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僕は異人です  作者: シノユウ
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仲間&文字

僕は今いる町アルサンを散歩していた。見たことないもで溢れている商店街やヨーロッパ風の家が建ち並ぶ住宅街などいろいろなところを歩き回った。少し疲れたので休める所を探していると路地裏で人が倒れていた。僕は急いで駆け寄り


「大丈夫ですか?」


と声をかけると倒れていた人はゆっくりとこちらを向いてきた。その顔を見た瞬間僕はびっくりした。なんと倒れていた人は女の子だった。しかも14歳くらいのだ。僕が驚いていると


「···をください」


と女の子が言った。僕には聞き取れなかったのでもう一度言ってもらうと


「食べ物をください」


と今度ははっきり聞こえた。僕は女の子に肩を貸しながら歩きはじめ、近くの喫茶店に入った。

適当な席に女の子を座らせてから僕はサンドイッチを頼んだ。

サンドイッチがくると、女の子はサンドイッチを頬張った。

女の子がサンドイッチを食べ終わるのを見て。


「僕の名前は紅葉楓。君の名前は?」


そう聞いた。


「私の名前はアエル·オストランです。私を助けていただきありがとうございました。」


女の子はアエルというらしい。僕は疑問に思っていたことを聞いてみた


「なぜアエルは倒れていたいたんだい?」

「私は冒険者をやっているんですが、最近お金が稼げなくて3日何も食べていなかったんです。」


僕は驚いた。なぜならアエルの格好は綺麗な白のワンピースにピンクの花柄がついた服を着ていたからだ。


「アエルも冒険者をしているのか。そんな可愛い格好をしていたから気付かなかったよ。」

「楓さんも冒険者なんですか?そんな変わった格好をしている人は始めて見ました。」


そうだった。僕は学校の制服を来ていたんだった。


「それよりもアエル、宿に泊まりたいんだけどどこかいいとこある?」


もう夕日がキレイに見える時間だったのだ。


「そうですね···私が今泊まっている宿屋アルバートとかどうですか?」

「じゃあそこにするよ。アエルってお金持ってないんじゃなかったの?」


僕は矛盾している事を聞いた


「そこの宿は先払いなんですよ!」


アエルは少し怒ったようにいった。


「なるほど。ではそこの宿に行こうか」


そう言って僕たちは喫茶店をでた。

アエルが宿屋アルバートまで案内してくれた。


「へーけっこう立派な宿屋だなー。」


普通の家が二軒は入りそうな大きさだ。


「いらっしゃい。アエルちゃんいきなり男連れてきたの?」


宿の人だろうか。


「違いますよ!この人は私を助けてくれたんです。宿屋を探していると聞いたから連れてきたんです。」


アエルは何故か顔を真っ赤にしながらそう言った。


「紹介しますね。この人はルナ·アルバートさんです。」


アルバートっていうと、この宿の名前だよな。この人が店主なのかな。


「僕は紅葉楓です。あなたがこの宿の店主さんですか?」

「父親がこの宿の店主だよ。私のことはルナって呼んで。」


なるほどルナさんのお父さんが店主なのか。


「僕のことは楓って呼んでください。」

「分かったわ。じゃあ楓君何日泊まるつもり?」


どうしよう何日にしよう···とりあえず1ヶ月でいいかな。


「1ヶ月でお願いします」

「1ヶ月ねー。金貨三枚だよ。」


この世界のお金はまだよくわからないな。


「聖銀貨で払えます?」


日本円で何円なんだろう。


「できるよー。聖銀貨一枚ちょうだい。はい、お釣りの金貨七枚。」


僕は聖銀貨一枚を出したんでが、お釣りがくるということは、金貨より聖銀貨のほうが高いのか。金貨十枚で聖銀貨一枚ということか。


「これが君の部屋の鍵だよ。無くさないでね。」


そう言ってルナさんは僕に鍵を渡した。


「ありがとうございます。」


そう言って僕は自分の部屋まで行った。


「今日はもう寝よう」


                   次の日


僕は朝起きて宿の食堂に行った。するとアエルが一人で座っていたので近寄ると、


「楓さんおはようございます。すみません、ご飯をおごってもらえないでしょうか?」


なるほど、そういえばアエルはお金をもっていないんだっけ。


「いいよ。その代わり僕に文字の読み書きを教えてくれないか?」


そう僕は文字が読めないのだ。


「いいですよ。すみませーん。サンドイッチください。」


またサンドイッチか。


「僕も同じのをください。」


アエルがサンドイッチを食べ終わるのを見計らって、


「アエル、文字を教えてくれ。」


文字は早いとこ覚えたい。


「いいですよ。ちょっと待っててくださいね。」


そう言ってアエルは自分の部屋のほうに行った。

アエルが帰ってくると、手にペンと紙を持ってきた。


「では、始めますよ。」


そう言ってアエルは紙に何かを書き始めた。

僕は記憶力はいい方なのですぐに覚えれた。形は違うけど日本語の平仮名みたいで、一つ一つの言葉にあった文字があり覚えるのはかんたんだった。


「楓さんもう覚えれたんですか?すごく早いです。」


そうなのか。けっこう簡単だったが。


「うん。けっこう簡単だね。」


僕がそう言うと


「楓さん記憶力いいんですね。すごいですよ。」


そんなものかね。


「ありがとうアエル。そうだクエスト行かない?アエルお金もってないんでしょ。」


僕がそう聞くと


「そうですね。クエスト行きましょうか。」

「よし、そうと決まればすぐ行こう。」


そう言って僕たちは宿をからでた。


一回なん文字くらいがいいのかまだよくわからないので基準を誰か教えてください。お願いします

登場人物の名前考えてくれるかた募集中です。

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