No.56 巡った世界
ガチャと一応自分の部屋となっている部屋へと入ると
「なぜいるのですか?」
「ジーニアス様…それが…」
「館長!実はですね…ほら…アルックさんも怪我してるし。大変だと思いまして!」
「落ち着きなさいモノウダ。メンラム。説明を」
「はい。簡単に要点だけで言いますと。アルックさんは手の平を怪我されているので。何かお手伝いできればと思いモノウダと来ました」
「なるほど。ですが、大丈夫ですよ」
「えぇ!?なんでですか!」
「今日は静かに寝かせてあげたいので。邪魔になってしまうでしょう?」
「あ〜…確かに。すみませんアルックさん…」
「いえいえ。お気持ちはとても嬉しいです。しかし、せっかく来ていただいたので。お話でもしましょうか?」
「お話ですか!聞きたいです!」
「興味があります。どのような?」
「えっと…自分が行ってきた世界についてならいくらでも話せるんですが」
俺だってかなりの数の世界渡り歩いてるから。興味は湧くと思うんだよな。せっかく部屋まで来てくれたんだし
「……」
「あ…ジーニアス様も聞きますか?」
「そうですね…確かに。聞きたいです」
「えっと…」
どんな世界について聞きたいか要望を聞かないとな
「どんな世界がいいとかはありますか?」
「ん〜アルックさんがとても綺麗だと思った世界はありますか?」
「綺麗な世界ですか…そうですね。ありますよ」
「あるの!?」
「うおっ!」
がっつきすごいなモノウダさん。さすが、明るさMAXの司書さんだな
「その世界は。自分達では桜花爛漫の世界と呼んでいるんです」
「桜花爛漫?」
「あぁ。意味は聞いたことがあります。桜という木から咲く花が見事に咲き乱れている様子を表している言葉ですね」
「その通りですジーニアス様。その世界では桜が咲き誇っていてとても綺麗なんですよ」
「その話は聞きたいですね」
「話しますよ。他に質問などがなければですが」
「一ついいですか?」
「はい、メンラムさん。大丈夫ですよ」
「アルックさんは今までにどれほどの世界を巡っていたのですか?」
「巡った数ですか…およそ。数千は行ってたと思うんですけど、数までは覚えていないですね…全部特徴で覚えてしまってるので。万はさすがに行ってないですね。これは確定です」
「やはり、アルックさん以外にも似たような役割を持つ人が?」
「同僚ですか?確かに居ますね」
「ほう…同僚がいるのですか」
「はい。さすがに1人だと回りきれないのもあって…百人…」
いや、もっといたよな。だって世界は増え続けてるわけで。俺一人でも数千だから…
「万は行くんじゃないかと」
「かなりいるな」
「でもほとんど面識はありませんね。自分も同僚だと一人しか面識ないので」
「そうですか」
「それよりも、その桜花爛漫?っていう世界の話聞きたいです!」
「ははっ…ごめんねアルック。モノウダは新しい事を聞くのが好きだから。話してくれないか?」
「あ、はい!お任せください!」
恐らく始めて詳しく他の世界について語られるのではなかろうか。これは楽しみ
ー設定とか書くゾーンー
桜花爛漫の世界
ちょっとだけ設定を書くと。和風の世界です!




