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僕と君、僕は異世界で生きていく、君は異世界で生きている  作者: 宅間 思惟
体育祭編

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行間

高校における主要なイベントといえば、体育祭と文化祭それに加えて音楽祭がある学校もあるが魔法高校だろうと例外ではない。

ほかにも修学旅行は大体学年ごとに行われる。


魔法高校では夏休み前に体育祭があり早い段階から準備が始まる。


体育祭は例年、札幌校で2日間に分けて行われる。

色での組み分けの代わりに各校が競技に割り振られている点を取り合う。


開催日は7月の初週の木曜日と金曜日で時間的余裕がありそうに思っている1年生と4月からすでに動き始めている2,3年生に分かれている。

僕も体育祭の活躍次第では将来楽になるらしいということは聞いているが、魔警への就職がほぼ決まっているので自分磨きに専念していた。


ーーー


平日の夜、彼が部屋に訪れた。


「お前に会わせたい人がいる。」


彼に付いて行くといつもの部署の部屋についた。

部屋に入るといつも空席の一番奥の席に猫がいた。


こちらのことをじっと見つめている。


「この子に稽古をつければいいんだね?」

「そうです。先生。」


猫がしゃべった。

彼は猫を先生と言った。


そしてどうやら猫に稽古をつけてもらうことになるらしい。

不安とか以前に困惑が来る。

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