No.2 宇宙の管理人様
さて、今自分は宇宙の管理人様の所に向かっている。いろんな世界に行くためにはどこの次元で座標を的確に入力しなければならない。今回入力したのが
0次元:X軸1922、y軸9.12
これを入力すれば一瞬でそこに飛べる
「っと。着いた」
これ次元を超えるから酔ったりするんだよな…なんせ、0次元は全ての管理人様がいるところで超えるのも一苦労。俺もなんか上司からもらったへんな首輪付けてなきゃ絶対に越えれなかったし酔ってた。ありがとう上司
「にしても…すごいな」
宇宙が球体に凝縮されたらこんな感じなんだろうな。神秘的だけど、どこか未知の恐ろしさを感じるような…
「そうだ、早く入らないと」
てか…どう入るんだろ
「…ポヨンポヨンしてる。でも指が濡れた感触はない。水じゃないか…ん〜…」
『そのまま入ってきてください』
「え、大丈夫なんですか?」
『大丈夫です。どうぞ』
「大丈夫なのか…よし、い、行くか!」
「っと…」
思い切って入ってみたが……やっぱり濡れてない。不思議だな。てか…
「すご…なんだ、これ」
あの見た目からは想像できないな。でかい研究所みたいだな。いや、研究所だなこれ。なんか浮いてるし…。てか暗いな。ん?これは…星形の模型?
「触らないほうがいいですよ」
ん?電気ついてない方からか?というかさっき入る許可を出したのも男性の声だったな…あれ?たしか宇宙の管理人様は女性のはずなんだが
「あ。す、すみません。あの…誰…?」
「おや、電気がついてませんね。またなにかやらかしたんですかね。全く」
「うおっ…」
電気がついたか。さて…一体誰なんだ
カツカツ
靴の音が…近づいてくる…。
「お初にお目にかかります。宇宙の管理人。天夜星様にお使えする八天の1人ジュピターです」
こいつ。頭が………木星!?だからジュピターか…ちゃんとした服装、それに…両腕に金の輪があるが、あれなんだ。意味あるのだろうか…しかも玉が輪っかに付いてるし
「………」
「驚きました?まぁ、無理もないですよ。人間ではないので」
「人間じゃないんですか?」
「えぇ、この姿を見てまず人間ですか?」
「いや…」
「ですよね、ではご案内しますアルックさん」
「案内?」
「はい、星様はただいま事案に追われておりましてね。お会いするのには少々時間がかかります。なので待機室がありますのでそこで待機しててください」
「分かりました」
「そう言えば、次元観測員でしたね。なら、報告書に書くのですよね」
「え、えぇ…まぁ。それが仕事なので」
「なら少し遠回りして行きましょう。報告書に書くためにはここにある物も書いた方がいいでしょう?」
「見せてくれるんですか!」
「はい、許可も得ておりますので。では行きましょう」
「着きました」
着いたのは幻想的といえる場所だった。天井。あるのか分かんないが、いや。宇宙みたいだ、天井っぽいってか先が見えない
「この吊るされているのは?」
「これらは宇宙の共鳴と言われる球体でして、全ての世界の宇宙と共鳴しているのです」
「共鳴?」
「あぁ、触らないでください。ここに入ってくる時もなぜか星の宇宙の共鳴があなたの近くに行きましたが、あれもここに収まっているはずなんです。ですが…出てしまっていたのは…恐らく…」
「なんにあったのか?」
「はい。心当たりが、そしてここにいますよねサターン!なにかあったんですよね!?」
「うぉっ…!」
つんざくような大声を発したと思ったら返事は意外と早く届いた。それも宇宙と思えた上からだ
「あ、ジュピター!?」
「なにかあったのですか!」
「ちょっとアース呼んできて!制御装置が壊れちゃったんだよ!」
「分かりました!…すみませんアルックさん。少々ここにいてもらえますか?アースを呼びに行かなければならないので」
「あ、はい。分かりました!」
「助かります」
「……」
行っちまった、しかもサターンて誰なんだ。同じ八天の1人なのだろうが…
「ねぇねぇ!君が主が言ってた次元観測員!?」
「っ!?は、はい!そうです!あの…あなたは!」
「俺はサターン!八天の1人。土星のサターン!」
「土星…」
また、あれか。顔がジュピターみたいに人の顔じゃないか?なんか、ザ人間みたいな人は居ないものか…
「てか、なんで上にいるんですかー!?」
「いろいろあって…制御装置が壊れちゃってさ!それで浮いちゃって!帰ってこれないんだよね!」
「えぇ…大変ですね!」
「そうでもないよ!よくあることだから!」
「よくあること?」
バァン
「えっ!?」
びっくりした。え、扉外れて壊れてるんですけど…どれほどの力でやったんですか…
「はぁ…ジュピター。本当なんだな?」
「はい。また壊れたようでして。それと、扉を蹴破らないでくだい」
「蹴破った事はすまん。だがな、まったく俺が造った装置をどうやったらそんなに壊せるのか聞きたいよサターン!」
「ごめんアース!あと、これ降りられるかな!?」
「あ〜、装置は付けてるんだよな!?」
「もちろん!」
「よし、なら待ってろ!」
「何をするんですか?」
「アースが装置を遠隔操作してサターンを下ろすんですよ」
降ろす?この高さから?……いや、死んじまうんじゃ…てかアース。お前もやはり人間の頭じゃないな、しかもその頭に付いてる、いや浮いてる金の輪はジュピターと同じか。なんだっけ、こうゆう頭の…あ〜、異型頭!そうこれだわ!他の世界にもたまにいるやつ。会うのが珍しすぎて忘れてたわ
「じゃ、降ろすぞ!」
ヴォンと急にアースの目の前に画面が出てきたな。あれで操作するのか、すごいな。ものすごい速さで色んな事を入力してる
「完了した、あと数秒で降りてくるぞ」
「助かりますアース」
「いいって、あ、ほら来たぞ」
「…結構速度あるんですけど大丈夫なんですか?」
「ん?平気だ。さっき装置の主要なのは雑だが直せたからな、床にぶつかることはない」
「えぇ、サターンは1番軽いので」
「軽い?」
「そうだよ〜、ほら。どんなに速く落ちてもこうやって減速するからダメージはゼロ!あっ!君が次元観測員さんだね!よろしく!」
「あ、よろしくお願いします。サターンさん」
「さん付けは要らないよ。だって主のお客さんなんでしょ?だからさん付けしなくても平気だよね。ジュピター、アース?」
「いや、さすがに…」
だって管理人様の部下の方達でしょ?さすがに不敬というか…ね。他のお二人はどう思ってるか
「私もさん付けしなくても平気ですよ」
え…
「僕も大丈夫かな。だってさん付けされるの慣れてないし」
え〜!嘘だろ。なんでさん付けをいきなり撤廃されるんだ。謎すぎる、いや。でもご本人から許可出てるからいい……か?
「そういえば、星の模型をここから外に出したのあなたのせいですか?」
「うん、助けを呼ぼうと思ってとっさに……」
「はぁ、たまたま見つけられたからいいものの…見つけられなかったら星が1個消滅してた可能性があったんですよ?」
「アハハ…だけど見つけてくれたからいいでしょ?」
「そうゆうことでは…はぁ…」
「そういえば。君の名前聞いてなかった。名前は?」
「アルックと言います」
「アルック。いいね、覚えやすいや。よろしく」
「はい、よろしくお願いします。アースさ……アース」
あ〜、やっぱり慣れないな…いや、慣れておかないと…
「では、私はアルックさんを仮部屋に案内しますので」
あ、逆にジュピターはさん付けなのか…う〜ん、むず痒いというかなんというか。それより
「仮部屋?そうか、俺しばらくここにいるんだった…」
「はい、しばらくはそこで生活してもらいますので」
「分かりました」
「では案内します」
「僕も行きたい!」
「サターン…やる事があるのではないですか?」
「え、やる事?」
「装置をちゃんと直すんだよバカタレ」
「アース…そんな怒らない…」
「怒るに決まってるだろ。これで壊したの何回目か知ってるか?」
「え〜30?」
「200回以上だ、200回からは数えてないがな」
おいおい、200以上って結構な数だろ。そりゃ怒るな…
「え、200…そんなに壊したっけ!?」
「壊したから言ってるんだ。俺の部屋行くぞ」
「ちょ、服!強く引っ張りすぎ!」
「すまんジュピター。そうゆうことだから案内は任せていいか?」
「はい、大丈夫ですよ」
「ありがとな」
あ、すまないサターン…そんな目?で見つめられても助けられないからな。絶対ボコされるし
「では、私達も行きましょう」
「そうですね」
ふう…なんやかんやあったけどようやく一息つけた。一応また数時間後に来るらしいから今のうちに報告書書いとかないと
ー報告書ー
八天の皆様
ージュピターー
一人称:私
宇宙の管理人様の呼び方:星様
八天のお一人。木星の頭をしている異型頭だと思われる。両腕に金の輪と玉?が付いていた。紳士的で優しい、他の八天の反応を見るとお兄さんのような存在なのかと思われる
ーサターンー
一人称:僕
宇宙の管理人様の呼び方:主
八天のお一人。土星の頭をしている同じく異型頭。かなり子供っぽいような印象。何かとトラブルを起こしてるような気がする。そして何らかの装置をつけているらしく、それが故障して宙に浮いていて、1番軽いらしい。で、サターンも金の輪を3つ付けていて右腕、首、左腕についている
ーアースー
一人称:俺
宇宙の管理人様の呼び方:?
八天のお一人。地球の頭をしている同じく異型頭。研究者なのか科学者なのか分からないが白衣を身に着けていたのが印象に残っている。サターンの装置を擬似的に直してるあたりカナリ技術は高そう。頭に金の輪がある。
ー宇宙の共鳴ー
ある部屋にあった天井らしきところから吊るされている球体。その球体の中には宇宙がそのまま入っているような幻想的な見た目。ジュピターいわくこの球体がその世界の宇宙と共鳴していて異変が起きるとこの球体に直接伝わる。
ー追記ー
今のところ分かったのはこれぐらいです。なんかとても個性的な方々がいますが、少しずつ慣れてこうと思います。
ー終了ー
よし、これでいいだろう。何時間後に来るかは分からないが、少しの間寝てるか…なんか一気に疲れが来たから…少しぐらいいいよな。おやすみ…
わ、とてもハマって書いてたらいろいろ詰め込みすぎたかも…ま、大丈夫!
ー設定のようなのを書くゾーンー
サターンは土星の化身のようなもので、土星の性質を全て受け継いでます。八天は全員そんな感じ。土星は質量がとても軽いためアースが造った装置付けてないと浮きます!しかも常時!だから装置必須。壊れたりしたら本分のようにプカプカ浮いちゃいます




