学校
3月が別れの季節なら、4月は出会いの季節だ。
僕と彼は4月から魔法高校の東京校に通うことになった。
魔法高校は1学年計500人で全国の4校に分けられそこから5クラスに分けられるため、クラスメイトは25人になる。
とは言っても完全にランダムに決まるわけではなく、住んでる場所で校舎を振り分けられ、一般魔力と固有魔力の魔法における割合で1から5組まで割り振られる。
一般魔力の割合が多いほど数字が小さくなる。
僕と彼は共に5組に割り振られた。
固有魔力が強いほど一般魔力を弾いてしまうため魔法において固有魔力が多くなる傾向にあるらしい。
そして一般魔力と固有魔力のどちらが強いかは結論が出ていない。
魔力によってクラスを分けるのは固有魔力と一般魔力で指導方法が異なるためである。
しかし、固有魔力は自らの精神性を大きく反映されており固有魔力が強いということは我が強いということに他ならない。
思春期で我の強い者が集まると大体喧嘩が起きるもんだが、さすがに高校生にもなってそんな不用意なことをする者は現れないだろうと高を括っていた。
入学式の前にクラスルームに集合するために、僕と彼が談笑しながら教室に入ろうとすると中から怒声が聞こえてきた。
残念なことにフラグを立ててしまったようだ。
そんな心配をしている僕をよそに彼は爆笑していた、いったい何が彼のツボに入ったのだろうか。
物語が動き出しました。
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