ギルド登録&お金
神様はギルドに行って冒険者登録しろって言ってたけど···それよりも
「ここはどこだーーーー」
僕は大声で叫んでしまった。その音を聞きつけたのか何かがこちらに来たような気がした。
「カサカサ···」
!?何か聞こえたような気がする
「カサカサカサ···」
!?
「だ、誰だ?」
僕がそう言うと同時に森の草木の間から音を出していた犯人が目の前に現れた。そいつは二足歩行で斧を持っている牛だった。
「ぎゃー」
僕はそう叫びながら早く森を抜けようと必死に走った。走っていると僕はあることに気がついた。
「疲れていない···」
僕はあることを考えた。僕は後ろから追いかけてきている牛を殴ってみた。すると牛は
「バタン!」
と音をたてて横に倒れた。僕は確信した。
「この世界では僕は···最強だー」
僕は牛の死体を引きずりながなギルドのある町を探し始めた。
二時間くらい森の中を歩きまわった。そしてようやくひらけた場所にでた。周りを見渡してみると看板らしきものが見えた。僕はその看板見たいな物に近ずくと、文字のようなものが書いてあるのが見えた。しかし、僕にはその文字が読めなかった。神様は言語は大丈夫と言っていたが、どういう事なんだろう?もしかしてあれは文字ではなかったのだろうか。まだまだ分からない事ばかりだ。
またしばらく歩いていると、今度は高い壁のようなものが見えてきた。どうやら町についたらしい町の門から町に入ろうとすると、鎧をきた門番らしき人物に止められた。
「そこのお前ちょっと待て」
門番は僕にそう声をかけてきた。どうやら神様が言っていた言語というのは会話ができるということらしい。まずは一安心だ。
「何ですか?」
僕がそう聞く
「お前が引きずっているのはミノタウロスだな。そいつをどうやって仕留めた?」
こいつはミノタウロスというのか。
「こう、腹をおもいっきり殴りました」
門番は驚いたような顔をして
「殴った!?それだけか?こいつは危険度B-だぞ···あ、そうかお前は異人か。なるほど、もう通っていいぞ」
門番はそう言って道を開けてくれた。
「すみません。ギルドってどこにありますか?」
「ギルドならこの道を真っ直ぐ行けばある。」
門番はそう教えてくれた。僕は門番に一礼すると町の中に入った。
僕が町を歩いていると視線が僕に集まっているような気がした。
少し歩くと大きな建物が見えてきた。どうやらここがギルドらしい。
ギルドに入ると視線がまた僕に集まって来たような気がした。
僕はそんな視線に気にせず受付っぽいところに行った。
とりあえず僕はさっきから引きずっていたこいつを売れるかどうかきいてみることにした。
「こいつを売ったり出来ます?」
すると受付の人は驚いたように
「買い取りですね。」
と言いながら奥に消えていった。少したって受付の方が僕のとなりにいたこいつを連れていった。
受付の人が再び帰ってくると、
「聖銀貨10枚になります」
聖銀貨10枚って何円なんだろう。
それよりも、本当の目的を果たさなければ
「あと、冒険者登録したいんですが···」
「冒険者登録ですね。それではまず、この紙の上に自分の血を落としてください。」
そう言って受付の方は真っ白のカードと針を渡してきた。僕は針で自分の指を刺して血をカードに一滴垂らした。
するとカードが輝きだし文字が浮かんできた。僕には何て書いてあるかは分からないが、受付の方が凄く驚いたような顔をしていた。
「全能力が最大、魔法は全属性の適正値がMAX···貴方は異人です···しかも普通の異人よりもはるかにうえの能力を持っています。」
僕はそんなにすごいのか。そう思いながら僕はカードを受け取った。
「それではまずこのカード事を説明します。まずここが自分の能力が示されています」
そう受付の方が指差したところに棒グラフのようなものがあった。
「そしてここは魔法の各属性の適正値が示されています」
そう言って受付の方が指差したところに、赤、青、緑、黄、金、黒色に塗られた棒グラフの様なものがあった。
「カードの色は冒険者のランクによって異なります。ランクFが白今の貴方です。ランクEが紫、ランクDが黄色、ランクCが緑、ランクBが青、ランクAが赤、ランクSが黒となっております。何か質問はありますか?」
「特にありません。」
僕はそう答えると受付の方はカードを渡してきた。
「よい旅を」
そう受付の方が言ってくれた。
僕はカードを制服のポケットにしまい、ギルドの外に出た。
まだまだ下手くそですが、これからも投稿していきます。
誤字、脱字があればメッセージのほうでご連絡いただけると幸いです