の日
今朝僕は生まれてはじめて
胃の痛みで起きられない
そんな朝を迎えた
おとといと
さきおとといの
無茶のせいだと
思ったのだけど
どうやら違うらしい
痛くて
寝返りさえ
うつ気をなくして
手のひらで
痛みのありそうな場所を
押さえたまま
布団の中でうずくまっていると
一人の部屋が
やたらと寒くて
胃袋がさらにぎゅっと
縮み上がってしまって
僕はぼんやりと
痛みのわけを考えてみる
理由なんていくらでも
酒とか
寒さとか
忙しさ
その他もろもろ
でも多分
決定的な一撃は
そのどれでもないんだ
きりきりと
内側から
僕を追いつめる音が響いてきて
僕はもう嫌になってしまった
実のところ
僕は
何を思ったときに
その痛みが走るのか知っている
ホントなら
胸に抱えるはずの
痛みを
胃袋が受け止めて
これは恋じゃないって
ホントにそうであれば良いのに
じわじわと
むしばまれていくような
痛みを握りしめながら
僕はぼんやりと
この想いの最期を考えてみる
どうして僕は
ここにいなきゃいけないんだろう
もういいよ
なんて
そんなことばかり思ってるんだ
日がだんだんと昇っていって
僕の世界を温めてくれると
痛みは和らいでいった
でもまだ
探せば痛みは
そこにあって
そして
君を想えば
すぐ
その苦痛は
戻ってきた
でも
思わずにはいられずに
僕はまだ
うずくまったままでいる
―――
本当にあれは何だったんだろうと思います。
午前は休みで、色々やろうとしてたこともあったのに、最初の時点(布団から抜け出す)でつまずいたのが響き、結局ほぼ何もできませんでした。
やれやれ(ー.ー;)