No.63 情報の管理人の話
メリクリ!
「一旦。迷子になってもらいましょうか」
「え」
(しまった…!)
「アルック!」
「アルック殿!」
シュン
「消え…た」
「貴様。アルック殿をどこへ…!」
「そもそも。お前は本当に情報の管理人なのですか?」
「あら。waたしは。情報の管理人で間違いないわよ」
(にしては管理人に似つかわしくない気配が感じ取れるが)
「少し。あなた達とお話したくて。アルックを遠ざけたの」
「ジーニアス殿」
「なんだ。覡」
「警戒したほうがよい。話には応じるが、警戒は弱めるな」
「…分かった」
「話とはなんですか。内容次第では、こちらも能力を行使しますが」
「怖いですね。あなた達に有益な情報ですよ。koの情報の管理人である私が保証いたします」
「内容はどのようなものだ」
「知りたくありませんか?まず。なぜ、私達管理人が生まれたか」
「そんなもの決まっています。創設神様の手伝いをするためにそれぞれの概念の元。その概念を管理する。それが私達管理人です」
「もし、それが違ったら?」
「なに?」
「どうゆうことですか」
「記憶の管理人の概念崩壊」
「「!!」」
「彼によって、管理人も消滅することが分かった。そのとき。創設神様は。なにもしてくれなかった」
「待て。彼?なぜ知ってるんだ。彼を知ってるなら私達もお前の事は知ってるはず…だけど。何も知らない…そうか」
「ジーニアス殿?」
「そうゆうことか。お前。自分に関する全ても消したのか」
「察しがいいのね。さすがは知識の管理人。ウィズダム・ジーニアスね」
「なるほど。なら、覚えてないのにも辻褄が合う…」
「でも。完全ではないの。覚えてる管理人もいる。だけど、時間が経てば忘れるわ」
「自分についての記憶を消してまで。何がヌシの目的だ」
「……創設神を討ち取る」
「なっ…!」
「そのような事。許されるはずなかろう!」
「私は本気よ。そのために準備してきたの」
「準備…」
「安心して、まだ実行には移さないわ。だけど、止められるなら止めてみなさい」
「アルック殿はなんだ。アヤツは記憶と深く結びついておる。側に置いておくのはなぜだ」
「……アルックは鍵なの。あの子は私の準備に必要なアイテム。その感じからして、2人は気づいてるようだし、なんなら。天夜も分かってるでしょうね」
「そうか、アルックに管理人について報告書を書かせてるのも。管理人について現状を知るためか。だが、当の本人は目的については何も知らず、ただただ。課せられた任務を遂行してると…」
「皮肉…というものか…」
「あ。そろそろ時間ね」
「時間?」
「そうよ。ここにいるのもかなり労力いるの」
「労力…」
「えぇ。また会いましょうね。■■を■■なかった人」
「っ…!」
「ふふ。いい反応。じゃぁね」
「貴様…逃がすか!」
「待て覡!」
目にも留まらない速さで踏み込み、情報の管理人へと斬りかかるが。刃が届く前に情報の管理人は消えていった
「逃がしたかっ…」
「覡。そんな怒らなくても」
「いや、我の友を言葉で傷つけたのだ。許せぬ」
「全く。それよりも、問題はアルックです。どこに飛ばされたか…」
「ジーニアス殿。分かるのか?」
「はい。なんとなくですが……判明しました。しかし、危ない場所にいますね。一緒に来てくれますか?」
「無論」
はい。なんか情報の管理人は闇が深そうっすね。で、■のところはたぶんのちのち分かります。ジーニアスについてですね




