No.57 桜花爛漫の世界
「えっと、少し待ってください。報告書取り出すので」
俺は報告書の原本ならどこでも取り出せるから、過去のことも読み返せて便利なんだよな
「あった」
「わぁ〜!聞きたいです!」
「では…話しますね」
桜花爛漫の世界は。その名の通り、桜という木がたくさんある世界です。その中でも永劫の大桜と呼ばれる一際大きい桜があるんでよ。その桜はおそらく数十mにはなる大樹で、ずっと枯れずに花が咲き誇っていると呼ばれているほど一度も枯れたことがなく、大きさもあって。その世界の中心に存在していました。その木の下には町があるんです
「町?」
「はい、永劫の大桜の木の下にあって、その世界でも有数の栄えてる町です。大きい城と呼ばれるのもあって、城下町?と言われてるらしいです」
「城下町ですか…」
そして、その世界には怪物がいるんです。永劫の大桜の中に空洞があって。その中に佇んでいるんですよ。大蜘蛛と呼ばれる怪物が、大蜘蛛と言っても人の姿ですがね。それで年に1回ある祭りで大蜘蛛と共に踊りを踊ったり、踊りというよりも演舞ですね。大蜘蛛と町の人がお互いの踊りを披露するんです
「待ってください。怪物なのですよね。仲が良いのですか?」
「はい、俺も数年居たんですけど…いい人?いい人でしたね。いっしょに酒を飲んだり。将棋という戦略的な遊びをしたり…」
「それ、気に入られてるんじゃない?」
「そうですかね?」
「変なことされませんでしたか?」
「いえ…あの。実は、最初会った時から私がその世界の住民ではなく、世界の外。管理人と同じように世界を管理する側ということが見抜かれていまして」
「えっ!」
「あり得ないです。本来、世界の住民が私達の存在を認識することなど」
「なんか、大蜘蛛は外から来たとか言ってましたね」
ふと、その時の光景が思い浮かぶ
「いつ見ても綺麗だな。この祭り」
「だろう?俺様はこの祭りが好きだ。そして、祭りを見ながら友と酒を飲むのはもっと好きだがな」
「ハハハッ!それは分かるかもしれない」
「そうだろう!」
「……大蜘蛛」
「なんだ」
「俺さ、もう少ししたらここを離れるんだ」
「………」
「安心しろ!遠くに行くだけで。また」
「そうか、やっぱり。お前は外から来たんだよな」
「会え…え?」
「図星か?この世界の外だよ。そうだろ。離れるってことは…違うとこに行くんだろ」
「なんで…外のことを知って」
「残念だが、それは教えられねぇ。だけどまぁ…遠くに行っちまうなら。今日は夜明けまで飲みに付き合ってもらおうか?」
「はっ、ったく。いいぜ、今回だけな」
「ってことがあって」
「へ〜」
「なかなか面白そうな御方ですね」
「面白いというか、ん〜。なんと言えばいいか…」
「おや」
「ジーニアス様どうかいたしましたか?」
「来客ですね。管理人のようです」
「あ、そういえば。戦の管理人様が戦術の知識の本を借りに来たいと連絡がありましたね」
「い、戦…」
管理人の中でも戦闘好きと言われるあの…
「すぐに行きます。モノウダとメンラムはアルックとここで」
「「はい!」」
なんか、文章力低下してる気がするぜ!まずい!
だけど、こうゆう世界の感じ書くの楽しくて日をまたぐというね。いや〜、こうゆうのもいいね。それと戦の管理人様は武士だぜ。かっこいいぜ




