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アイドル女子寮奮戦記・改  作者: 青獅子
中学3年生
3/20

入寮!①

8月下旬、俺・相川優(あいかわゆう)はシニアチームを引退したことと、夏休みの課題を終えたことをいいことに、姉の優衣(ゆい)と妹の優里(ゆり)とともに、引っ越し作業に追われていた。




引っ越し先は都内某所の大浴場とプール付きという推定80億円の大豪邸だ。しかし、金の出処はどこから出た?そして、仕事柄自宅にいないことが多い両親はここに住まずに、俺と優衣姉・優里だけここに住むとのことだった。しかし、3人で暮らすには広すぎる。実家ですら4LDKだぞ。とはいえ、通っている中学の近くにあるのは助かるな。優衣姉も優里も同じ中高一貫の学校に通っているから、3人とも通学の手間が省けるのが幸いだ。




親父に言われた部屋に引っ越す作業を済ませると、優衣姉が夕飯の買い出しに出かけた。そして3人で夕食を食べる。そして夕食後、3人の部屋以外は空き部屋だと思い、部屋を回ってみた。しかし、部屋を開けてみるとどの部屋もすでに家具や荷物が揃っていた。そして俺はこの事実を翌日、知ることになることをその時は予想していなかった。




◇ ◇ ◇




そして翌日、俺は優衣姉に起こされた。スマホを見たら、親父からLINEが届いていた。優衣姉と優里も同じ内容のLINEが届いていた。そして、親父からのLINEの内容はこうだった。




「今日から新人アイドル20人とお手伝いさん2人が今日からお前らの引っ越し先で生活する。夕方には着く予定だから今すぐ掃除をしろ。あ、夕食は作らなくていいぞ。夕食はもう25人分注文したから。それに22人分の家賃は全部お前らのものだから」




は?部屋掃除しろってこの家の広さどれくらいあると思ってんだよ。引っ越したばかりで綺麗とはいえ、ちゃんと掃除したら3人がかりでさえ丸一日かかるぞ。




俺たち3人は早速、家中を掃除した。結局午前中はすべて掃除の時間に費やした。そして昼食を食べ、再び掃除の時間に入る。




◇ ◇ ◇




夕方、やっと掃除が終わったと思ったら、ちょうど女の子の集団が「こんばんは~今日からお世話になります!」と言う声とともにやって来た。そして、その女の子の集団とともに親父がやってきた。




「優衣、優、優里。今日からここで生活する新人アイドル20人とお手伝いさんの2人だ。あ、このアイドル・ツバキガールズは全寮制だからな。ちゃんと全員いるぞ。じゃあ、お前ら頼むぞ」




と言って親父は去った。そして注文した夕食が届き、パーティーが始まった。




まずは俺・優衣姉・優里の自己紹介から始まった。




「相川優です。もうご存知かと思いますが、僕と姉の優衣、そして妹の優里の父親はSNミュージックの相川社長です。よろしくお願いします」




俺はそんな感じで自己紹介をし、優衣姉・優里も似たような自己紹介を行った。そしてお手伝いさん2人、早川柚乃(はやかわゆの)さんと尾関(おぜき)あずささんの自己紹介。2人とも20代とのこと。そして各メンバーの自己紹介が始まる。




・・・しかし、みんな可愛いな。さすがに全国3万人の中から選ばれた20人だけあるわ。




◇ ◇ ◇




メンバーの自己紹介が終わり、メンバーとお手伝いさんはそれぞれ自分の部屋に行った。昨日使わない部屋を開けてみると、どの部屋ももう家具や荷物が揃っていたのはそのためか。そして俺は部屋に入るメンバーとお手伝いさんを見つつ、大浴場へ向かった。大浴場は一度に約30人が収容できる広さだ。




俺は風呂に入り、すぐ風呂から出た。そして、俺が風呂から出て部屋に入るタイミングで、メンバーは一斉に部屋から出て大浴場に向かう。お手伝いさん2人と、優衣姉・優里もほぼ同じタイミングで大浴場に向かった。これから男子禁制のガールズトークが始まるんだろうな。




そして俺はみんなが風呂に入っている間に、颯爽と自分の部屋に戻ったのは言うまでもない。

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