反逆者&姫
今僕はセリアの説教を受けていた。
「分かった?楓!」
「分かった、分かった。」
「分かってないでしょう!」
「カーンカーンカーンカーン···」
なんだ今のは!鐘の音だったな。
セリアの説教を妨げたのは、鐘の音だった。
「なんだ今の音は?」
「嘘でしょ···今のは鐘の音が四回したっていうことは···」
「町の危機ですね。」
そう説教を横で聞いていたアエルが言った。
「どういうこと?」
「町が何者かに攻められています。」
なんだと!いったい誰に···
「私達の町の近くに違う国があるの。そこかな?」
「それはないと思います。だってこの国とあそこは友好関係だったきがします。」
「それじゃあどこが···。」
「そんなことより今は町を助けよう!」
「そうですね。行きましょう!」
僕たちはこの騒ぎの元凶の元にたどり着いた。
「この鎧は···。」
「そうですね。隣の国の···アルブスの軍です···。」
「なんで?友好的じゃなかったの?」
「分かりません。」
なんでだ。なぜ攻めてくるんだ。
「とりあえずこいつらを止めないと。」
「そうだね。ルビー!」
「わかりました!」
そう言うとルビーはバンっという音と一緒に大きくなった。
「グァァァァァ!」
ルビーはそう吠えると軍の人たちは見える限り全員倒れた。
何があった?
「ルビー、何をしたの?」
「簡単な事ですよ。私の《波動》で動け無くしました。」
「それって僕にも使える?」
「わかりません。これは竜のスキルですから。」
なるほど、まあ敵を見つけたらやってみるか。
「次の場所にいこう。」
「そうね。」
「そうですね。」
僕たちは町の入り口まで来た。
「めちゃくちゃいるな。」
「ここも私が」
「ちょっと待って。僕がやってみる。」
僕はそう言うと体の中の魔力を強めていき外に溢れそうになった時に、
「《はっ!》」
僕はそう力を込めて言い、全身から魔力を一気に放出した。
すると軍の塊は一気に倒れていった。
泡を吹いている奴がいるな。やり過ぎたかな。まだ調節が難しい。
「さすが主です。」
「そうね。さすが楓だわ。」
「さすがです。」
「ちょっとやり過ぎたかもしれないけど、とにかく今は軍を潰そう。」
「そうですね。」
「ルビー、アルブスまで飛んでいける?」
「行けますよ。」
「じゃあ、ルビーに乗って行こうか。どうしたの二人とも?」
「乗って行くって無理じゃないですか?」
「その辺は大丈夫です。私が竜のスキルを使えば。」
へー、そんなことも出来るのか。竜って便利だな。
「じゃあ行こうか。」
そう言うとルビーは伏せてくてた。
乗れっていうことか。
僕たちはルビーに又借り飛んでいった。
「下に軍がいるな。ルビー頼める?」
「分かりました。」
ルビーはそう言うとまたグァァァァァと吠え敵を殲滅した。
そうこうしているとアルブスの首都ロザニカが見えてきた。
「なんか燃えてないか?」
「はい、燃えています。火の魔力を感じます。」
「アルブスでなにがあったんだ···。」
「反逆とか?」
「そうかもしれません。アルブスの軍は好戦的だったと聞いています。」
「なるほど、アルブスの軍が暴れていてそれが僕たちの国エルンストに来たということか。」
とりあえず軍を止めるか。
「ルビー、《波動》で軍を止めるよ。」
「分かりました。」
そう言うとルビーは降下した。
「じゃあ行くよ!」
「「「おお!」」」
それから僕たちは軍を倒していった。
僕たちは王様の住んでいる城にきていた。
「ここからが勝負だよ。」
「そうですね。」
「行くぞ。」
僕たちは城の中に入った。
いろんな所から血の匂いがする。廊下で死んでいた人もいた。
「王家の方々は大丈夫かな?」
「わかりません。大丈夫なことを願いましょう。」
「そうだね。」
僕たちは城の最上階の一番奥の部屋についた。
「誰か助けてくれ!」
そう部屋の中から聞こえた。どうやらまだ生き残っている人もいるようだ。
僕たちは部屋に飛び込んだ。
そこには、十二歳くらいの女の子と十八はありそうな男の人、王冠を被った男性。ティアラを被った女性
とその人達に剣を向けている人がいた。
「お前達それ以上近づくな近づけばこいつ···」
「《はっ》」
僕はそいつが最後までいう前に倒した。
「大丈夫ですか?」
「あ、ああ助けてくれたこと感謝する。」
「それよりもこいつらはいったいなにを···。」
「反逆行為だどうやら国のやり方にいい思いをしていなかったのだろう。」
「なるほど。」
「あなたは!貴方は誰ですか···?」
「僕は紅葉楓です。」
「私はルーン·オルア·アルブスですわ。」
「アルブスということは···」
「はい王家の者ですわ。」
そう少女が言った。
僕たちはそれを聞いた瞬間頭をさげた。。
「頭をあげてください。」
僕たちが頭をあげると王様のようなひとが話かけてきた。
「私がこの国の国王アルフレッド·オルガ·アルブスだ。悪いんだが連絡先を教えて今日は帰ってくれないか?いろいろ片付けたくてな。」
「分かりました。では国王。」
「ちょっと待ってください!お父様私はこの方々について行ってもよろしいでしょうか?」
「それはなぜだ?」
「見極めたいのですわ。」
「そういうことか、ああ、いいぞ。」
「ありがとうございます。」
「ちょっと待ったー。なぜそんな事に?」
「見極めたいのですわ。」
「何をですか?」
「あなた方をですわ。」
「はあ···分かりました。では行きましょう。」
「はい!」
ということで僕たちは一国の姫について来られるようになった。
どうしてこうなった。
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