表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1000年ぶりに目覚めた「永久の魔女」が最強すぎるので、現代魔術じゃ話にもならない件について  作者: 水定ゆう
魔術運動会編1

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

49/722

49.毒矢と逃亡者

今日、凄くいいアイデアが思いつきました。

 ルカが手にしたのは、紫色をした液体が鏃に付着した、ボウガンの矢だった。

 それにしても、どうしてこんな町中で。


 ここは森ではない。

 今の時代、確かに高価だが、銃と言うものもある。ただあっちは音が大きくて、気づかれやすい。しかし、ボウガンとはまた古風だ。


「ボウガンの矢。だけど私を狙ったわけじゃなかった。スプラが狙われた?」


 ルカは色々考えていた。

 同い年相手に、さんは付けなくなったが、そんなことは今回はいい。


 スプラを狙った矢を、まさか片手で止めたんだ。

 それこそ、水が蒸発したおかげで壁になって、何が起きたのかはわからない。

 しかしもう少しで、溶けてしまいそうで、その最中に、ルカは敵を捕捉しにかかる。


「私じゃなかったら。本当で死んでいたんだけど。矢の起動は、こっちか」


 ルカは、矢の起動を即座に読み解く。

 すると、魔力の乱れを感知した。気配を飛ばすと、そこにいるのは男のようで、フードを深く被り、顔を隠しているのが目に見えた。


「あれだね」


 ルカの反射神経、動体視力は常に最高。

 研ぎ澄まされ、ルカの視界に見えていたのは、ボウガンの矢を撃った人間だった。


「な、何が起こったのですか!」

「スプラ、今すぐ学校に逃げて。ちゃんとこれ持って行ってよね」

「えっ!?」


 スプラには悪いが、私の絶対を奪おうとするやつは許してはやらない。

 例え、命を奪うような行為、つまるところ、殺しはしないが、それに相応する行為には、むろん受けてもらわなくてはならない。


「と、トキワさん!」

「ルカでいいよ。それより、学校に戻ったら誰でもいいから教師を呼んで。それと、ペンキも忘れずにね」

「えっ!?」


 スプラは、何もわかっていない。

 そんな中、ルカは身体能力だけで、逃亡者を追いかけることにした。

 下手に魔力を放出すれば、もし一流の狙撃手なら、撃たれかねないからだ。


 しかしそんな心配はいらないらしい。

 逃亡者は姿を消し、その場から去っていた。


「逃がさないよ」

「ちょっとルカさん!」


 ルカはスプラを置いていくことにして、その場から走り出した。

 人の合間を走り、通り抜けて、その先にある細い、路地の中に飛び込んだ。

 すると、


 シュン!


 ボウガンの矢が放たれた。

 でもルカには効かずに、へし折られ、その先にいた狙撃手兼逃亡者は、


「チッ!」


 大きい音で、舌打ちをした。

 ルカは気にせずに、直進の道を薄く張った魔力で防御して、追いかける。


「くそ。俺が外すなんて」

「外すんじゃなくて、当たってないんだよ」

「なに!?」


 男は振り返った。

 声が上の方から聞こえたからだ。


 するとそこにはルカの姿はなく、建物の間を弾むわけでもなく、それこそ単純に、


「そ、空を飛んでやがる!」

「飛ぶでしょ。魔術師なんだから」


 ルカは優雅に飛んでいた。風を駆使するとかではない。完全に空を自由に移動していたんだ。

 その姿を見た逃亡者はきっと、諦めたんだろう。


少しでも面白いと思っていただけたら嬉しいです。


下の方に☆☆☆☆☆があるので、気軽に☆マークをくれると嬉しいです。(面白かったら5つ、面白くなかったら1つと気軽で大丈夫です。☆が多ければ多いほど、個人的には創作意欲が燃えます!)


ブックマークやいいねなども気軽にしていただけると励みになります。


また次のお話も、読んでいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ