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プロローグ2

「あの~もしもし?起きて下さい?あの……」


ん?うるさいね!誰?せっかく人が気持ちよく寝てるのにさ!


「そんな事言わずに起きて下さいお願いします」


私は誰かに起こされたので目を覚ますとそこには、金髪の小学一年生位の男の子が居たのだった。ん?あなたは誰だ?どうして私の部屋に居るんだい?


「いやここはあなたの部屋ではなくて、天国への扉ですよ!」


は?何を言ってるんだいこの子は?ここは私のへやだろぅ……あれ?ここは何処なんだ?私の目の前に金色の大きな扉があるね!こんな物は私の部屋には無かったはずだよ!


「だから違うって言ったじゃ無いですか!それと気づいて無いと思いますので言いますけど、あなたは既に死んでいます。そして今は魂の状態ですので。」


え?死んでいる?魂の状態?何を……うわ!なんだこれは宙に浮いている?体が無い!


「分かってくれました?」


ちょっと待ってくれ!……確か私は昨日はつまらない合コンで飲みすぎて……そしてアパートについて階段を……確か!あの時目の前が光出して……そうかあの時に私は落ちて死んだのか……なるほどね!まぁいいわ!どうせ生きていても面白く無かったしね……


「良かった!分かってもらえましたね!まぁよく居るんですよ自分が死んだ事を理解出来ない方が」


そうなんだ!それより僕は何者なんだい?まさか神様とか言わないよな?


「失礼ですよ!これでも僕は神様何ですよ!……まだ見習いですけどね!」


おいおい?神様の見習いとかあるのかい?大丈夫何だろうね?


「大丈夫ですよ!」


そうかい!ここが天国の扉の前だと言う事は、私は天国に行けるのか!


「そうですよ!あなたは今までの人生で沢山の善意をしてきたので、天国に行けます。」


善意?そうなのかい?それは知らなかったよへー私がね?


「そうです善意とは自分で気づかずしていることなので……それではそろそろ行きますね!」


ああ頼むよ……


「それでは……汝……萩野美子はぎのよしこあなたを……」


ちょっと待てー!小僧!


「何ですか?せっかく良いところで!邪魔しないで下さいよ!」


いや?ちょっと確認したいんだっけど?今名前なんて言った?


「え?自分の名前も忘れたんですか?もう!仕方無いですね!じゃあ言いますよ?あなたの名前はですね……萩野美子はぎのよしこ88才です」


そうかそうかなるほどな!……分かったよ!


「良かった!思いだしてくれて!」


ああ確かに良かったよ……て、言うか!この出来損ない神が!


「なんて!事言うんですか!これでも神様の端くれなんですよ僕は!天罰がくだりますよ!」


じゃあお前に天罰を下しな!……良いかいよくお聞き!私の名前は荻野美子おぎのみこだ!年もまだ40うん才だ!


「え?今おぎのみこと言いました?」


ああそうだね!それとな萩野美子は私の部屋の隣の婆さんだよ!確かボランティアの活動を長年していたはずだよ。


「……………………ど、どうしよう……」


どうしようって私が聞きたいね!そうだ!間違えなら私を生き返らせてくれよ!神様なら出来るんだろ?


「えーとですね……死んだ人を現世に生き返らせる事が出来ないんですよ。それにもし生き返らせる事が出来たとしても、もう既にあなたの体は無いのです」


もう無い?……もしかして?


「はい……既に火葬されてます……」


おい!どうしてくれるのさ!


「仕方ありません……最後の手段を使います」


最後の手段?それはなんだい?


「それはあなたを異世界に送ります。そこで今後を生きて下さい。」


異世界?何なのさそれは?聞いた事ないね?


「う~んラノベとかネット小説とか知りませんか?」


そんなのは知らないね?小説?あんな字ばっかりなのわ嫌いだね?


「そうですか……まぁ簡単に言うと、地球とは異なる世界って事ですね!そこはモンスターが居たり魔法とかがあったりする世界です」


へー魔法とかあるのか?それは面白そうだな!でも生き返る事は出来ないんじゃ無いのかい?


「ええ確かにだけど現世には生き返る事は出来ないんですよ。なので別の世界には生き返ると言うか本来なら転生で赤ちゃんからなんですが、今回はこちらのミスなのであなたが一番輝いていた姿で送ります。それとサービスで基礎能力を上げておきます。更にもう1つ僕からのプレゼントで何でも良いので欲しい物を差し上げます!」


何でもいいのか?


「ええ良いですよ!例えば最強の剣とか、絶対防御の鎧とかでも差し上げます」


ふ~んなるほどね…………


「決まりました?」


ああ!決まったよ!私の欲しい物は……お前を下僕として欲しい!


「なるほど僕を下僕として欲しいと……え?」


『承認しました!ただいまより転送いたします!』


「え!ちょっと待って!受理されたの?僕は嫌だー!」


目の前で小僧が叫んでいたすると、私は突然意識を失ったのだ。



お読み下さりありがとうございます。


感想。誤字脱字。評価ポイントなどよろしくお願いします。

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