No.54 ジーニアスの苦悩
カツカツと図書館を歩いていく
(アルック…彼には何か引っかかる。この謎を解かなければ)
「メンラム。モノウダ」
「館長!」
「ジーニアス様。執務室にあった欠片は全て収集しました」
「ありがとうメンラム」
「館長。アルックさんは大丈夫ですか?」
「あぁ。平気です。今は医務室で休ませています」
「よかった〜!」
「ところで、その欠片。どこかに記載はありませんか?少し曖昧で」
「この欠片ですか?」
「調べてみます館長!」
「……ジーニアス様。なにか気になることでも?」
「この欠片は…見覚えがあるので」
「……」
「館長!ありました!」
「呼び寄せられますか?」
「はい!もちろんです!」
「来ましたね」
「その本なんですか。館長?」
「昔から…狂信者という者達は存在しました。しかし、彼らの目的は謎が多く、大体のことはまだ分かっていない。前はそんなに活動が活発ではなかったが、最近になりよく活動するようになった」
「確かに…もしや、その本は狂信者に関しての?」
「その通りです。メンラム。今起きたことをこの本にまた記すのです。今回の件でかなり詳しく知れたので」
「なるほどです館長!」
「………」
「あ…ジーニアス様。なぜ、そんなに悲痛な顔をしておられるのですか」
「いえ。改めてこの記録を見ると。あの時自分がいかに慌てていたのかというのを目の当たりにして…はぁ」
「…館長!話してください!私達って館長の司書兼部下なのになんにも館長について知らなさすぎるんです。共有してください。共有してくれたら私達もお力になれます!」
「モノウダの言う通りです、ジーニアス様。あなた様は抱え込み過ぎています。なにか、出来ることならなんでもおっしゃってください」
「……昔の事です。まだ原初の管理人と、私を含め。数人の管理人しか生まれていなかった時。狂信者達が反乱というのですかね。争いを起こしたのです」
「管理人様達と狂信者ということですか?」
「その通り。狂信者はなかなかに数がいて、私達管理人は…あまり戦いに身を置いたことがなかった。そこが仇となり。戦いには勝ったが、失うものもまた大きかった。片目を失い。ある者は部下を。また、それぞれ異常をきたし。その異常は一瞬で世界に影響を与え。そして、砕け散る様子を見て…絶望に陥り。最後には、消える者もいました」
「……そんな事が」
「しかし。全く聞いたことがありません…」
「気にすることはないですよ。大丈夫です。少し話したのでスッキリしましたよ」
「そう…ですか」
「そうだ。アルックを見に行ってきます」
「行ってらっしゃい。館長!」
「行ってらっしゃいませ」
「………はぁ」
ジーニアスは医務室へ黙々と歩く
(言えるわけ…ないですよね。部下を失った管理人は…私ということを)
すみません…めっちゃ体調崩しました。なのでめっちゃ更新遅くなりました。大変申し訳ありません。それに加えて明後日から遠出(出張)するのでまたもや更新できません。申し訳ないです…!
話変わりまして。全く報告書を書いていません。まずいです。大丈夫。次の話はまたアルックに戻り報告書を書かせる予定。てか、いろいろ重大な話なんすよね!
ー設定とか書くゾーンー
特になし!




