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プロローグ

焼き直し作品になります

九原悠斗くはらゆうと40歳は、いつものように薄暗い部屋で本を読みふけっていた。彼は人付き合いを避ける陰キャで、もちろんニートだ。人前に出ることを極度に恐れていた。しかし、その静かな日常は突如、まばゆい光に包まれた。光の中で意識を失い、目を覚ますと見知らぬ世界に立っていた。

目の前には美少女が居た。

「あなたがダンジョンマスターですね。これから私、ハルがサポートします。どうぞ、よろしく」

「よ・よろしくお願いします」

とっさに目をそらしてしまうがやはり男の子なので美少女は気になるからチラチラと見てしまう。身長は150cmくらいだろうか腰まである銀髪ツインテールに肌は色白で金色の瞳が目を引くクール系な印象の美少女だ。

「その・サポートしてくれるのは嬉しいんだけど何が起こったのか教えてもらえるかな?」


そして分かったのは悠斗は死んでしまった事

異世界に転生した事

その時の願いでダンジョンマスターとなった事

転移場所は辺境を希望した事

以上になる


当時の僕は絶対に、なーろっぱを想定してたんじゃないか?

じゃないと、このSFファンタジーの世界でダンジョンマスターとか意味不明なものになるはずがない。けどなってしまったものは仕方ない何とかして生き延びなければならない。


「つぎに現状の確認をします」

「はい。お願いします」


ハルの話では帝国の領土だが辺境で採掘される資源が思ったより少ない割に宇宙海賊が多くて撤退した事業らしい。国が手を引くとイナゴの様に宇宙海賊は何処かへ行ったそうだが、すべてが0になっているわけでもないらしく細々とやっているところが採掘業者も海賊もいるらしい。

僕がいるのは、そんな廃棄された資源小惑星で元海賊のアジトらしい。

国王の直轄領と言うわけでもなくどこぞの貴族の領地らしいが今の自分には関係ないだろう


「次にマスターと私の能力の確認を行いましょう」

その言葉に僕は驚いた!チート能力きたこれ!

「マスターは魔石を生み出すことが出来ます。その魔石に応じてダンジョンコアである私がモンスターや装備などを生産することが出来ます」

「ハルさんはダンジョンコアだったんだ」

「はい」


じゃあ実際にやってみましょう。という話になりやり方は簡単で手のひらの上に魔石をを作るイメージで出来るらしい思いのほか簡単で助かった。ちなみに魔石は大・中・小の三段階とその上にダンジョンコアとなるらしい。

出来上がった中くらいの魔石をハルさんに渡すとハルさんはそれを胸元で両手で握りしめると魔石が光り出した。その魔石を床に置くといっそう強い光を発光したら骸骨が豪華そうなローブを羽織っているモンスターが現れた。

「うぇっ!骸骨」

「ダンジョンといってもSF世界ですし冒険者がやってくるとも思えないので外での活動をメインに考えると不死系である程度の知能がある方が良いかと思ってリッチにしました」


その後3人で周囲を見回すと、悠斗の周辺にはsfを思い浮かべるような計器類が並んでいる。取り合えずステータスオープン・アイテムボックスや鑑定など色々と叫んでみるがなにも反応は無い。

「ホントに魔石作るくらいしか能力ないんだね」

「そう説明しましたが分かりにくかった?」

「いえ、それでも藁にも縋る気持ちだったので」

「そう、残念でしたね」


仕方ないので散策をすることにした。もらえた能力に機械類の基本操作は出来るようだがもっといいものが欲しかった。

食堂をまわったが食料はあったが明らかに腐っていて掃除&メンテナンスから始めないとダメだろう。スライムを召喚してゴミを消化させよう

お風呂は大浴場のようなものはあったがこれも使われていなかったみたいだから、こちらも掃除&メンテナンスが必要だろう同じくスライムを召喚

寝るのはカプセルのようなものが大量にあったのでこれは使えそうだ


最初の指令室のような場所に戻り今後の話をした。


悠斗は新しい世界で安定した生活を送りたかった。だが彼の目の前には多くの課題が立ちはだかっていた。その中でも、彼らの居住地であるダンジョンを維持し、発展させるための資源が必要だった。ハルは悠斗の願いを叶えるためにも、採掘作業の重要性を強調


「マスター、このダンジョンを維持し、さらにあなたが安定した生活を築くためには、資源の採掘が不可欠です。私たちはこの世界に慣れていないため、自給自足ができる環境を整える必要があります」


ハルの提案により、悠斗はダンジョンの深部へと進むことを決定した。そこには、豊富な鉱物資源が眠っており、彼らにとって貴重な収入源となる。採掘はダンジョンの維持だけでなく、彼らの生活基盤を強固なものにするための第一歩であった。


「資源の採掘を優先しましょう。それで最初に労働力としてゴブリンを召喚しましょう」

とハルが提案してきたので即採用した。


僕は、小魔石の力を利用して、ゴブリンを召喚した。彼らの体格は小さくて力も弱いが、数を増やすことで基本的な採掘作業効率をよく獲得します。ダンジョン内部で活動するゴブリンたちは、次第に資源を蓄積していきます。誰もいないこの小惑星にとって、彼らの存在がとても重要です。


それから数週間後「次はもう少しのカスタマイズ作業ができる存在です。」ハルが提案すると、次はどうなるんだろうと不思議に思っていると。

「今回は、より器用で工作能力に優れたコボルトを召喚しましょう。コボルトはゴブリンよりも賢く、工具の製作や複雑な機械操作が可能で、ダンジョンの設備の改善や維持にも大いに役立ちます」との事だった

新たに召喚されたコボルトたちはすぐに仕事に取り掛かった。彼らはゴブリンたちが採掘した資源を活用し、採掘道具や簡易的な武器を製作し始めた。これにより、採掘の効率だけでなく、ダンジョン内部の防衛力も強化された。コボルトたちの技術力は日々向上し、彼ら自身もその作業に適している

「この調子で行けば、中くらいの魔石で召喚して、さらに強力な存在を呼び出せるかもしれませんね。」

ハルは悠斗に向かってニッコリ笑った。悠斗もまた応え、彼らの新しい生活に一歩一歩前進していることを感じている


資源がある程度貯まると、新しい魔物を召喚する決意をしました。ゴブリンたちより強力で耐久性のあるオークやオーガを召喚することにしました。これらの魔物は、ゴブリンやコボルトよりも遥かに力強く、困難な採掘作業や重い物の運搬に適していた。


オークとオーガが加わることで、ダンジョン内の作業は劇的に変化した。オークたちは体躯が大きく、粗暴で直接的な力の行使に長けていたため、岩石を砕く作業や大規模な採掘が飛躍的に速くなった。一方、オーガはその巨体と圧倒的な力で、大量の資材を運べるよう、作業効率が大幅に向上した。


これらの新たな労働力の導入により、資源の採掘量は前にも増して増加し、ダンジョンのさらなる発展が見込まれるようになりました。悠斗とハルは、この進展に満足しながらも、次なる大きな挑戦に備えていました。私たちはこれまでの成功を土台に、さらに大きな魔石を召喚し、新たな魔物の召喚をします。


資源が確保できた後、それをダンジョンの基盤強化に還元し、大きな魔石に変換しました。この魔石には強い魔力が宿っており、リッチが魔術回路を施すことにより更に上位の魔物を召喚できるようになります。結果ハルがパラケルススを召喚に成功しました。


パラケルススは錬金術の専門家であり、その知識と技術を活かして、リッチたちと共に機械の操作や解析を行う役割を担っています。彼らを助けて、ハルと小惑星の設備を最適化し、さらに効率的な生産システムを確立していると言えます。


こうして、僕の指揮の下、ダンジョンは徐々にその機能を変化していき、未知の小惑星での生活基盤を確立していくのでした。。

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