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交わされた誓い<シェリー視点>

※シェリー視点でのお話になります

ガーラントの思わぬ行動に驚きの言葉を発しようとするが、言葉にならない。

徐々に近付いてくる顔に思わず目を瞑ってしまう。

もしかして……このまま口付けを? ふと脳裏にその光景が浮かび、鼓動が早鐘を打つように早くなるのを感じる。

リーラが好きなはずのガーラントが何故? と疑問に思いながらも、ガーラントが相手ならと自分の中で納得させる。

しかし、覚悟したのはいいが、待てど唇に何かが触れる感覚は訪れない。

顎に添えられた手が離れていくのを感じたため、おそるおそる目を開いてみると、触れるほど近くにあると思っていたガーラントの顔が少し先にあり、申し訳なさそうに私を見ている。

口付けをする振りをしただけ……?

その事実を理解したとき、私の中でそのまま口付けして欲しかったという残念な気持ちと、どうしてこんな事をしたのかという戸惑いが生まれた。

「涙は止まりましたな」

その言葉に自分の瞳からあふれ出ていた涙がぴたりと止まっていることに気付く。

言われたとおり、あふれ出していた涙は止まったものの、

「~~~~っ」

近付いてくるガーラントの顔が頭の中で再現され、怒りなのか恥ずかしさなのかわからない感情があふれかえり言葉に出来ない。

「シェリー殿に涙は似合いませんから」

ガーラントは懐かしさを覚えるような微笑みを浮かべながら私を強く抱きしめる。

押しつけられる堅い胸板にどこか安らぎを感じ、少しずつあふれかえった感情が収束していく。

抱擁されることにより落ち着きつつある自分に、やはりガーラントを好いているんだなと自分の気持ちを再確認する。

「落ち着きましたか?」

しばらく抱擁が続いた後に、ガーラントは様子を見ながら尋ねる。

「……ああ」

気分的には落ち着いてきたものの、言いたい言葉がまとまらない為、小さく呟くように返す。

「どうして……?」

口付けをする振りで終わらせたのか……続く言葉を言葉を飲み込んだ。

「久しぶりにシェリー殿の涙を見て私も動揺していたのかもしれません。 半分は思いつきですが……効果はあったようですね」

表情から読みとったのか、ガーラントは私の知りたい事を伝えてくれる。

「正直に言えば、勢いに任せて口付けをしようとも考えましたが……その場の勢いで奪った唇に気持ちが伝わるとも思えないのでやめました」

ガーラントは申し訳なさそうに苦笑いをしている。

伏せておけばいいだろうにと思わせる部分も、包み隠さずに話すのがガーラントらしい。

私の事を想ってくれるのなら、

「いっそ奪ってくれてもよかったのにな……」

自分にだけ聞こえように小さく呟いた。


「先ほどのシェリー殿の言ったことについて聞いてもよろしいですか?」

ガーラントは場を改めるようにコホンと小さく咳払いし、真剣な表情になり私に問いかける。

「うん……」

それに対して私は自分でも驚くほど素直に頷いた。


ガーラントは私への抱擁を解き、改めてテーブルで向かい合うように座り直すと、

「どうして私がリーラ嬢を伴侶に迎えたいという言葉が飛び出したのでしょう?」

私を見据えて質問を投げ掛ける。

「それは……チョコレートを贈ったからだ」

その質問に私は簡潔に回答する。

チョコレートは私の知る限り非常に高価な物で、ガーラントがリーラへ贈った物も金貨一枚は下らないはず。

手土産にしては高価すぎるし、何かの祝いでもないのに贈る物ではない。

所によれば結納の儀式の為にとり寄せる貴族も居ると聞く。

それを二度目に会うときの手土産にするなんて……。

「チョコレートを贈ったことは事実ですが……そこから結婚を考える関係へどうつながるのですか」

「母上が言っていた……質素な生活を心がける者がお金を使うときは大切な人の為だとな」

私の返す言葉にガーラントは目を丸くして、

「誤解です! あれは私個人の贈り物ではありません」

半ば叫ぶように悲痛な声をあげる。

「……?」

ガーラントだけの贈り物ではない……?

新しく知る事実に今度は私が目を丸くする。

「し、しかしガーラントの他に金を出す人がいるにしろ、父上に拾われて三ヶ月弱のリーラに贈り物をする人数がそんなに多いわけがない」

二、三人居たとしても等分して銀貨三十枚程は必要になるはず……。

私がガーラントに貰ったものといえば……実用的な外套や革靴等で、銀貨で数枚ぐらいの物だ。

価格より気持ちだとはわかっているが、知り合ってわずかの間に高額なものが贈られた事に嫉妬してしまうのは仕方ないと思いたい。

「……レブの森への魔物討伐に赴いたときの隊員達全員で出し合いました」

「隊員達全員だと……本当か?」

目を見ればガーラントが嘘を吐いていないのはわかるが、言葉がにわかに信じられず聞き返す。

これが数人なら、リーラへの手土産にいくらか出す人が居ても特におかしいとは思わないが……全員というのはやはり信じがたい。

「シェリー殿の疑う気持ちは分かります。 望むのなら同行した一人一人を訪ね歩いても構いません。ただ……」

「ただ……?」

ガーラントがそこまで言うのなら……と納得しかけたところで、最後の歯切れの悪さに聞き返してしまう。

「全員で出し合う事になった経緯については話すことは出来ません」

一番知りたいと思われる部分は話せないと口を閉ざす。

全員が贈り物に金を出し合うという事は、何かがあったのは間違いなさそうだが……。

愚直なガーラントの事だから口を割ることは無いだろう。

「わかった。この件はもう詮索しない」

ガーラントが大金を払ってリーラへチョコレートを買ったというのは私の誤解とわかったのでそれは私の中で大きな収穫だった。

リーラの事を気にかけているのは確かだが、私の思っていたような関係では無さそうだ。

その事に安心したのか、大きく安堵の溜息を吐いて力なく椅子に体を預ける。

「お疲れのようですね」

「すまないな……私が誤解していたせいで手をかけさせた」

目を細めて私に話しかけるガーラントに私も苦笑いを返す。

「私も誤解を解く為とはいえ、やりすぎたかもしれません」

「気にするな、私の為にしてくれたことだ。感謝している」

少しだけ体への疲労感を感じつつも首を横に振り、ガーラントへ小さく笑って返す。

「誤解が解けたついでと言っては何ですが、もう一つお聞きしたいことがあります」

「聞きたいこと?」

ガーラントは少しだけ表情を引き締め、私へ尋ねる。

何だろうか? 少し見上げるようにガーラントを見つめ返す。

「シェリー殿が酔いつぶれた時の事です。 私が同席するまで酒は頼んでいませんでしたよね? 同席後に酒を頼みだした理由を教えて頂けますか?」 

「うっ……」

思っても見なかった質問に苦い表情を浮かべてしまう。

父上に窘められるまで自分に魅力がないと勘違いしていただけに、思い出したくない一件ではあるが……ガーラントには心配をかけてしまっているから断りにくい。

「無理にとは言いませんが……」

私を気遣うように言うガーラントは少し残念そうに見える。

しかし、話してしまうとどんな反応をするかわからないので迷ってしまう。

「わかった……」

考え込んだ末に意を決して話すことにした。


「あの時はだな……腕の傷をどう両親に伝えようかと考えていた」

「ええ、シェリー殿の表情が優れなかったのを覚えています」

私の言葉にその時の事を思い出すようにガーラントが頷く。

「ガーラントに声をかけられて色々思い出したんだ。 冒険者になる為に骨を折ってくれたことや、いつでも私の話し相手になってくれた事をな」

「話し相手に関してはお互い様だと思いますが……どうしてそこから酒を飲むことになるのです?」

首を傾げながら相槌をうつガーラントに私は苦笑いを向ける。

「その時に気付いたんだ……ガーラントに世話になっているのに私はそれに報いていないとな」

「そんな事は……」

続けようとするガーラントに私は手のひらを突き出するようにして、首を横に振る。

「わかってるさ、あの時はそう思っていた。 その中でどうすればガーラントに報いる事が出来るか考えた末に酒を頼んだ」

私の言葉に再び首を傾げるガーラントに苦笑する。

私が反対の立場でも首を傾げてしまっただろう。

「どうして酔いつぶれるまで飲んだのかというとだな……」

そこで区切りガーラントを見てみると、真剣に耳を傾けている。

呆れてしまうかもなと思いながら続きを話し出す。

「酔いつぶれて無防備な状態をさらせば……私のことを妹ではなく一人の女性としてみてくれると思ったんだ」

ガーラントは瞳を大きく開いて絶句したのを見て、私は迷いながらも最後に一言を付け加える。

「自棄になっていたとはいえ、ガーラントになら身を捧げていいと本気で思ってた……結果は知っての通りだが」

言い終えると、ガーラントが体を震わせているのが見える。

呆れてしまったかな……と少しだけ身構えてガーラントの言葉を待つ。


急に立ち上がりテーブルを両手でバンと叩き、

「シェリー殿!」

ガーラントの家の中を揺るがすような怒号が私を襲い、身構えていたとはいえ、想定を越えた為に怯んでしまう。

「そんな事をされて私が喜ぶとでも思ったんですか!」

いつもの温厚な表情が信じられないような形相で私を叱りつける。

私が大きく失敗したときや、間違った事をしたときに見せる顔と想うからこその言葉。

「ごめん……なさい」

そして圧倒された私のつまりながらの謝罪。

こんな怒られ方をしたのはいつ以来だろうか……肩を落としながらも懐かしさがこみ上げてくる。

「自分を大事にしてください。そんな事をしてもお互いに傷つくだけです」

一変して優しく呼びかけるような声が聞こえると同時に抱きしめられる。

それは先ほどのような力の入ったものではなく、優しく包み込むようなものだった。

「約束して下さい……同じような事があっても自棄になる前に私に相談すると」

「うん……」

真剣な面もちで私を見据えるガーラントに私はこくりと頷いた。

何というのだろうか……こう素直に頷けるのはガーラントに大切に思われてるからなのだろうか。

私が頷くのを見届けると穏やかな微笑みに変わる。

「声を荒げてすみませんでした」

「いいさ、私の事を想ってのことだろうからな」

謝罪をするガーラントに首を横に振って応える。

真剣に私のことを心配してくれるガーラントに、心の奥底からこみ上げてくるものを感じて思わず抱きしめ返す。

しばらくガーラントから感じる温かさに目を細めていると、

「シェリー殿からそうして下さるのなら、私も少し自惚れていいかもしれませんね」

珍しい言葉が入っていることに気が付き見上げると、ガーラントが険しい表情で私を見据えているのが見える。

真面目で謙虚という言葉が似合うガーラントが……何に自惚れるのだろうか?

「一生この気持ちは胸に秘めておこうと思っておりましたが……貴女が私の前で酔いつぶれた理由を聞いて決心がつきました」

そこで一度区切り、水をひとすすりして続きを話し出す。

「身を捧げようなどと考える貴女を放っておく事は出来そうにありません」

「放っておけないのならどうするんだ」

さっきの話を蒸し返されて面白くない私はそれに反論するように返す。

返す言葉を予想していたのか、ガーラントは私へ微笑みかけ、

「生きる限り貴女の隣に居たいと思います。私の余生という表現が正しいのかわかりませんが……共に歩んでいただけませんか?」

「……それはどういう意味だ」

意味はなんとなくわかるものの、つい聞き返してしまう。

少しずつ理解するにつれて鼓動が早くなるのを感じる。

「少々まわりくどかったかもしれません……言い直しましょう。ずっと貴女の事を想っておりました。私の妻となって一緒に暮らして欲しい」

「…………」

苦しいほどに早くなる鼓動と、頬に熱が集まっていくのを感じ思わず俯いてしまう。

少しの間、静寂に支配され……お互いの呼吸の音が微かに聞こえる。

望んでいたはずなのに、すぐに了承の返事をできなくて……なんとかせねばと出た言葉は、

「ほ、本当に私でいいのか?」

確認の言葉だった。


「シェリー殿以外考えられません」

私が必死に返答していたのに対してガーラントは即答する。

「母上みたいに綺麗ではないぞ」

「貴女の美しさは私がよく知っています」

いつも私の事を見ていてくれて、

「料理も上手じゃないし……」

「これから一緒に練習しましょう」

やりたいことをいつも手伝ってくれる。

「こんな言葉遣いだぞ?」

「直すのも一つですが……それも魅力的です」

それでいて内面もしっかり見てくれて、

「胸の大きさも母上より小さいし……」

「それは子供が出来れば大きくなると聞いております」

自信の無い弱音は困ったようにフォローを入れてくれる。

「女性らしい可愛さなんてないぞ?」

「目の前で頬を染めている貴女はすごく可愛らしいです」

私が自分を卑下する言葉も全部良いものに修正していく。

「……本当に私でいいんだな?」

かなわないなと小さく溜息を吐いて、再度確認する。

「ええ、シェリー殿以外の女性は考えられません」

心地よい笑顔で即答で断言する。

ずっと想っていたという言葉を裏付けるように、立て板に水のごとく答えるガーラント。

どれぐらい前から想ってくれていたのだろうか……つい最近になって考えるようになった私とは違うのだろうな。

そう思うと申し訳なさに胸がチクリと痛む。


「お返事を聞かせて頂けますか?」

「わ、私を見ればわかるだろう」

心の中ではもう解答は決まっているのに、ガーラントの言葉に素直に頷けなず悪態をついてしまう。

「いいえ、言葉を頂かなくてはわかりません」

「う……」

微笑みを絶やさないガーラントを見ると……私の返事はもうわかっているのだろう。

ガーラントの言うとおり、了承の言葉をしっかり返さないとな。

正直、ガーラントから求婚はすごく嬉しい……私から玉砕覚悟で言おうとしていたことを先に言って貰えるとは夢にも思ってなかった。

「い、一度しか言わないからな……わ、わ、私でいいのなら、よ、喜んでお願いする」

最後までガーラントを真正面に見ることができず俯きながら言い切る。

鼓動がより早くなり、ひどく緊張してしまう。

「ありがとうございます。私の出来る限り幸せにする事を誓います」

満面の笑みで了承の返事を喜び、私を抱きしめる力が強くなる。

少しだけきついが……喜びがここに表れているのかと思うと顔をしかめないように微笑みを返すしかなかった。


長い間の抱擁に身を任せているうちに、少しずつ落ち着きを取り戻し始める。

それを待っていたかのようにガーラントが口を開く。

「一緒になるにあたってシェリー殿にお願いがあります」

表情も口調も真剣なものであり、なんだろうか? 少しだけ不安を感じながら見つめ返す。

「遠い先の事になりますが、私は生きても後三十~四十年程です。 シェリー殿はその先も生き続けるでしょう。 必然的に貴女を置いて逝くことになると思います」

遠く先を見据えるガーラントの瞳は少しだけ憂いを帯びているように見える。

「その頃にはレリック殿の死を乗り越えたフィリエル殿が支えてくれるでしょうが……絶対に後を追おう等とは思わないで下さい」

今からその話をするのはガーラントなりのけじめをつけているのかもしれない。

ガーラントの言うとおり、一緒に老いていくことは出来ないだろう。

半分母上の血をひく私はどのくらい生きるのだろうか……今までそんな事を気にしたことはなかっただけに、小さくはない衝撃を受ける。

どう返答すればいいのだろうか……返す言葉に迷っていると、不意に頬に触れられる感触が走る。

「今からそんな顔しないで下さい。ずっと先の事ですよ……心の片隅にでも止めて貰えたらと思います」

感触に少し驚きながら正体を確かめると、それはガーラントの手の平で、長考に入りかけた私を心配しての行為なのだろう。

「あ、ああ……」

返答が上の空になり、孫の顔が見たいと言った父上の顔が思い浮かぶ。

父上もガーラントのように母上に寿命の違いを説いたのだろうか?

夫婦になる事を報告ついでに聞くことにしよう。

…………母上にも先に逝くであろう父上の事をどう思っているかも聞いておこう。

私の人生の先輩だ……きっとよいアドバイスをくれるだろう。

しかし、思い浮かんだ母上の顔は悲しげにしているものだった。

物心ついた頃から変わっていない母上に対して、父上は年を重ねるごとに老いていった。

その年月を母上はどのように感じていたのだろうか……私が考えるに及ばないところにあるかもしれない。

「シェリー殿?」

考え込んでいたところをガーラントの呼びかけにより現実に引き戻される。

私の反応が薄いことで心配させたのだろうか、ガーラントの声色に若干不安が混じっていた。

「……すまない、言われたことについて考え込んでしまっていた」

「真剣に考えて頂けて嬉しいのですが……伝えるのが少々早かったかもしれませんね」

苦笑いを返す私に申し訳なさそうにするガーラント。

「いいさ、確かに今から深く考えるには早いかもしれないが……いずれは考えなければならないことだからな」

「そういって頂けると助かります」

私の言葉にガーラントの表情が穏やかなものに変わる。


そこでふっと思い出す……ガーラントは私を幸せにすると誓ってくれた。

誓いに応えるために私は何をすればいいのだろうか?

今私に出来ることは……一つ思いつく。

「い、今なら私も……想いは同じだ」

詰まりながら話す私にガーラントは不思議そうに見返す。

頬のあたりに熱くなっていくのを感じていき、私の顔は真っ赤に染まっているだろうと安易に想像できる。

「ガーラントは私を幸せにする誓ってくれた。 わ、私はその誓いを強固にするために口付けを誓いとして立てたい」

「それは私と口付けを交わす事に同意すると言うことで良いのですね?」

確認の言葉に私はぎこちなく頷いた。

「それでは」

声と共に顎に添えられる手の感触を感じ、ゆっくりと近付いてくるガーラントの顔……今度は目を瞑ることなく待ち受ける。

そして触れる唇と唇の感触に目を細めていき、満たされた気持ちで一杯になっていく。

これで自分の中でもガーラントの妻として共に生きる事への切り替えができるだろう。


どのくらい触れ合っていたのだろうか……それはとても長かったと思う。離れていく唇の感触が名残惜しく感じてしまったのは仕方のないことだと思いたい。

自分の中で言い訳を繰り返しながら、満たされた気持ちに浸り、ぼんやりとガーラントを見つめ返す。

そんな私をみるガーラントは満足そうに見えた。

読了感謝です

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