部活
入学式が終わってから1週間は授業がない。
その代わりに、身体測定や授業登録がある。
そして新入生に向けた部活動の勧誘期間でもある。
この学校の特色としてほか校舎の部活動にも参加できる。
それぞれの校舎に地域の特色が出た部活動がある。
京都の茶道部や北海道の熊狩り部なんかがその最たる例いだ。
身体測定を早々に終え、僕は部活動を吟味している。
最近は体を鍛えているとはいえ、体育会系のノリについていけないからそっち系の部活はパス。
同じ理由から競技性の強い文化部もパス。
入らない言い訳をしながら歩いていると後ろから声をかけられた。
声の主は彼だった。
「もう入る部活は決まったか?」
僕は彼にまだどの部活に入るか悩んでいること、魔警の方の仕事的に部活に入って問題ないのかを質問した。
「まだ決まってないならちょうどいい、ちょっと部活を作ろうと思っていてな。勿論魔警の方の業務が始まっても問題ないくらいの、軽いノリの部活にするつもりだ。」
彼の計画に乗らない理由もないので了承した。
何の部活を作るか聞いていないことに気がついたが無茶はしないだろう。
彼が部活の樹立届を出しに生徒会室に入る。
問答があったのか時間を開けて出てくると、部活動活動許可証を手に持っていた。
何の部活を作ったのか聞くと、ゲーム研究部とのことだ。
僕が想像しているゲーム研究部なのか疑問に思いながら、部室としてあてがわれた教室へと赴く。
部室にはパソコンとモニターがすでに1組あり以前何らかの部活が活動していたであろうことがうかがえたが、埃がたまっておりしばらく使っていないことが覗える。
この学校には手付かずになるほどに教室が存在しており、大抵は部活動専用の教室として宛がわれているがこの教室のようになっていることも珍しくないようだ。
彼が魔法で教室をきれいにしてしまうと、最初の作業として部員の勧誘を始めた。
書きたいことをかける素晴らしさ。
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