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一人(本)は嫌だ

我が身可愛さに、嘘をつく空き缶(´・_・`)


サイテー(・ω・)


((((;゜Д゜))))))) 『……』


『カンは、魔王とか何とか抜かしていた癖に、最終的には討伐されない為に自分をレアアイテムと偽った。マジックバックは、正真正銘の激レアアイテムだが、空き缶は何処までいっても空き缶である』_φ(・_・


( ゜д゜)……


「まず、このボロいマジックバックが国宝級?」


(´・_・`) うむ、このマジックバックは容量無制限、鮮度永久保持という破格の性能を持っており、かつての異世界から召喚された勇者が使用していた物だ


「……えぇええええ!? って、驚くわけないでしょ。そんなの本当なら、国宝級どころか伝説級の代物だし」


(´・_・`) だから、我のような知性を守護者的な何かが、マジックバックの中に入っておったのだ


『カンは、嘘に嘘を重ね自らがマジックバックの中に入っていた理由を述べた。最早、何故ゲス勇者が持っていたマジックバックが廃屋に捨てられるようにあったのか聞ける訳もない』_φ(・_・


( ゜д゜)……


「空き缶が守護出来ているのかどうかはさておき、何でそんな凄いマジックバックが廃屋に捨てられてるのさ」


( ゜д゜)……お主、細かいことを気にするのぉ。そこは、『うっひょう! ラッキー! こんなボロ小屋で、いきなり伝説アイテムゲットで、ヒャッハーだぜ!』とかならぬのか


「なるわけないでしょ。あからさまに怪しい空き缶が、薦めるアイテムとか完全に警戒対象だよ」


( ゜д゜)……手強い


「それに、仮に本物だとしても見なかったことにして置いておくけどね」


((((;゜Д゜))))))) 何故だぁあああ!


「そんな伝説級アイテム持ってる事がバレたら、間違いなく僕消されて奪われるしね。そもそも、凄すぎて逆に売れたりもしないし。変な空き缶が付属品で付いてるっていうし」


(´・_・`) 最後のは余計だな


「ということで、別の人が来るまでまたバック入ってなよ」


((((;゜Д゜))))))) やめよぉおお!?


『少年は、さっと空き缶を拾い上げると、マジックバック中に再び入れ直そうとしていた』_φ(・_・


(つД`)ノ また数百年も一人は嫌カァアアアアン


「……一人……」


……続く_φ(・_・


´д` ; 寂しいのだぁあぁ


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