クラス
教室に入ると、さっきの声の主であろう男性とその男性とにらみ合っている女性がいた。
互いに魔力をぶつけ合っているだけで、互いに互いを害するつもりはないようだ。
見たところ、魔力の質も制御できている量も互角のようだ。
流石に入学式もまだなのに魔法をぶっ放して警察沙汰になるような軽い頭はしていないらしく、口喧嘩を横目に適当な席に座る。
彼も自分が出るような事態にならないことは分かっているような様子だ。
この教室は高校の教室というよりも、大学の講義室のような構造になっている。
隣に彼が座る。
「面白いことになってるな。」
彼は今だに口喧嘩している男女を見ながらそう言った。
僕も二人をよく見てみるが彼が何を言ってるかわからなかった。
入学式に誘導するために担任の先生が入ってくる。
担任は名前を名乗ると出席を取り始めた。
初日という事もあり全員出席だった。
しばらく学校の授業についての説明があった。
授業は自己責任の選択制である。
選択制の授業のほかに必修の授業がある。
卒業のためには一定数以上と指定されている授業の単位が必要である。
教室は授業に合わせて指定された教室で行われる。
授業時間は60分、授業同士のインターバルが15分。
午前中に3つ、午後に4つまで授業が取れる。
教室だけでなく授業のシステムまで大学に似通っている。
説明が終わると入学式準備が終わったらしく、式場まで誘導された。
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