表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1000年ぶりに目覚めた「永久の魔女」が最強すぎるので、現代魔術じゃ話にもならない件について  作者: 水定ゆう
シルヴィアの休日

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/723

41.シルヴィアの休日④

今日はあと2話投稿するから、是非是非読んでください。

  変なものを食べさせられた。

 この町はおかしくない。このお店が行政違反を犯していた。


 深く気を落としたシルヴィアを、労おうとして、ライラックは辺りを探し始める。

 すると、シルヴィアの好きそうなお店を見つけた。

 それは通りの向こう側にある、人気の少ない、小さな青屋根のお店だった。


 ライラックはポン!と手を叩き、シルヴィアの肩を、ツンツンしていた。

 すると、シルヴィアはライラックにつまらなそうな顔をする。

 十五歳の少女らしく、思春期だった。


「シルヴィ、あのお店行ってみないー?」

「あの店? ええ、いいわよ」

「オッケー。じゃあ、早速行ってみようかー」


 シルヴィアはライラックに腕を掴まれて、青屋根のお店に連れていかれた。


「ちょっと、ライ!」

「ほら、早く早く」


 青屋根のお店。

 そこにあったのは、小さな古書店だった。

 ライラックはよく知っている。シルヴィアは喜んで、口を開ける。

 そう、ライラックは本を読むのは嫌いだけど、勉強が好きなシルヴィアは真逆で、こういうのを見ると、燃えるたち。

 その中でも、魔導書は大好物だった。

 現に、シルヴィアは……


「このお店、結構古い本が多いわね」

「よかったー。喜んでもらえて」


 ライラックはホッとする。


「ほら、ライ。早速行くわよ」

「はいはい。やっぱり、シルヴィはこうでないとねー」


 ライラックは呆れてしまう。

 すると、シルヴィアはライラックに振り返り、


「ほら何してるのよ!」

「はいはい」


 ライラックはやっぱり呆れ気味。

 一緒になって、青い屋根の古本屋に入店した。


※※ ※ ※ ※ ※ ※


 二人は青い屋根のある、小さな古本屋に入店した。

 するとそこには、


「「うわぁー!」」


 二人は瞬きを繰り返す。

 ありえない大きさの本棚が、ぎっしり詰まっていた。

 何回瞬きをしても、そこには確かに本棚だらけで、遠くのカウンターが思った以上に遠い。


「なんか、遠近感が……」

「しっ。そう言うこと言わないの」


 変な雰囲気になる前に、シルヴィアがライラックの口を塞ぐ。

 その足で、本棚を見て回ると、結構古い本が、かなり安価な値段で売られていた。


 ライラックも退屈を紛らわすために、さんざん見て回ると、一冊気になる本があった。


「これ……」

「ライ? なにその本」


 ライラックが手にしていたのは、図鑑のようなものだった。

 解説付きの本らしく、中に書いてある内容を見ようと覗き込むが、そこにあったのは、色褪せた独特な紙の本。

 東の方の国々で昔から使われている、水に強い和紙と言う素材だった。

 それにしても古そう。

 作者の名前も分からなくて、それにしては結構する。


 だけど気になる内容は、ライラックが食いつくもので、東の島国で伝えある伝説の暗殺者、忍者に付いてや暗具について書かれていた。

 かなり珍しいジャンルで、コアのタイプだった。

 肝心のライラックは食い入るようだったけど、きっと買うんだろう。


 話しかけても無駄だと悟り、シルヴィアは少し奥の方に行ってみた。

 するとまだまだ珍しい古書の山が並んでいて、その中には有名なものや魔導書のレプリカまであった。

 その品数に圧巻させられる。


「へぇー、かなりの量が置いてあるのね」


 ぼーっとしながら、眺めているとその棚の中から、何冊か興味を惹くものがあった。

 シルヴィアは少し迷ってから手に取ると、中をぱらっと見てみる。


「えーっと、うわぁ! これ、魔導書だ。しかも本物」


 それは結構な値が付きそうな魔導書だった。

 しかも本物だったことに目を見開いて、驚くと風の魔術の記述が多かった。

 しかしそこに書いてあるのは昔、シルヴィアがまだ幼い頃に出会った人から教えてもらった内容で、本の背表紙にはその人の名前があった。


「これ、師匠のだ。絶対買おう」


 師匠は魔導書を書かない。

 だからこれはかなり希少なもので、しかもよく見ていけば、魔法のことも書いてあった。

 シルヴィアは迷うことなく、即決し、残った本も読んでいく。

 しかし、


「この本、私には読めないわ。ルカなら……読めるかもしれないわね。よし、買っていきましょう」


 そう口にした。

 買うものを決め、ライラックに合流すると、一緒になってカウンターに行く。

 そこにいたお爺さんからは、こう念押しして言われた。

 何だか念が強い。


「大切にするんじゃぞ。若いもんたち」


少しでも面白いと思っていただけたら嬉しいです。


下の方に☆☆☆☆☆があるので、気軽に☆マークをくれると嬉しいです。(面白かったら5つ、面白くなかったら1つと気軽で大丈夫です。☆が多ければ多いほど、個人的には創作意欲が燃えます!)


ブックマークやいいねなども気軽にしていただけると励みになります。


また次のお話も、読んでいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ