No.42 知識の管理人様
「こちらです」
「この先に…管理人様が」
コンコン
「ジーニアス様。例の来館者様がいらっしゃいました」
「入ってくれ」
「失礼します」
目の前にある仕事机のような机に座る人。隣にはメンラムさんが言ってもう1人の司書さんがいた。そして、さすが知識の管理人様と言うべきだ。表情が全く分からない。変わらない。確か…天夜様が感情表現苦手だって。納得した。感情の浮き沈みがこんなに全く分からないのは初めてかもしれない
「お初にお目にかかります。次元観測員のアルックです」
「天夜から聞いている。私は知識の管理人であり、世界の図書館の館長を務めている。ウィズダム・ジーニアスだ」
「…よろしくお願いします」
「メンラム。モノウダ」
「「はい」」
「彼と話がしたい。少しだけ本の管理を頼めるか」
「もちろんでございます」
「お任せください」
そう言って司書2人は出ていった。残ったのは俺とジーニアス様だけ。なんか、管理人様達ってこうゆう系好きなのか?天夜様の時もこんな感じだったような
「さて、座ってくれ」
「はい。失礼します…」
「率直に言うと。君の知識を記したい。ご協力お願いできないでしょうか?」
「俺のですか?」
「そうです。天夜から聞いた話によると。情報の管理人とやらに仕えてるそうですね」
「はい。ですが、皆さんその記憶がないらしく」
「その通りです。私も天夜に言われるまでは全くと言っていいほど存在が分かりませんでした。聞いた瞬間から。全ての文献にそのような記載があるかを調べましたがなく。そこであなたの知識を記録しておきたいのです」
「なるほど。構いませんが。どうすれば」
「ここに…なにも書いてない本があります。ここに手を置いてください」
手を置くだけでいいのか?
「こ、これでいいですか?」
「はい。では動かないでください」
「分かりました」
「知識とは………時を………積み重…」
なんか、呟いてる。だけどなんにも起きない…
「ん?」
なんか起きてたわ前言撤回。置いてた手から文字が浮き上がっております。それが本に吸収されるようにして消えていくと。スラスラと文字が本に浮き出てきて文章を形成していた
「ふぅ…これぐらいですね」
「あの、これは一体…」
「これは本を作成する一つの手段です。あぁ。ですが、説明を含めてここについてもご紹介します。どうやら報告書に書かなければならないと聞きましたので」
「はい!ぜひともお聞かせ願いたいです!」
ギリセーフ。さて、ジーニアスさん登場。次でいろいろと説明してくれるぜ!
ー設定とか書くゾーンー
右腕司書。メンラム
男の司書さんで、ジーニアスと似ている性格
左腕司書。モノウダ
女の司書さん。実は結構明るく元気




