あなたの観るお話の続き
「シェルティーネ! 貴様をここで断罪する!」
私は王太子から断罪された。どんなに否定しても聞いてくれることはなかった。激昂した王太子に斬られる――。
そこから救い出してくれたのはあの人だった。
私は気がついたら全ての記憶を失っていた。
そんな私に付き添ってくれたのは執事ただひとり。
私は今日も物語の中を揺蕩う。記憶を取り戻すために。
私は王太子から断罪された。どんなに否定しても聞いてくれることはなかった。激昂した王太子に斬られる――。
そこから救い出してくれたのはあの人だった。
私は気がついたら全ての記憶を失っていた。
そんな私に付き添ってくれたのは執事ただひとり。
私は今日も物語の中を揺蕩う。記憶を取り戻すために。