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平穏な日常(前編)

ランドの村に受け入れられて十日ほど過ぎた。

その間、ミーナさんとディンさんにこの世界の事を沢山教えてもらった。

この世界には魔物と呼ばれて動物とは別の生物が生息していること、魔法というものが存在し、適正のある人は自由に使いこなして生活の糧にしたり魔物退治に使用したりするという。

しかし十人や二十人に一人ぐらいしか適正が無いらしく、村でも使える人は長老とアルゴさん、ミーナさん三人だけらしい。

アルゴさんは職人さんで加工の為に魔法を使うみたい。非常時には魔物相手にも使ってたとか。

長老は非常時以外には使わないらしい。実はすごいのかな?

ミーナさんとディンさんは元冒険者で一緒に各地を旅をして、ミーナさんがお腹に子供を宿した為、この村に腰を据えたとのこと。

魔法の腕はディンさん曰く中級の腕らしいけど、中級がどのくらいすごいのか僕にはわからなかった。


三日ほど前に「リーラちゃんから魔力を感じるの。もしかしたら魔法が使えるかもしれないわ」

ミーナさんの一言により、外での魔法訓練?を始める事になった。何も無い平原に到着してミーナさんより説明を受ける。

「魔法には火水風土の四つ属性があって、他にもあるらしいけど私は知らないの。四つの属性は身近にあるものから類推してイメージするの。そうしたら言葉が浮かんでくるのわ」

類推というと……焚き火の火とか川の水とかのことかな?

僕が首を傾げながら考えていると、

「見本を見せるわね『アイシクル』」

いつの間にかミーナさんの手に氷の棒みたいなものが握られていた。

「持ってみる?」

微笑みながら尋ねるミーナさんに頷くと氷の棒を手渡してくれた。

それは本物氷みたいに冷たく感じてしげしげと見つめているうちに、氷から感じる冷たさに耐え切れなくなって落としてしまう。地面に落ちると音も無く二つに割れてしまった。


「それが水の魔法ね基本は水だけど慣れると氷もだせるの。とりあえず思いつくようにやってみましょ」

ミーナさんに微笑みかけられ、僕は水を強くイメージして浮かんできた言葉を唱える『ウォータ』少しだけ蛇口を開いたホースの先から力なく落ちていくような勢いで水がチョロチョロでる。

「そうそうそんな感じ」

続けて火をイメージして浮かんできた言葉は『ライター』燃えている蝋燭の火ぐらいの大きさのものがでる。

風をイメージすると『ウィンドベル』チリーンチリーンという音と共に頬をなぐ心地よい微風が流れる……風鈴?

「いい音ね~。普通なら風だけなんだけど……これは初めてみるわ」

土をイメージすると『サンド』手のひらに一握りの砂が現れる。

「全部一応使えるみたいだけど……」

ミーナさんは首を傾げてしまう。

「効果が最低限ぐらいしかでてないのよね……リーラちゃんから感じる魔力ならもっと強いものがでるはずなんだけど……」

ミーナさんが言うには素質がある人はどれか一つは秀でているもので、火が強ければ水が弱いというように秀でてる分反対の属性が弱くなるはずとの事。つまり均一的に効果を出せることは無いはずらしい。

種族の関係なのかな?

練習次第では少しずつ効果は大きくなるけど、魔力を増幅する宝石のついたアクセサリや杖で増幅するほうが効果は大きくなるらしい。つまり現状は魔力を小出しにする魔法が使える程度みたい。

魔法の程度が低いにしても使えることがわかってよかった。


よし、今日も頑張るぞ。

心の中で自分を奮い立たせて日課から始めることにする。

朝から使う水を汲みに行く為、木製の手桶を両手に抱え井戸まで歩いて、井戸の淵に置いてある水汲み用の桶を井戸の中へ入れて備え付けてあるロープを使いゆっくりおろす。

桶が水の中に入ったことを確認して、ゆっくり引き上げてもって来た手桶に水を移す。

この体になってから僕の筋力は見た目相応になっているため、一杯になった手桶を持ち上げることが出来なかったのも今の自分を知る良い経験だった。

水を手桶に移し半分ぐらいまで入れると持ち上げて家まで歩き始める。

うんしょうんしょと意識しないのに口から漏れてしまう。

体に力を入れるように言い聞かせてるんだよね……多分。

備え付けられた水がめへ移して、一杯になるまで往復する。

それが僕に与えられた毎日の仕事になった。


水を一杯に移し終えて一息吐いていると、

「ご苦労様」

ミーナさんに水の入った木の器を手渡され、そのままコクコク飲み干す。

水汲みで汗を少しかいた後の水はすごく美味しかった。

「ご馳走様です」

空になった器をミーナさんに返して家の中へ入り、いつものパンと葉野菜の朝食。

お米が恋しくなりそうだけど、この世界で取れるかはわからない。

毎日硬くて黒いパンでまだ食べなれたものが主食でよかったと思う。

これが僕がここに来てから一週間ほど繰り返した朝の風景だ。

朝食を食べ終えると外へでて村を散策する。

ちなみにディンさんとミーナさんは畑の手入れや木の間伐を主にしてるみたい。

木の間伐は森に入るため、魔物や野生の動物に襲われる事もあるのでディンさんの冒険者の経験が役に立ってるとか。

ミーナさんは基本ディンさんと一緒に行動してるらしい。


今日はどんな日になるのかな。

そんな事を考えながら村をのんびり歩いていると僕に向かって駆けてくる見慣れた人影が二つ。

「「リーラお姉ちゃんおはよう」」

近くまで来て元気よく挨拶する茶色の髪の毛と瞳をしたそっくりな二人の男の子。

「おはよう」

僕は少し脚を折りながらかがんで目線を合わせて挨拶を返す。

二人の男の子は村長さんの孫でリックとルック、どっちがどっちなのかはまだわからない。

お姉ちゃんといわれることには、正直まだ慣れなくてくすぐったく感じる。

転生する前はお兄ちゃんと呼ばれることはあったけどね。

「えい」

「え……ひゃっ」

耳を触られてしまった。

この体になってから、すごく敏感なので触られるとくすぐったい。

「にげろー」

耳を触って声を上げさせた後、やったとばかりに逃げていく。

「こら待ちなさいー」

追いかける振りだけして放っておく……追いかけても追いつけないからね。

一回必死に追いかけたけど、あの子達の体力に勝てないことを思い知った。

この体の体力は見た目並みでそれほどない。

懐いてるのかわからないけど、いつものようにちょっかいをかけてくる……ちょっと困ったもの。


「よぉ朝からにぎやかだな」

「おはようございますアルゴさん」

悪戯っ子二人を見送った後にアルゴさんに声をかけられ、頭を少し下げて挨拶する。

「おうミーナと違ってしっかり言ってくれたな」

「あはは……」

ニッと笑うアルゴさんに僕は思わず苦笑いになってしまう。

一回間違えて最初に言ってしまったので、それ以来気をつけるようにしている。

それでも下から見上げるように見ると、アルゴさんをアゴさんと呼びそうになってしまうのは仕方ないよね。

「靴の履き心地はどうだ?」

「ぴったりです。すごく歩きやすくなりました」

作ってもらった靴は足を守るための実用品で、現代の靴みたいな色や装飾はまったくない物だった。

さすが職人さんと思う。アルゴさんすごいです。

お金はいくら掛かったのだろうと聞いてみるけど、『気にしなくていい、必需品だからね』とディンさんが顎鬚を触りながら言うだけだった。

アルゴさんに聞いても口止めされているらしく、苦笑して教えてもらえなかった。

「村にも大分なれてきたみたいだな? あのちび達に手玉に取られてたようだが」

「もう言わないでよ、あの子達の逃げ足に追いつけないんだから」

アルゴさんの質問に苦笑いで答えるしかなかった。

「それでもやっぱり受け入れてくれる人と拒絶する人がいるのは悲しいかも。やっぱり種族が違うからなのかな……」

落ち込むってわけじゃないけど、相手にもしてもらえないのは寂しいな。

「まぁ俺みたいに村人ほぼ全員相手に作るなら嫌々でも話すことになるが、リーラちゃんは関わりたくないと思えば出来なくはないからな」

アルゴさんはそう言いながら、僕の頭を優しく撫で始める。

「そう落ち込むな、俺やちび達はリーラちゃんの事好きだからな。他の奴らは接点がないだけだ。 いずれ受け入れてもらえるさ」

そんな悲しい顔してたのかなと撫でられながらアルゴさんを見上げるたら、眩しいぐらいの笑顔だった。満面すぎてちょっと怖い。

「ありがとうございます」

僕がお礼を言うとアルゴさんは小さく頷き、

「そういえば、リリーさんがリーラちゃんを探してたな」

思い出したように手をポンと叩いて教えてくれる。

「行って見ます~」

僕はアルゴざんに手を振りながらリリーさんの家へ向かう。

数分歩いて到着っと、今の僕の住むとこと同じような家に着く。


「リーラちゃんいらっしゃい」

家の前に恰幅のいい女性が僕に微笑みかける。

「さっきアルゴさんがリリーさんが僕を呼んでると……」

アルゴさんに聞いた事を伝え終わる前に、僕の腕をささーっと掴んでリリーさん宅に連れ込まれた。

「今朝うっかり火種を消しちゃってね、このままだとお昼の支度が出来ないからお願いね」

リリーさんはかまどを指差し、その先を見るとくすぶった様子の無い燃えつきかけた炭が何本かあり、確かに火の気は無かった。

「わかりました『ライター』」

ちいさな火を出し、それを炭に当てて少しずつ赤くしていく。

よし、「『ウィンドベル』」チリーンチリーンと微風を起こして火のついた炭へ空気を送る。

「この音が心地いいのよ」

リリーさんは魔法の音を聞き入ってるみたい。

火がしっかり他の炭につき、少しずつ赤くなった部分が増えてきてが周辺の温度も上がってきている。

「終わりましたよー」

「助かるわ、はいこれ」

リリーさんから差し出された銅貨を受け取る。

「ありがとうございます」

「またお願いね」

「はい!」

こんな感じで出来ることは少ないけど、僕が使える魔法でお手伝いできることをしている。

僕はお金は別にいいと思っているんだけど……これはこれ、それはそれらしい。

ミーナさんに出すと「いつか必要になるから持っておきなさい」とやんわり断られた。

だから少しずつ手持ちのお金が増えていく……使い道わかんないけど。


リリーさん宅を後にして村をテクテク歩く。

今日もいい天気だなーと空からの光の恵みを受け、転生する前は暖かい日差しを浴びても、ゲームやプラモデルに夢中でこんな心地いいものだとは思わなかったなぁって思い返していた。

「おーい、リーラちゃん」

手を振りながら僕に近づいてくる青年……確かキールさんだったかな?

「今日は、僕に何か用事ですか?」

「うん、ちょっとリーラちゃんの手を借りたいんだけどいいかな?」

何か約束事はあったかな?小さく首を傾げながら尋ねると、キールさんは小さく頷いて僕に手伝いを頼む。

特に決まった用事もないから大丈夫かな?

そう思いながら頷いてみせると「よかった」と安堵したように笑顔を見せる。

「村長の家のちび達がうちの水桶をひっくり返して、家が水浸しになってな、本来なら村長に乾かして欲しいと言わなきゃならないんだが……ちび達に泣きつかれちまった」

キールさんは苦笑交じりに参ったよと、両手で広げて表現していた。

「村長さんは怖いでしょうね」

初日のあの厳しい言葉には泣いてしまったけど、優しい人だと思う。

「ああ確かにおっかないな。軽い悪戯じゃなければお仕置きしてもらうとこだったんだが……これはちょっとな」

現状を再確認するようにキールさんがやれやれといった感じで呟く。

「キールさんは優しいんですね」

笑顔でそう返し、キールさんもあの双子が可愛いのだろうって思いながらどうしようかなぁと思案する。

「そんなことはないさ……でリーラちゃんどうにかなりそうかな?」

ちょっと照れくさそうに頬を指でかいているキールさん。

その動作を少し不思議に思いながらも、目の前の惨状を何とかする事に集中することにする。

「うーん……『ウォームウィンドベル』」

チリリーンと暖かい風がソヨソヨと流れる。

火と風の複合魔法といったら格好いいかもだけど……僕の魔法だと熱風とまでは行かない生ぬるい風。

「まるで暑い季節に吹いている風だな乾きはよくなりそうだが」

「傷み易い食べ物は外の日陰に持っていったほうがよさそうですね」

冷蔵庫なんてないしね……ん? 今度アルゴさんに耐熱性の高い木で箱を作ってもらおうかな……ミーナさんに氷を出してもらえば冷蔵庫代わりに使えるかも。

僕が温かい風を維持する中、キールさんは家の中の傷みそうなもの……野菜等を外に運び出していた。


先に一緒に出せばよかったと気が付いて目を向ける。

「いやいやこれは俺の仕事だから」

僕の視線に気付いたのかキールさんはパタパタ手を振った。

一時間ぐらい続けて何とか乾いたけど、じめじめした感じの熱さのおかげで汗びっしょりになってしまった。

早くさっぱりしたいけど……。

外に並ぶ運び出された荷物が気になって見ていると、

「助かったよ、後は外からの風が通ればすぐ冷めるだろうから、後荷物運びはしなくていいからね」

僕の視線の先に気付いたキールさんに笑顔で断られた断られた。

「それじゃ僕はちょっと水浴びに行ってきます」

「悪いね、後でお礼を渡すね」

そうして僕はキールさん宅を離れて川辺に向かう。


川辺に着くと誰も居ないことを確認してささっと着ていた服とスカートを脱ぐ。

生まれたままの姿になって先に着ていた衣服の汗を川の水で流し、『ウィンドベル』チリーンチリーンと微風が衣服から水分を飛ばす。

水分がある程度飛びきったところで『ウォームウインドベル』チリリーン、衣服を乾かし始める。

地味で便利な魔法だけど鈴の音はなぜか外せない……好きだからいいんだけどね。

川へ足から順にゆっくりと入っていく。 

ちょっと冷たいけど心地くて、体を手のひらでこすって汚れを落としていく。

自分なりにさっぱりしたとこで自分の体を見下ろす。

小さく膨らみかけた胸とほっそりした肢体、少しずつは慣れてきたと思うけどまだちょっと自分の体を見るのは恥ずかしい。

『ウィンドベル』鈴の音が鳴る。しばらく経つと体に付いていた水分も飛び、服を着ようとした所で、近くの細い木が不自然にしなる音が聞こえ、

「ごめん……来るのが早かった見る気はなかったんだけど」

視線を向けた先に気まずそうに僕を見ているキールさんが居た。

「ニャアアアアアアア」

瞬時に両手で胸を隠すようにした後に僕の辺りに響くぐらいの悲鳴を上げてしまった。

気が動転してしまったせいか悲鳴はキャーではなかった。


僕の悲鳴に回れ右をし後ろを向くキールさん。

我に返り必死になって服を着る僕……周りに見ている人が居なかったのがせめてもの救いだった。

「ごめん!」

「どうして覗いたりしたんですか!」

必死に謝るキールさんに、僕は顔を真っ赤にして怒っている。

「すごく綺麗で見蕩れてた……ごめん」

申し訳なさそうに小さく俯いてキールさんの一言に、

「な……な……きゅぅ」

え?……今なんと……僕が綺麗……?僕の中で恥ずかしさが増していき、恥ずかしさのあまりホワイトアウトするのであった。


体を揺さぶられる感覚に目を覚ます。

「目を覚ましたか……」

ホッとしたような表情で僕を見るキールさんが視界に入り、気絶する前の事を思い出す。

「いきなり倒れるからびっくりしたよ」

心配そうに僕を見つめるキールさん。

「誰のせいだと思ってるんですか」

人間恥ずかしさで気絶できるんだ……エルフになってるからなのかな?

感情が乱れちゃうことが多くなった気もするし……。

怒り口調で文句をいいながら他の事を考えていた。

「綺麗だったからつい……」

「それはもういいです……」

堂々巡りになりそうなので、溜息をつきながらもういいやと話題を変える。

「それで用事はなんだったんです?」

「あ、そうそうさっきのお礼を早く渡そうとしてね」

キールさんが銀貨1枚を僕に手渡す……銀貨?

「これ……多くないですか?」

たしか銅貨100枚で銀貨1枚のはず……お手伝いにしても貰い過ぎな気がする。

「さっきの謝罪も……こめてね」

さっと視線をそらしてキールさんが頬をかきながら言う。

思い出したくないので、その話題はもうやめて欲しいです。

そう思いながらふと思いついたことを聞くことにする。 

ある意味弱みを握った状態だから聞けるかな?

「キールさんに聞きたいことがあるんですけど……」

「なんだい?」

「ナナさんはどんな方だったのでしょう?」

「ミーナさんには聞かなかったのかい?」

不思議そうに見つめ返すキールさんから質問が返ってきちゃった。


「家にある絵から名前は聞いたんですけど……その後の事は気になってはいても聞きにくかったので」

「ミーナさんが言う前に俺が言っていいものか……」

キールさんが少し難しい顔をして迷っていると……。

「ではさっきのことをミーナさんにお話……」

「わ、わかった俺の知ってる限りでいいんだな?」

僕の言葉に慌てて方針を転換するキールさん。

ミーナさんに言ったらどうなるんだろう?

「お願いします」

「そうだな……一言でいうなら、今のリーラちゃんと同じような感じだったかな」

僕と同じ?意味をつかみかねて首を傾げてしまう

「容姿とかじゃなくて雰囲気とかかな、あのちび達すぐ懐いたろう? ナナちゃんが居た時は今のリーラちゃんと同じように、ちょっかいだされて村中を追い回していたのさ」

確かにルックとリックは僕に会ってからすぐに悪戯しかけてきたっけ……。

「まぁあのちび達も寂しかったんだろうよ、この村の子供あいつらだけだからな」

村にリックとルック以外の人は子供と呼べる年齢は僕しかいない。

後は子供というか二歳ぐらいの幼児がいるぐらい。

「後は死因が……おっとこれはすまないが言えないんだ」

キールさんが何かを言いかけて止めた。

確か流行の病だったと聞いたけど……何か別の要因があったのかな?

僕の質問に入ってないし、それ以上は聞かないでおこう。

「十分ですありがとうございました」

ペコリと頭を下げてキールさんにお礼を言う。

「ナナちゃんの事を引きずっている人もいるからな、ナナちゃんが居た場所にリーラちゃんが入ってきて面白くないのだろうな」

苦笑しながらいうキールさんは、ナナさんのことについては引きずってないのかな?

僕に普通に話しかけてくれてるしね。

キールさんとは村の入り口で別れ僕は家へと歩き出す。

ナナさんのことも聞けたし銀貨ももらったし……うん?

キールさんはどうして銀貨をすぐに出せるようにしてたのかな?

もしかして僕の裸を覗く前提で用意してたんじゃ? 銀貨もらっちゃったから文句も言えないし、う~……こんなことなら水浴び行くなんていわなきゃよかった。

でも綺麗だとか言われたし……でも……あう……。

それは家の前で頭を抱えて恥ずかしそうにしている僕を、お昼を準備しに戻ってきたミーナさんが見つけるまで続いた。

予定より早く仕上がったため投稿。

次の投稿は一週間前後ぐらいを予定しています。

読了感謝です。

2015/8/14 加筆修正

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