姫ポジション
カンは缶蹴りで使う空き缶として、何度も子供達に蹴られていた』_φ(・_・
(つД`)ノ カァアアアアアアン
「なぁ、さっきから変な声しない?」
「確かに缶を蹴るたびに、何か聞こえるね」
『缶蹴りが行われる度に、カンは容赦なく思いっきり蹴られていた為、悲鳴を毎度あげてしまっていた』_φ(・_・
( ゜д゜) やっと気付きおったか
「空き缶が喋った!?」
(´・_・`) 恐れおののくが良い、我こそは……
「おもしろぉい!」
(つД`)ノ カァアアアアアアン
『子供達は喋る空き缶を逆に面白がって、更に声を出させようと空き缶サッカーを始めたのだった。カンは蹴られるごとに悲痛な悲鳴をあげていた。そして、いよいよ体力が底をつきそうになった時、カンを庇うように一人の少女が立っていた』_φ(・_・
「弱いものイジメはかわいそうだよ!」
( ;´Д`) カァアアン……弱い者……
『助けられながらも、ある意味止めを刺されたカンであった』
・・・・・・・
名前:カン
種族:空き缶(Lv.1)
体力:3(最大10)
技能:
言語理解(全異世界において言葉による意思疎通が可能)
状態:
側面に凹み×6+頭部に歪み
現在地:子供達の遊びで缶蹴りが物凄く流行っている公園
・・・・・・・
……続く_φ(・_・
( ;´Д`) まさかの姫ポジションぅえぇええ
憧れのポジションだねd(^_^o)
((((;゜Д゜))))))) 護られてどうする!