部活の勧誘
部活動の勧誘に当たって、この部活が何を目的とした部活なのかを彼と確認した。
何の裏もない、ゲームを研究して楽しむための部活とのことだ。
ビラを配って、ポスターを貼って、声かけをして。
流石に急造の部活なので部員を確保できずに1日が過ぎた。
次の日、部室に向かっていると昨日貼ったポスターの前に誰かがいる。
声をかけてみると初日に喧嘩していた男だった。
当たり障りのない会話をしながら、部活を決めたのか聞くと、まだ迷っておりゲーム研究会に興味があるとのことだ。
名前を思い出せずにいると、察したのか岡田武と改めて名乗ってくれた。
取り敢えず部室まで連れて行くことにした。
ーーー
部室に着くと、彼はすでに来ていて誰かと会話していた。
その正体には僕よりも先に岡田君が気づいた。
初日に彼と喧嘩していた女生徒だった。
険悪な雰囲気になるかと思いきや、互いに驚いていてしばらく硬直していた。
同じくらいのタイミングで硬直から戻ると、口喧嘩を始めたが何処か困惑が抜けていないようだ。
その場は一旦彼が治めると、改めて部活の活動内容の説明を行い入部の意思を問うた。
二人のお眼鏡にかなったようで、入部の意思を示してくれた。
その場で入部届を書くと、部長である彼が受領したことで正式に部員となった。
副部長にいつの間にか指名されていたので、二人の入部届を確認して不備がないかダブルチェックをする。
女子の名前が、田中日菜と言うそうだ。
岡田君と田中さんが部活に加わったものの、勧誘期間ではそれ以上部員を増やすことができなかった。
少し執筆に時間がかかりました。
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