No.51 格の違い
ジーニアス様の執務室に行くまではそれほど時間はかからなかった。だが、執務室の前に立った瞬間。中から殺気と怒りが入り交じった気配がした。それも強烈に
「っ」
気分が悪くなる…こんなに禍々しい雰囲気は久しぶりだ。ジーニアス様とメンラム。モノウダは平気なのか。流石だな
「……モノウダ。さっそく本を」
「え、もうですか。館長」
「入る前でこれほどの禍々しさだと。中に入ればもっと酷い。今は耐えられているだろうが、中だとそうはいかないだろう。防御を展開。しかし、私の事は入れなくていい。戦闘の邪魔だからな」
「あ、口調崩れてる。館長やる気だ。了解館長。えぇっと…この類っていうか、防ぐのだと。あっ!いいの発見!」
「それは詠唱を必要とするのか?」
「いいや、メンラム。詠唱は必要ないみたい。精蝕防御!」
するとメンラムとモノウダ。そして俺の周りに半透明はバリアのようなものが展開された。すごい。本当にこれが魔法ってやつか、聞いてはいたが便利そうだし
「これ、使用者の周りに半径2メートルぐらいで展開されるみたい。動いても使用者の近くにいれば大丈夫だって!」
「準備はできた。入るぞ」
「………」
「あ、」
「しっ。3人はここに。決して、そのバリアから出ないように」
「「「はい」」」
「よし」
ジーニアス様はそう言って。あの禍々しさの中心へ歩いていった。その姿はなぜか、なぜかとても余裕が混じってるように見えた
「やぁ。狂信者。そんなに荒れ狂って。どうした」
「どうしたもこうしたも。なかったんですよ?この図書館のすべてを探し回った。禁忌書がある。あそこまでも」
「禁忌書があるところまで行ってなかったのなら、ここにはないのでは?」
「そんなことはない」
「断言できるのはなぜ」
「ここにあるのは確かなんですよ。そう教えられた」
「教えられた…誰に?」
「言うわけないですよ。とにかく。あなたなら…本当の場所を。知ってるのでは?知識の管理人。ウィズダム・ジーニアス」
「もちろん。この図書館内で知らない本はない」
「なら、教えてください。どこにあるのか。そうすれば。痛い目は見ませんよ?」
「おやおや。痛い目を見る?ふふっ…誰に言ってるのか」
「お前に決まってるだろ」
「それは分かってます。しかし、忘れてはいませんよね。私はこの図書館の館長であり、知識の管理人。そして、ここは私の領域内」
「……!」
(本が…集まって…)
「すべての知識の本を掌握する私に。勝てるはずなどない。と。馬鹿でも分かるのでは?」
「ぐっ…」
(すごい威圧感。さっきまで感じなかったはずなのに!)
「天夜から報告は受けてます。彼女から言われたのは一つ。『管理人としての格の違いを見せつけ、折れ』…と。無論。ここに来た時から。あなたをそうすると決めていたのでね」
「そうですか。なら、全力で…潰す」
「できるものなら」
さぁ、管理人対狂信者!これは面白そうな戦いです!戦闘シーン書くのは頑張ります!
ー設定とか書くゾーンー
ジーニアスはところどころ口調が崩れたりしますが、それはモードに入っております。言うなり、やる気満々ってことです!




