おぉ、情けない
『カンを装備したかっちゃん少年は、天の声に驚きながらも子供特有の順応力でそれを受け入れたのだった』_φ(・_・
「凄い歩きにくいんだけど!? コレとっていい?」
( ゜д゜)そのままで良い! 我を足につけたまま蜜柑の元へ走れぇええ!
「わ、わかったから叫ぶなよ!」
『かっちゃん少年は、完全に足で踏み潰されているのにも関わらず興奮して大声を出すカンにガチ引きしており、半泣きになりながらも勇気を出して蜜柑の元へと駆け出した』_φ(・_・
( ;´Д`)カィン
(つД`)ノコィン
´д` ;カキャン
「あぁもう! 走りにくいし、カンカンうるさいよ! コレ!」
「かっちゃん!? それに……え!?」
「おい! そんなに踏み潰したら缶蹴りに使いにくいだろうが!」
( ;´Д`)カァンゥゥウ……
『カンはその場の勢いで熱くなり自分を踏ませたが、かっちゃん少年が走るごとに自分が踏まれる事に気づいていなかった。実に間抜けである』_φ(・_・
「しょうがないだろ! こいつが踏め踏めうるさいし、踏んだら踏んだで何だがカンカン鳴くし! もう嫌だよぉおお!」
「かっちゃん……かわいそう……」
「お……おう……何だか大変だったな。どれ、俺が外してやるからもう泣くなって」
「うん……ありがとう」
『かっちゃん少年は、変態のカンにまとわりつかれていた所をヤンチャな高校生に外して貰った』
( ;´Д`)カフゥウ
「ほれ、次はこんな変なカンに頼まれても踏んじゃダメだぞ。嬢ちゃんも、ごめんな突き飛ばして、なんだかよくわからないが無性にこいつを使って缶蹴りしたくなっちまって」
「うん! 大丈夫!」
「蜜柑! あっちで一緒に鬼ごっこしようぜ!」
「うん!」
(つД`)ノカゥウウン
『カンは、震えるように声を絞り出したが手に持っていたヤンチャな高校生は逆に気味が悪くなり思わず落としてしまった。そして、そのまま何も見なかった事にして去っていった。そんなカンに近づく影が……』_φ(・_・
´д` ;……
「近頃のわかいもんは、もったらとこに空き缶さ捨て追ってからに。あぁ、ストップだ。そこに停車でいいべさ。ほさ、この缶もついでに頼んま」
「あいよぉ」
( ;´Д`)カァンゥゥウ
『そして、その後この公園で喋る空き缶を見かけたものはいなかった』_φ(・_・
( ゜д゜)は!? ここは!? とても恐ろしい夢を見た気がしたのだが……
カンよ(´・_・`)
((((;゜Д゜)))))))一果!? という事は戻ってきたのだな!
おぉ、カンよ。廃棄されるとは情けない(´・_・`)
( ゜д゜)……
((((;゜Д゜)))))))夢じゃなかったぁあああああ!?
……続く_φ(・_・
((((;゜Д゜)))))))のカァアアアアアアン!?
あらら(´・_・`)
( ;´Д`)カァアアアン





