表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/45

朝 Ⅰ ~ 飲み過ぎた二日間の次の次の日


今朝僕は生まれてはじめて

胃の痛みで起きられない

そんな朝を迎えた



おとといと

さきおとといの

無茶のせいだと

思ったのだけど

どうやら違うらしい



痛くて

寝返りさえ

うつ気をなくして

手のひらで

痛みのありそうな場所を

押さえたまま

布団の中でうずくまっていると


一人の部屋が

やたらと寒くて

胃袋がさらにぎゅっと

縮み上がってしまって


僕はぼんやりと

痛みのわけを考えてみる



理由なんていくらでも

酒とか

寒さとか

忙しさ

その他もろもろ


でも多分

決定的な一撃は

そのどれでもないんだ



きりきりと

内側から

僕を追いつめる音が響いてきて

僕はもう嫌になってしまった



実のところ

僕は

何を思ったときに

その痛みが走るのか知っている


ホントなら

胸に抱えるはずの

痛みを

胃袋が受け止めて

これは恋じゃないって

ホントにそうであれば良いのに


じわじわと

むしばまれていくような

痛みを握りしめながら

僕はぼんやりと

この想いの最期を考えてみる



どうして僕は

ここにいなきゃいけないんだろう

もういいよ

なんて

そんなことばかり思ってるんだ



日がだんだんと昇っていって

僕の世界を温めてくれると

痛みは和らいでいった


でもまだ

探せば痛みは

そこにあって


そして


君を想えば

すぐ

その苦痛は

戻ってきた



でも

思わずにはいられずに


僕はまだ

うずくまったままでいる




―――


本当にあれは何だったんだろうと思います。


午前は休みで、色々やろうとしてたこともあったのに、最初の時点(布団から抜け出す)でつまずいたのが響き、結局ほぼ何もできませんでした。


やれやれ(ー.ー;)



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ