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第21話
「ラプラスデーモン、パーフェクトジャッジ、ムーンウィッチ、ホワイトプリンセス……そしてルーラー」
俺は自室で情報屋から入手した一年生の有名人のコピーを見ていた。
「ふむ。シオンも加えるべきだな。二つ名はコネクトナイトだな! ……文芸部に偏り過ぎてるな。アイツも加えるか? いやアイツただのサッカー部だし駄目だな」
ふと時計を見ると時刻は零時を回っている。そろそろ寝る時間だ。
「そういえば明日──今日は球技大会だったな。これで優勝すれば体育の成績が五になるんだよな。そっちには興味ないが……」
俺はチームのメンバー表を見た。チームはクラス混合で十五人だ。
「チームメンバーにホワイトプリンセス、敵チームにラプラスデーモンか……面白い!」
俺は胸の高鳴りを抑え込み、寝ることにした。
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私は夢を見ている。
頭が痛い。
私は地面に横たわり動けない。まるで地面に貼り付いているように。
そして何者かの気配。
何者かは私に敵意──違う。これは悪意を向けている?
頭痛が激しくなる。
誰か助けて!




