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レイプ犯罪の終わり

 男は妻の胸を()んだ。

「胸が小さいな、つまらん」と男は言い、ポケットから折り畳み式のナイフを取り出した。そのナイフはいかにも造りが頑丈そうで、刃も重厚なもので鋭そうに見えた。そして山小屋の薄闇の中で白く光っていた。妻は恐怖に縛られてその刃物を見つめるしかなかった。

 男は妻の喉元に刃物を持ってきた。男はナイフで妻の首のけい動脈の上を冷たく()でてから妻の(えり)に刃物を差し入れた。そして妻の絹のシャツを切り裂いた。妻の紫色のブラジャーが現れた。

 男はそのブラの胸の前を刃物で裂いた。

「ちっ、胸が小さいな」と言いながら男は妻のスカートを切り裂いた。男は妻が恐怖に体を硬直させる中で下着を裂いた。

「尻がでかいな。なんだよ、ケツの穴が汚ねえ。足が短いな」男はナイフの刃で妻の腹を撫でた。妻の股間にナイフを当て、陰毛をぞり、と音を立てて剃った。

 ははは、と男は愉快そうに笑った。「いい女になったんじゃないか? 謝れよ」

「……ご、ごめんなさい」

「それだけか? もっと言うことがあるだろ」

「ごめんなさい、あたしはただのブスです」

「ははは。良い子になって来たじゃないか。初めからその態度でいればよかったんだ。今すぐにあなたの男のモノがほしいですって言えよ」

 妻はその一言にかっとなった。この男はどこまで調子に乗るつもりなのかと妻は思った。「言うわけがないじゃない。バーカ!」

 覆面から(のぞ)く、男の唇が大きく歪んだ。そして男は妻の顔面を殴った。妻が黙ると男は先ほどの妻の反抗を許さん、とばかりにさらに殴った。

「殺すしかないようだな」

 男が本気で言っていることが妻にはわかった。助かるためには男に従うしかないと妻は思った。

「……い、今すぐにあなたの男のモノがほしいです」

 妻が言うや男は(おど)すように妻の目の前に刃物をちらつかせた。妻は屈辱的なことに男のモノを自分から口に含み、しゃぶってみせなければならなかった。男に従うことで妻は自分が殺されずに済むかもしれないと恐れの感情で思った。そこにはわずかに理性も含まれていた。決してこの男に逆らってはいけないのだと。さもないともっと、もっと痛い目に遭わされることになると。

 強姦されて腰を振られている間、妻は男のモノの小ささを感じていた。小さすぎて中に()れられていることもよくわからなかったくらいだった。それでも男は気持ち良さそうに腰を振って声をあげて射精した。

 さらに男が二人、現れた。背の小さい、筋肉質の男と、背の高い細身の筋肉質の男だった。二人とも覆面を被っていた。小さな方の男がすぐに男性性器を出して妻の中に挿入した。

「たまんねえ、こんないい女が俺の言いなりになるなんてよ」背の小さい方が言った。

「早くしろよ、俺も我慢できねえよ」背の高い方が言った。

 男たちは三人で妻を交代、交代で強姦した。それが翌日も、翌々日も続いた。妻にとっては永遠に思えるくらいの時間だった。妻は固く目を閉じてその屈辱の時間をやり過ごした。

 やがて男たちは妻の目にガムテープを貼って塞いだ。いよいよ用が済んで殺されるのかと妻は恐怖した。

 妻は体を持ち上げられて山小屋の外に運び出された。それから車の後部に裸のまま乗せられた。車は十分ほど走ってから止まった。そして男たちは裸のままの妻を外に放り捨てた。

「放置プレイでラストってのはどうだ?」男は言った。「いいか、足を閉じるなよ。人に見つけられるまで足を開いたままで女のモノを隠さずに見せろ。いいな」

「は、はい」妻は足を広げて女性性器を(あら)わにした。

「俺たちが戻ってきて、そのとき足を閉じていたら殺すからな」

「は、はい」妻はさらに足を開いた。

「そうだ。女ってのはそういうふうに男に素直に従うものだ。これからは男への口のきき方に気を付けろよ」

「は、はい」

 翌朝、妻は山菜取りに来た町の老人によってまだ生きている状態で見つかった。老人は女性性器を見せつける屈辱的な姿をしたままの妻を見つけた。



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