47.戦闘の授業5
「まずは、矢の作り方を学ぼう。鍛冶魔法のやり方はわかるね?」
私は首を縦に振る。
「よし、じゃあこれを見本に、金属の矢を7本作ってみて」
矢の形を見ながら、私は鍛冶魔法を使う。
そして、同じ形の金属の矢を7本作り上げた。金属の量は、ちょうどよかった。
「できました」
私は甘党先生が矢を見られるよう、机の前からどいた。
「うん、きれいだね。これなら空気の抵抗も受けにくいでしょ」
合格っぽい。
次は……と、甘党先生は話を続ける。
「この矢たちに、魔法を付与してもらう。まずはこれに火魔法を。物に当たったときに、そこから炎が上がるように魔法陣を刻むんだ」
付与魔法をということは、外が闇属性、中が各属性のあの魔法陣か。今回は中を火属性で描く。火力や場面設定を細かくして、完成だ。
「これでいいですか?」
「うーん、たぶんいいと思う。次行ってみよう」
私は次々と矢に魔法を付与した。
魔法陣の中を水属性にした、途中で氷の矢が拡散される魔法。ちなみにこの時に氷の矢を試しに1本作らされた。
そして風属性の、飛んでいきやすい、というかとんでもないスピードで飛んでいく矢。
土属性の、ついたところに土の壁を作り出す矢。
毒属性の、当たった相手に毒を付与するという矢。
光属性の、当たった相手を回復させる、アンデットだったら浄化する矢。
闇属性の、モヤモヤが出てきて相手を拘束できる矢。
多種多様な、とても強い矢がたくさんできた。




