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平穏な日常(後編)

「リーラちゃんが家の前でうなってるって、帰ってくる途中聞いたんだけど……」

「い、言わないで……」

笑顔でいるミーナさんとは対照的に、僕はテーブルへ突っ伏していた。

うう……せめて家の中に入って悩めばよかったぁ……。

家の前で恥ずかしさの為に頭を抱えているところを村の人たちに見られたらしい。

僕が気付かなかっただけでね……。

「皆、初々しくて可愛かったと言ってたわよ」

「にゃぁぁぁ……」

恥ずかしさに叫ぶ気力さえなくなっていた。

しばらくしてドアが開きディンさんが入ってきて、

「うん?どうした?今日のお手伝いはきつかったのか?」

事情を知らないので見当外れの心配をしていた。


「さぁお昼にしましょう」

ミーナさんが鍋と木の器を持って来た後にもう一度奥に戻り、今度は林檎の入った籠を手にしていた。

「果物が手に入ったのよ」

笑顔で言いながら言いながら林檎の皮をむき、四等分にして僕へ手渡してくれる。

「丸かじりはちょっと辛いかもしれないから」

「ありがとう」

シャリシャリ林檎を食べる音が響き、一切れ二切れと食べていく。

少しすっぱく感じたけど美味しくて、すぐに器を空にしていた。


器が空になるとミーナさんが麦で作られたお粥をよそってくれる。

スプーンですくって薄い塩味のお粥をすすり、お腹一杯食べれるだけでも贅沢だと感じられた。

食べ物がありふれていた時を生きていた僕にとっては、今の幸福感は経験できなかったと思う。

ダイエットやカロリー制限とか贅沢すぎる悩みなんだって感じられた。

「お腹一杯です」

お腹をポンと叩いて満腹だと行動で示す。

「林檎一つは多かったかしらね」

苦笑するミーナさんを見て、お腹を叩く事は行儀が悪かったかな?と思ってしまった。

「そういえば、リーラちゃんはどうしてあんなに疲れきっていたんだ?」

ディンさんの言葉に僕はキールさんに覗かれた出来事を思い出して、テーブルに突っ伏してしまう。

「私もリーラちゃんがこんなに恥ずかしそうになってるの見るのは、一緒に水浴びに行った時以来よ」

水浴びという言葉に突っ伏したままビクッと反応してしまう。

「ミーナの言葉の中に正解があるみたいだな?」

「そうみたいね」

行動で察してしまったらしく、苦笑しながら僕を見つめる二人だった。


何とか復帰した僕は、ふと思いついたことを聞いてみる。

「僕って色々ずれてるとこあるから教えて欲しいんだけど」

「なーに?」

僕のお願いにミーナさんが笑顔で応じてくれるので、

「異性の前で水浴びするって言うと誘ってるってことになるのかな?」

思い切って質問を投げかけてみた。

これが常識であったら、キールさんを僕が誘ってしまったことになる。

あ……でもキールさん謝ってたし出来心だったのかも?

笑顔のまま凍りついたように固まっているミーナさんと、目が点になっているディンさんがいた。

二人の反応を見て僕の思ってることで間違ってないと認識する。

「ディン……?」

ミーナさんが引き攣った笑顔でディンさんへ視線を向ける。

「俺じゃない違う違う」

首をブンブン横に振って、ものすごい勢いで否定するディンさん。

質問した後に気付いたけど、これって僕の体の年齢からいう内容じゃないよね。

その後ミーナさんにそんな認識は改めなさいってコンコンとお説教され、結局キールさんとのやり取りも根掘り葉掘り言わされた……ごめんねキールさん。


ミーナさんからやっとのことで解放され、約束があったフラウさんのお宅へ歩いていく。

目的地に着き入口のドアをノックする。

コンコン……少し経つと空色の長い髪をした女性……一児の母のフラウさんがドアを開いて顔を見せる。

「待ってたのよ。遅かったわね?」

「あはは……色々あったから」

フラウさんは僕を見つけると小さく微笑み、遅くなった理由を尋ねる。

理由は言えないので笑ってごまかすことにした。

「まぁいいわ、それじゃお願いね」

「はーい」

フラウさんの後を追うように家の中へ入り、小さなベッドの上に寝ている小さな男の子の近くまで行き、『ウィンドベル』爽やかな風と心地よい鈴の音がなり響く。

「この音がいいのよね。だからトランも早く寝付いてくれるのかしらね」

トランというのはフラウさんの子供の名前で、一昨日近くを通りがかった時に泣いていて、フラウさんに事情を聞くとどうも寝付けないみたい。

ためしに『ウィンドベル』を使ってみるとすんなり眠ってくれたので、またお願いしますということで今に至る。

……数分後……。

心地いい風と音色が続く……今日色々あったせいかな……まぶたが重い……必死に頭をユラユラさせながらも耐えていたけど、僕の意識はそこで途切れた。


気が付くと赤い光が僕を照らしていた。

「気が付いた?」

声に振り向くとフラウさんが笑顔で僕を見つめ返していた。

あ……僕寝ちゃったんだ……。

「すごく疲れてたのね、起こすのが悪いと思うぐらい気持ちよさそうに寝ていたわ」

あうあうあう……寝かすつもりが寝てしまったなんて……。

「大丈夫、トランも釣られて気持ちよさそうに寝てたから」

しょんぼり肩を落とす僕にフラウさんは銅貨を一枚手渡す。

「いいの?」

申し訳無さそうに手の中にある銅貨を見つめる。

「いいの、一緒に寝ちゃっただけでちゃんとお仕事したのだから」

フラウさんはお疲れ様と頭を撫でてくれ、その心地よさに沈んだ気持ちも和らぐ。

「寝顔も可愛かったわよ」

そこを褒められても……と少し恥ずかしくなった。

少し微妙な気持ちでフラウさん宅を後にして家に帰る途中、

「「リーラお姉ちゃん」」

声に振り向けばリックとルックがどこか沈んだ面持ちで僕を見ていた。

「どうしたの?」

「「ごめんなさい」」

いつもとは違う感じの状況に戸惑いながら訪ねると二人同時に頭を下げて謝ってきた。

この二人が僕に謝ること自体が初めてのことなので、きょとんとしてしまった。

ここ数日毎日のごとく悪戯をされているので、どれだろうと考えてしまう。

「キールお兄ちゃんに聞いたんだ」

「リーラお姉ちゃんが助けてくれたって」

そういえば、リックとルックが水浸しにしたんだっけ……その後の事のほうが印象強くて忘れていた。

でも助けてもらったなら、謝るんじゃなくてお礼をいうものじゃないのかな?

「それでキールお兄ちゃんが悪い事はしたのだから叱って貰って来いって……」

ああ……だからごめんなさいなのね。

「村長さんが怒ると怖いもんね……だから僕に叱って欲しいと?」

二人は頷き、怯えた子犬のようになって僕を見つめる。

今まで悪戯して来た分叱られると思っているのだろうけど、それでも村長さんに叱られるよりはましというわけね。

キールさん……この二人を僕にどう叱れというの……。

そっと溜息をついて苦笑してしまう。

悪戯されても僕から見れば可愛い弟みたいなものだしね。

「次はもう庇ってあげられないよ」

そう怒った様に言うのが精一杯だった……僕も甘いね。

リックとルックはポカーンという文字が似合いそうなぐらい口をあけて固まっていた。

あ……あれ言いすぎた?

「もういいの?」

「もうおわり?」

逆だったみたいね……でも僕じゃ上手く叱れないし……。

「反省しないようなら、村長さんに叱ってもらうけど?」

効果抜群……二人はすごい勢いで首を横に振った……どれだけ怖いの村長さん。

「お姉ちゃん明日は暇?」

多分リック?の質問に少し考えた後に頷く。

確か明日は何もお手伝いを頼まれてなかったから大丈夫かな。

「大丈夫だけど何かあるの?」

「僕達の秘密の場所を教えてあげる」

小さい子の秘密の場所かぁ……僕もそんな時代あったかなぁ。

ふと昔を思い出そうとするけど……そんな記憶は無かった。

少し歩けばコンビニの見える都会だったもんね。

「いいの?」

どんなとこだろう? 二人の秘密の場所に興味はあるけど僕に教えてもいいのかな?

「うん今日のお礼」

「リーラお姉ちゃんありがとう」

無邪気な笑顔がちょっと眩しいな。

「じゃあ明日はお願いね」

少し屈んで目線を合わせてから微笑み返す。

二人の顔がニヤッ意地の悪い笑みがこぼれたと思うと……。

「ひゃっ」

今朝と同じように耳を触られてしまった。

学習しない僕もだけど懲りない二人……仕方ないなぁ。

走り去っていく二人の姿を見送って僕は帰路についた。


「ただいま」

「おかえりなさい」

笑顔でミーナさんが迎えてくれる。

ホッとするひと時……今の僕の居場所。

心地よさに浸ろうとする最中、フッと考えがよぎってしまう。

ナナさんが生きていたら僕はここにいることが出来たのだろうか……。

居なかったからこそ、ここに居られるのではないか……。

ナナさんが死んでてよかった……?

そんな事を考えてしまった自分に自己嫌悪してしまう。

もしもなんてもう起こらないってわかっているのに……。

「ごめんなさい」

声をかけてもらってここに居させてもらってるのに、その人たちの語りたがらないナナさんが死んでてよかったなんて考えてしまったことに、気が付いたら謝っていた。

「どうしたの?何か悪い事でもしたの?」

ミーナさんは思い当たることがないせいか首を傾げて聞き返す。

「ごめんなさい」

再び謝る言葉を繰り返す。

「あらあらどうしたの?しっかり言わないとわからないわよ」

「グス……ナナさんが亡くなっててよかった……居なかったから僕がここに居られるんだと……思ったから……ごめんなさい……」

申し訳ない気持ち、そんな考えをしてしまった情けない気持ち、そんな想いがぐるぐる回り僕を暗い悲しい気持ちにしてしまった。

「ほらほら泣かないの……あの子が生きていたらリーラちゃんを必ず連れてきていたわ『友達を連れてきたって』ね」

しゃくりあげるように泣く僕を優しく抱きしめてくれる。

「リーラちゃんは優しいのね」

「え……」

思いがけない言葉と行動に僕は驚く、こんな事を考えること自体が叱られて然るべきだと思っていたからだ。

「会ってもない、もうすでに居ない子のことを考えて泣くなんてそうそう出来ない事よ」

そう言いながら僕をあやすように頭を撫でるミーナさん。

「きっとナナがリーラちゃんを連れてくるように導いたと思うのよ」

「どうしてそう思うの?」

連れて来てもらった日のことを思い出しながら尋ねる。

「リーラちゃんに会った日はね、私とディンは村を出て冒険者に戻ろうと思ってたのよ……ナナが亡くなって二年経ったから喪に服すのももういいかなって」

僕があの日村へ来なければ、ミーナさんに会えなかったってこと……?

「そんな日に見慣れない子供が一人で村に来てるって聞いて行くと、身寄りもなにも無いって言うじゃない、これはナナがまだ村に居て欲しいと引き合わせてくれたんだなって」

優しい微笑を浮かべながら僕を見ながら続ける。

「それから一緒に暮らして思ったのよ。あの時声をかけて、引っ張ってでもつれて来てよかったって……だからね、リーラちゃんはここに居ていいの……ううん、居て欲しいのよ」

僕はここで必要とされているんだ……。

こみ上げてくる嬉しい感情とは裏腹に視界が歪んでいく、僕はミーナさんを抱きしめ返しミーナさんから顔が見えないようにお腹と胸の間に顔をうずめた。

今の顔は多分くしゃくしゃに歪んでいる……から顔を見られるのは恥ずかしい。

「リーラちゃん甘えん坊さんね」

そっと頭を撫でてくれた、このホッとする感情が僕を満たす。

今はこの幸せを噛み締めていよう……。

家族と呼べる人すら居ないこの世界でこの場所で、この場所へ送ってくれたこと、小さくても人の役に立てる力を授けてくれたことに、そしてミーナさんと引き合わせてくれた事を感謝しよう。


落ち着いてきたところで今日のもらってきたお金を入れようと器をみると、銀貨が一枚入っていた。

あれ、今日もらった分はまだ入れてないよね?と思いながら貰った銀貨と銅貨をいれる。

銀貨が二枚ある。誰が入れたのかな?

首を傾げながら振り向くと、

「リーラちゃんは安くないのよ」

ミーナさんは意味ありげな言葉を残して夕食を作りに奥へ入っていった。

僕が安くないってどういうことだろう……?


しばらく経つと非常に香ばしい香りが僕の鼻をくすぐる。

「この臭いはもしかして……」

ミーナさんがスライスされたパンを乗せたお皿を持って戻ってくる。

「リーラちゃんのリクエスト通りに作ってみたわ。 いい香りね」

お願いしたのは大蒜を摩り下ろして、パンに塗りその上にバターを塗って少し火で炙ってもらったもの……つまりガーリックトースト。

もしかしたら材料がそろうのかもとお願いしていたもの。

テーブルにミーナさんがお皿を置くと同時にドアの開く音が聞こえる。

「ただいま、うん?この匂いは?」」

ディンさんが中に入ってくるなり鼻をヒクヒクさせている。

「リーラちゃんのリクエストの材料が揃ったので作ってみたのよ、いい匂いでしょ」

「そうなのか、でもエルフは……」

ディンさんがガーリックトーストを見ながら呟くように言って僕を見る。

エルフは……なんだろう?

何かまずいことをしちゃったのかな……。

僕の表情を読み取ったのか、

「ディンどうしたの?難しい顔をして」

ミーナさんがディンさんの顔を覗き込むようにして尋ねる。

ディンさんは考え込むような素振りを見せるが、

「ああ……なんでもない、温かいうちに食べようか冷たくなったら美味しくないしな」

大丈夫だと首を振った後に夕食が始まった。

「これは美味しいな……」

「そうねまた作ろうかしら」

二人にも好評で僕も久々に食べるガーリックトーストに舌鼓を打った。

ここで食べれるとは思ってなかったし、気に入ってもらえたようですごく嬉しかった。


夕食も終わりその余韻に浸っていると、

「さっき聞き損ねたことなんだが……リーラちゃんは本当にエルフなのか?」

真剣な面持ちでディンさんが僕に尋ねてくる。

どういう意味なんだろう?と思い返す。

さっきガーリックトーストが僕の提案で作られたことを知って難しい顔をしていた……エルフだとありえないことなのかな?

「ディンどうしたの?」

ミーナさんも意図を掴みかねているようだ。

「エルフだとは思うけど……それ以上はわからないかな」

エルフの姿はしているけど……ただそれだけ、人間として育っていた僕に

エルフとしての能力は持ち合わせているのかもしれないけど……エルフの習性や知識は持ち合わせていない。


僕の回答にディンさっは髭をさすりながら考え込む素振りを見せる。

「ああ……すまないさっきの夕食にバターを塗るのもリーラちゃんの指示だったんだな?」

僕とミーナさんは同じようなタイミングで頷いた。

「でもそれがどうかしたの?」

ディンさんの質問の意図がわかりかねる僕は思い切って聞いてみる。

「そう言われると俺も自信なくしそうなんだが、家畜を持つことが無いエルフは乳製品を使うことは無いはずなんだ」

「え……?」

僕は眼を見開いてしまった……つまりエルフがパンにバターを塗る指示をだすことはありえない……ディンさんはそういったのだ。

「リーラちゃんに確認がしたいことがあるんだ……教えてくれないかな?」

一体何を聞かれるんだろう……僕の心に不安の闇がかかる。

「ディン……?」

ミーナさんはどこか心配そうな面持ちでディンさんを見つめる。

「ミーナもリーラちゃんもそんな顔しないでくれ、確認したいことがあるだけだ」

ディンさんが苦笑しながら続ける。

「リーラちゃんは家族はいないんだな?」

この世界にはいないからこくりと頷く。

「育った場所とかわかるか?」

この世界で育ってはいないから、首を振って否定する。

「ほかのエルフと暮らしてみたいか?」

エルフの生活習慣も全くわからないので、暮らしたとは思えないから再び首を振って否定する。

「ここに来る以前の記憶はあるのか?」

この世界の物でない記憶だけど、一応はあるので頷く。

「そうか……それじゃバターを塗るのもリーラちゃんの知識からなんだな?」

再び頷く。正直言えばマヨネーズも作りたいけど物が高価みたいだから言えないでいる。

「ふむ……」

ディンさんは顎鬚を触りながら考え素振りを続ける。

何か気になる回答があったのかな?

「ディンの質問の意図がわからないんだけど……どういう意味?」

「俺の推測だが、リーラちゃんはエルフに見えるが、中身は俺達に近いってことだ」

ミーナさんの質問に対する回答に僕は驚いてしまった。

「それで……だリーラちゃんは俺達の知らない知識を沢山持っていると思うが……それは出さないで欲しい」

真剣な表情でのディンさんのお願いに頷く。

やっぱり目立ってしまうって事なのかな?

僕の疑問を顔から読み取ったのか、

「リーラちゃんの思ってる通りだ。目立つことは避けたほうがいい、それでなくても人里にいるエルフは珍しいからな」

ディンさんはこの近くにエルフの住む森はないと言ってたっけ……そう考えればこんなところに一人で居る僕は目立っちゃうね。

小さな村だからそんなに違和感がなく生活できているのかな?

「まぁそれで……だリーラちゃんに相談があるんだ」

何だろう?ディンさんを見返すとさっきまでの考え込む顔ではなく、微笑むような柔らかい笑顔になっていた。

「最初はリーラちゃんの里が見つかるならと思っていたんだが、里自体無いらしいし、同族と暮らしたくも無いと言う。リーラちゃんさえよければ俺達の家族……つまり養女になってくれないか?」

え……?

「リーラちゃんはどうなの?」

ミーナさんも僕に微笑みかける。

願っても無い申し出に僕は「よろしくお願いします」と頭を二人に下げた。

その後嬉し泣きしてしまったのはいうまでもない。

この家に来てからというもの涙腺が緩みっぱなしだね……僕。

読了感謝です

仕事が忙しいほど筆が進むのはなんでだろう?

2015/8/14 加筆修正

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