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魔力の違和感
2人の戦いはものすごい魔力のぶつかり合いだった。
街から少し離れているとは言え、行き交う人の中には何人かこの大きな魔力のぶつかりに気付いていた。
しゅんもまたそれに気づいた1人だった。
「河原の方からか‥また高校生の喧嘩か?」
魔法学園の生徒同士は、喧嘩で魔法を使うことが多くその場所は大体街外れの河原で行われた。
2つとも大きな魔力ではあったが1つは今まで感じたことのない魔力でどこか違和感をしゅんに覚えさせた。胸騒ぎがした。
もちろんこの日も学園には行っておらず、初めての外出であった。
普段面倒ごとを嫌うしゅんだが、何か気になる。
そんな気まぐれ程度の理由でしゅんは河原へと向かっていった。




