No.41 世界の図書館
早めに出るか…念のために
「……誰も起きてないか」
逆に好都合だな。部屋に置き手紙も置いてきた。なんか、出る時に色々言われたりしたらこっちもなんかウルッて来ちゃいそうだし
「行くのですね。アルック」
「うぇっ!?天夜様!」
「驚くようなことかしら。なんたって。素晴らしい客人を送り出さない主がどこにいるの」
「あの…」
「大丈夫。ちゃんと皆には説明をしとくわ」
「っ!ありがとうございます」
「えぇ、それと。これをあげるわ」
「これって…深淵潜った時のあのお守り?」
「そうよ。少しまた手を加えた改良お守りというかアクセサリーのようなものよ。これって大丈夫かしら」
「お〜…」
凄い綺麗なネックレスだ。確かに。前のお守りに手を加えてる
「ありがとうございます!大切にします!」
「そうしてちょうだい。呼び止めて申し訳ないわね」
「いえ、最後にあいさつできただけでもとても嬉しいです」
「それは良かった。さ、行きなさい。星々の輝きがあなたを導くでしょう」
「はい…ありがとうございました!」
そう言って。俺はあのぷにぷにした入り口から外へと出る。今思えばとても充実しまくった2週間だった、皆も優しくて。そして。こんな素晴らしい物までもらってしまうとは…
「さて、座標入力だな。」
0次元:X軸1988、y軸11.7
これが知恵の管理人様がいる場所の座標だ。さて…飛びますか!!
同じ0次元でも少しでも座標がズレればかなり移動することとなる。今回はかなりズレてるため、ちょっと長かったが無事に着くことができた
「おう…なんか…すご」
目の前には、でかい家。ではない。図書館だ。よく見たら本棚なども確認できるな
「入り口…は…」
あそこ…だな。普通に扉から入れる
「っし、覚悟決めろ〜。大丈夫。よし!」
重々しい扉を開けると、中は予想通り図書館そのもの。異質さを上げるならば、天井までそびえるほどの本棚の数々。そして、なんか本が空中を漂い動いている。それもたくさん。率直に思ったことは。ここは本当に図書館か?と思った
「で、どこに行けばいいんだろ」
「来館者さんですか?」
「え、はい。そうです」
「あなたは、アルックさんですね。館長がお呼びした」
男だ。だけど、やっぱ知的な雰囲気があるな。さすが知恵の管理人の部下だ
「あの…」
「あ、自己紹介遅れましたこと。申し訳ありません。この世界の図書館の司書を務めさせております。メンラムと申します」
「アルックです。よろしくお願いします」
「早速ですが、館長のところにご案内したいと思います」
「もうですか?」
「はい。館長がお待ちしてるので」
「まじか…」
まさかのもう来ることを察知して?さすがとしか言いようがない
「分かりました。行きます」
ついに知恵の管理人のとこに来たぜ!いや〜、どうゆう展開になるのかが楽しみですね
ー設定とか書くゾーンー
司書は2人いて、メソラムの他にもう1人。女性の司書さんがいますが。今は館長の側に控えております




