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転入二日目

翌日優美が教室に入ると昨日の模擬戦のせいかクラスメイトたちが視線を送る。特に同じ女子生徒たちが優美の完封が嬉しかったのか興奮気味に話しかけた。

「一条さん!昨日の試合すごかったね。私感動しちゃった」


「私も!同じ女性としてあの福田を倒してくれた瞬間ものすごいスカッとしたよ」

拳で殴る動作しながら女子生徒は言う。よほど福田は嫌われていたのだろう。


「そ、そう?ありがとう」


友達を作るために転校してきたわけではなかったがこんな風に言ってもらえるのはさすがに嬉しかったようだ。


「私はかおり。中学時代の全国大会で一条さんと戦ったこともあるの。覚えていない?」


「え?あ、そうだったかも!」

名前こそ覚えてはいなかったが優美もなんとなくかおりの顔を覚えてはいた。


「まぁ、その時は一条さんが優勝で私は初戦だったから覚えてないよね」


「いえ、顔は覚えているわ!」

そう言うと、かおりは少し嬉しそうな表情をうかべた。


「私はレナ。昨日は話しかけなくてごめんなさい。なんだか話しかけにくくて」

ストレートな言葉をぶつけるレナに何と正直な子だろうと思いながら、この子は絶対にいい子だと優美は謎の確信を得た。


「いえ、気にしないで。これからよろしく」

2人とも中学時代の全国大会常連だった。可愛らしい容姿をしていて今時の都会女子といった感じ。優美には2人がキラキラして見えた。


特にレナは小さな身長にショートボブ、少しぽちゃっとした体型で校内でも人気の女子だった。性格も素直でもし自分が男なら好きになってしまいそうだと感じるほどだ。


「それじゃあ一条さん、この学園の少ない女子同士仲良くやっていきましょ」

そう言うと2人はそれぞれ自分の席へと戻っていった。


優美は女子高生らしい会話に満足げだった。

女子たちとの会話も終えて優美も1番後ろの自分の席へと着いた。

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