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【-ワールドNPC一覧-】フリーランス一覧

【NPC名[サンドイッチマン]】

年齢[??] 性別[?]

所属関連:[私設武装組織ナイツ最高指揮官]

属性[富裕層]

NPC属性[S]

覚醒オーダー[SF][AI][DI]

オーダースタイル[ピュア]

恋愛判定固定値+[79]

工作判定固定値+[110]

武器防具[30m級人型機動兵器]

取得オーダー能力

【四大理論:自己進化】【超古代の遺産】

【ディメンジョン・フォース】【ディメンジョン・パンツァー】

現在:RDセット状況

[SF+30個][AI+15個][DI+10個]

現在:HP上限[46]

現在:順化数[31]

現在:速度[35]

現在:素手攻撃力[1]

現在:攻撃力[40]

現在:防御力[24]

到達階梯[8]

参照ドロップ表[[S]【SF実験薬】×2 [A]【神処処方薬】×2 [SS]【ネクタールSS】×2 [A]【状態復帰薬】×2]

[履歴 正体不明、経歴不明の大富豪。それがサンドイッチマンと呼ばれる猫のような熊のような極めて曖昧なゆるキャラっぽい全身を覆う着ぐるみを着るSFである。彼は政財界において有能な人材や企業への惜しみない投資を行う優れた経営感覚を持つ人物であり、彼が最終的に大株主となる世界企業は数多い。彼がもしも投資を引き上げる会社や職業があるとすれば、その情報が知れ渡ったと同時にその企業や業種の株は大暴落を免れないとされる。そんな彼はSFとしての功績などは一切表側に出て来ない人物であるのだが、高位階梯者であるのみならず。その戦闘能力は未知数と業界では真剣に謎とされる。ただ、彼は恵まれない孤児などの中から優秀な人材を集めては養育し、自身の持つ城に務めさせて『ナイツ』と呼ばれる私設武装組織を持っている。この事から、相応の年齢である事が確実視されており、代替わりなども今のところは確認されていない。当人と出会った人物達は声が渋くも若々しい力に満ちていたと語っており、人格的にも極めて優れたジェントルで美術的なセンスも高く。文化、文明、機械などの機能美や様式美を愛しているらしい。また、噂ではあるが、彼の着る着ぐるみは彼の死んだ恋人や妻、娘などの絵やデザインが大本になっているという。彼は近年になって多発する“カイジュウ”による被害に心を痛めており、そういったkarma災害によって家や良心を失くした孤児達を大規模に引き取り、孤児院を経営する篤志家としてよく児童福祉系の団体から感謝状を貰っているようだ]


セリフ『ナイツ諸君ッ、出撃ダ!!』


【NPC名[桜衣桔梗(さくらい・ききょう)]】

年齢[14] 性別[♀]

所属関連:[アイドル見習い]

属性[アイドル]

NPC属性[D]

[履歴 karma能力者にとって夢や希望や愛や勇気は然して重要ではないと考えるのが近代から現代に掛けてのkarma業界のスタンスであった。要はkarma能力者はとにかく裏で陰謀や暴力に関わって、世界の均衡を保つべしという不文律というよりは世界観が共有されていたと言える。だが、西暦2000年代にも成るとこの古い考えを打ち壊すようなDiscoderが現れ始めた。彼らは基本的には裏家業というものに興味が無く。それどころか外で大々的に名前を売り、その上で能力者である事を忘れず、自らのライフスタイルとして表で生きる事を決めた人々であった。近年はこんな生き方をする能力者も増えており、大手組織に所属しないままに生活する者は増加傾向にある。その多くは代償として命を落すが、中には轟運としか言いようのない必然偶然の先で生き残り、まるで運命に導かれているかのように表舞台で華やかな日々を送る者もいる。そんな一人が彼女……亜麻色の髪をショートカットにした現役中学生アイドル桜衣桔梗である。彼女は大覚醒で能力者となって後、あらゆる組織の勧誘を断り、自らの夢であるアイドル業を志す若いアイドルの卵である。彼女の日常は根本的にアイドル8割、日常1割、能力者1割的な日々であり、今は知名度も少しずつ上がってきており、20代までにはブレイクするだろうと芸能業界でも囁かれている。どうして組織に所属せず、一人で困難な道を、命を賭けてまでアイドルになりたいのか? そう訊ねた者に対し、彼女はこう返して朗らかに悪戯っぽく笑うだろう]


セリフ『だって、アイドルは歌って踊って、誰かを楽しませて、その代わりに沢山の人に注目される場所を掴み取る職業ですから……愉しい気分もその相手が人殺しじゃ興醒めじゃないですか。私、死ぬまでに一度は夢を叶えてから死にたいんです。案外、わたし……伝説になっちゃうかもしれませんよ?』


【NPC名[ヴィヴィエラ・ハイマン]】

年齢[26] 性別[♀]

所属関連:[普通の傭兵]

属性[アルバイター]

NPC属性[S]

覚醒オーダー[MW][AI][ET]

オーダースタイル[ピュア]

恋愛判定固定値+[111]

工作判定固定値+[38]

武器[双刃(太刀+短筒)] 防具[ガジェット・バイザー]

取得オーダー能力

【狙撃手】【サムライ】【攻撃範囲拡大】【エンペラー・タイム】

現在:RDセット状況

[MW+30個][AI+20個][ET+5個]

現在:HP上限[50]

現在:順化数[7]

現在:速度[59]

現在:素手攻撃力[25]

現在:攻撃力[82]

現在:防御力[40]

到達階梯[8]

参照ドロップ表[]

[履歴 フリーランスの傭兵とテロリストは紙一重であるが、その中でも傭兵として名高い若き女がいる。彼女の名はヴィヴィエラ・ハイマン。高位階梯能力者にして表世界の傭兵業において現在、無類と呼ばれる力の持ち主である。karma業界は第三世界においてよく能力者同士が激突するのが常である。だが、彼女は一般的に表側の世界でkarmaとは関係ない民間軍事会社などを渡り歩き、様々なミッションをこなすスペシャリストだ。能力者が一般人に負ける理由は無い。なので、大抵そのミッションはkarma能力者が関わらない限りは成功する。彼女が左目を失くしながらも若くして、こんな職業に付いているのはまったくの偶然と軍事専門誌へのインタビューで明らかになっている。何でも十代の頃に軍人の養父に育てられて、そのまま中央アジア近辺で父親に訓練を受けながら国を転々とした云々。彼女はそれ以降、能力者に目覚めてからも、養父が仕事で天に召されてからも、同じような生業をして生きているという。結果として表向きの世界で傭兵業は大成功したわけだが、そんな彼女はあらゆるkarma業界の組織からのオファーを蹴り続けている。理由は単純で父親の言い残した遺言“危ない事には関わるな”を誠実に護り続けているからだ。彼女にとって傭兵業とは危ない事には入らないらしく。自分はそんな恐ろしい裏の世界には入れないと肩を竦めてリクルーター達を追い返すのが彼女の日常であるとの事。それでも彼女を諦め切れず。丁度、戦力を欲していた洗脳が得意なkarma結社が通常戦力ならば1個軍団にもなろうかという人造神と呼ばれる人材を投入しての制圧作戦を開始した事が彼女の二つ名の発端であった。結社側は人造神の初運用の相手として丁度良さそうな小物を潰して服従させようとしたに過ぎない。だが、生憎ソレと彼女の相性は最悪だったらしく。戦闘開始から2分30秒後。ソレは呆気なく射殺され、結社側は顔面蒼白。その数日後には結社の支部が一つ彼女によって落され、最終的に和解金と称して彼女に迷惑料を支払う事で両者の戦いの幕は降ろされた。以後、彼女に手を出す組織は消えた。しかし、それでも時折彼女の仕事に乱入した能力者達が射殺されたとの報は業界誌を賑わせている]


セリフ『契約成立……では、明日より任務に就かせて頂きますね。短い間ですが、誠心誠意御守り致しますのでどうぞよろしくお願いします(握手を求める手)』


【NPC名[ナーセル・スー]】

年齢[16] 性別[♀]

所属関連:[畏れるべき占い師]

属性[脆弱]

NPC属性[M]

[履歴 現在、日本国内のkarma業界には複数人の情報屋と呼ばれる人物達がいる。だが、その殆どは名前も知られていない。しかし、それが割れている一人として彼女はとても有名だ。ナーセル・スーは元々が北欧の出であったとされる。それが何の因果か北欧のARTERに入隊後、両足を負傷して退役。以後、その伝手で軍属となり、極東での仕事に従事した関係で日本へ。そうして、最後には軍属を止めるも日本での留学を選んだという十代にしては波乱万丈な人生そのものを歩んだらしい。彼女はARTERに入る前の時点で家族が能力者の暴走に巻き込まれて死亡しており、天涯孤独。今は退役時の年金を受け取りながら、地方の一軒家を軍属時代の伝手で買い受け、車椅子生活を送っている。彼女がARTER所属時代に開花させた能力は今も健在であり、その未来予知に近い予測能力を頼って来訪する元同僚や元同輩は多いという。危険な一線から退いて後は何処の組織からのオファーも蹴っているが、これは自分の能力を誰もが使える方が狙われるリスクは減らせると彼女の予測能力が出した答えなのだとか。銀髪に赤銅と新緑のオッドアイ……それなりに見目麗しい彼女が詩人のように予測を紡ぎ出す事から『吟謳者(フォーチュン・テラー)』の異名は轟いている。新進気鋭の最も新しい情報屋として大手からも仕事を受ける彼女のいる地域にはそれとなく神処を始めとして、多くの組織が得難い人材を護るという理由からパトロールを増やしているようだ]


セリフ『汝の行く手には栄光と挫折……されど、その先に……あぁ、スイマセン。ちょっと此処から先は読めないデス。取り敢えず、スゴイ、パゥアーが手に入ると思っておけば。ラッキーカラーは蒼デスから、キーホルダーでもドウゾ』


【NPC名[赤穂七海(あこう・なつみ)]】

年齢[16] 性別[♀]

所属関連:[堕天使の女王]

属性[メンヘラ]

NPC属性[G]

[履歴 赤穂家の一人娘、七海は両親に連れられてkarma能力の研究所で多くの時間を過ごした生粋の箱入り能力者だ。しかしながら、能力は高くても実戦経験も無く。両親の研究に付き合わせられていたストレスや研究での薬物使用により、今では幼少期の頃は打って変わってすっかりとキツイ性格の少女となってしまった。嘗ては弟と二人で笑い合ったのも昔。両親を半ば親とは思っていない弟と同じく。父母をよくは思っていない彼女が唯一心の支えとした弟を見知らぬテロ組織に預けてしまったという事実に衝撃を受け、彼女はその後を追って祖国を出た。彼女は自らの能力と親の口座から自身の秘密口座に引き落としておいた資金を頼りに弟のいる国まで何とか辿り着き。そして……その弟がいると思われる近くの村にやってきた時、事件に巻き込まれた。天から降臨する天使のようなkarma存在によって村が焼き払われ。能力者であった村人達が次々に倒れながらも森の奥にある遺跡に逃げ込み。その遺跡内部から現れた巨大な悪魔の如き巨竜が飛び立ち。国家の首都方面へと逃走。自分の死を覚悟して気絶した彼女であったが、目覚めて見れば、彼女は天使のようなkarma存在達……堕天使達によって保護されていた。彼ら曰く。あの村は邪悪なkarma存在を隠匿していたkarma結社であり、あの巨竜こそが黙示録の獣なのだという。そして、それを滅しなければ、地球人類の危機が訪れる。彼らの話に半信半疑であった彼女だが、その実力と強大なkarma。そして、巨竜が飛び立つ時の余波で死ぬはずだった自分を救った彼らに一応は頭を下げ、その動向を観察する傍ら自分の弟の行方を追う事にした。こんなにも大きな事件ならば、恐らくは彼が預けられたテロ組織にも何かしらの動きが出て、動向が掴めるのではないかと考えたからだ。しかし、運命は彼女の願いを聞き届けず。いや、更に過酷さを増した人生を用意した……首都で堕天使達に狩られそうになっていた巨竜は悍ましい鳴き声を挙げながら、彼女の可愛い弟と見知らぬいけ好かない女を一飲みにし、絶叫する彼女の前でソレは邪竜の姿を脱ぎ捨てたかと思えば、機械の如き人型となって再生したのだ。赤穂七海の琴線がプツリと途切れた時、彼女は自分が暴走している事すら分からず。弟を還せと叫びながら、その敵に向けて突撃した。彼女の背後にはいつの間にか堕天使達と同じ色の翼が生えている事にも気付きはしなかった。戦いの果てに彼女が限界を迎えて墜落し、人型もまた虚空へと消えた時、彼女の選択は決まった……復讐者はその自分を救った堕天使達より更に高みへと昇っていく力に魅入られ、やがて彼らの女王へと変貌していく]


セリフ『シン……シン……カワイソウなシン……あんな親のせいでこんな事に……ふ、ふふ、ワタシが……ワタシが仇を取ってあげるからね……お前らが、お前らが私のカワイイ弟を奪ったんだッ―――手伝ってもらうぞ……従え天使モドキ共!!!』


【NPC名[足立紀邦(あだち・のりくに)]】

年齢[44] 性別[♂]

所属組織名[元警視庁AKT班/初代班長]

属性[警察]

NPC属性[M]

覚醒オーダー[MW][JC][ET]

オーダースタイル[ミクス]

恋愛判定固定値+[105]

工作判定固定値+[24]

武器[マシンピストル] 防具[革ジャン]

取得オーダー能力

【バッド・ボーイ】【観測手】【ピンゾロ・チェック】【生命修復/C】

現在:RDセット状況

[MW+30個][JC+20個][ET+13個]

現在:HP上限[24]

現在:順化数[-13]

現在:速度[39]

現在:素手攻撃力[13]

現在:攻撃力[20]

現在:防御力[12]

到達階梯[6]

参照ドロップ表[]

[履歴 警察権力にとってkarma案件とは戦前ならば、軍部の憲兵隊、戦後ならばコウカケンや米軍の実働部隊によって対処される自分達とは管轄の違う事件そのものであった。しかし、今更ながらにkarma案件の激増に伴う神処の成立によって、そうも言っていられなくなった。単純計算で10倍以上の事件発生はもはや異常事態であり、神処の規模が拡大するに連れて、大型のkarma案件は人命を数百、数千、数万単位で左右するようになったからだ。この為、警視庁は対karma用の部署を極秘裏に創設。警視庁AアンチKカルマTタクティクス班は誕生した。対カルマ戦術班はSWATのような部隊に分類されてこそいるが、内容は完全にオカルト染みた犯罪を取り締まるヤバイ部署として一部の警察官僚や課の長には知られている。主に後方の戦術作戦立案を行う参謀役達の合議制で全ての行動方針が決められ、実働部隊は44名の警察が登用出来る範囲で最高の技能者集団が採用されている。元警察の特殊部隊という者は元より、自衛隊経験者などもおり、主にモブを主部隊として脇をSF、MW、JCで固めて構成されている。そのAKT班の初代班長こそ、足立紀邦である。彼は部隊発足時は30代後半の若手キャリアの刑事であったが、karma能力者Discoderとしての力が認められて、部署から引き抜かれて組織作りの当人として抜擢された。当時はコウカケン程のノウハウも存在せず。辛うじて自衛隊と共に戦術研究が極秘に行われている程度であったが、神処の規模拡大を見て警察と自衛隊の利害は一致。神処本部からの情報提供や技術提供を受けながら、組織は拡大する事となった。しかし、途中で中核人材の何人かが神処へ政治によって実質召し上げられるような状態となり、AKT班は小さなkarma案件ならば対処出来る小規模な組織として警視庁内で便利使いされ、監視対策部署として固定化。これを機に彼は後進に道を譲って依願退職し、現在はフリーランスとしてAKT班には出来ない仕事をしながら、外から支援する道を選んだ。近頃は家出はしてるけど学校には行くという変な少女を数か月匿って家へ帰したり、東京都心でツリーを見上げていた少女を保護して飯を食わせて匿ったり、karma能力者オンリー教師みたいな事をしている。京藤弥勒や浅見道元とは旧知の中であり、特に現在は浅見の新規に立ち上げる組織の部隊指揮官としてオファーされていて、ほぼ就任が内定している。彼は個人的に見れば、酷く普通な警察官であり、正義感や使命感を以て職務を遂行する模範役な男であった。だからこそなのか。その能力者を見つめる視線は厳しく。自らの欲の為に他者を虐げようとする相手には断固とした態度で接する。そんな彼は政治をやれるような狸ではなかったという事実が現在のAKT班の実情を形作っており、それを後悔もしているようだ。それを分かっているからこその指揮官としてのオファーなのかもしれず。彼が今後どう組織の構築に参画していくかでkarma業界の環境が大きく変わるだろうと一部の識者は理解している]


セリフ『おう。元気にしてたかひよっこ共。ん? もうヒヨコじゃない? がははは、そうかそうか。なら、オレの御守はもう要らねぇな。新しいひよっこを鍛えに行くとしますかね』


【NPC名[ミッシェル・ブラウン]】

年齢[13] 性別[♀]

所属関連:[苦労を知らぬゆとり世代]

属性[富裕層]

NPC属性[D]

[履歴 フリーランスな能力者の中にも苦労なんて知らない人物が一部は混じっていたりする。彼らの大半は家がそもそも大きくて、一人娘とか一人息子の上に、能力者の事も知っているという家の者が多い。裕福か。あるいは特定の業種で大手の組織であるようなところだと、能力者となった跡取りや可愛い息子や娘、孫達を組織や野良能力者から守れと箱入りにしてしまう所もある。そういった人物達は自分が能力者である事すら知らない場合が多い。彼女、ミッシェル・ブラウンはそんな箱入り娘達の一人だ。どれくらい箱入りかと言えば、屋敷から出る時は護衛が10人、それも全員女性というくらいだ。貿易会社経営を経営する両親の一人娘であり、最も治安が良い国として日本の別宅で育てられた。両親は共に世界中を飛び回っており、本宅はともかく日本へは月に1度帰って来るかどうかだが、彼女の周囲には使用人も護衛もハウスキーパーなお手伝いさんもメイドさんも山盛りなので寂しいと感じた事はあまりないようだ。好奇心旺盛で地元の私立の女子高付属の中学に通う彼女はちょっと普通の人とは違うモノが“見える”というのがウリなお嬢様である。しかし、だからと言って阻害される事もなく、かと言って人の輪の中心に立つでもなく。一緒に遊んでいたら愉しい不思議ちゃんとしてお姉様界隈からは可愛がられ、妹界隈からは適切なアドバイスをしてくれるお呪いお姉様として人気である。彼女のぽんわりとした人柄と西洋人形を思わせる小ささと金髪碧眼が合わさった結果。彼女の放課後は大抵入ってもいないのに演劇部の劇で飾るお人形役や娘役を拝命しており、本人は座って微笑んでいるだけでいいという舞台装置代わりに使われている。彼女が出た劇は大成功する事から、至って真面目に一部では『幸運のお嬢様(ラッキー・ガール)』という異名を取っており、それを知った芸能界の一部からはオファーがあるらしい]


セリフ『はわわ!? ミーがアイドルですか? ヒナダン? もしかして、オヒナサマ!? ミーもついに日本人形役を拝命してしまったのですね!! ルー!! アマギ!! オヒナサマの衣装を大至急、都心のいつものブランドに頼んで下さい!! お母様とお父様に見せる録画用機材もよろしくオネガイシマス!!』


【NPC名[ルー・アダムス]】

年齢[13] 性別[♀]

所属関連:[誇大妄想家]

属性[池沼]

NPC属性[D]

覚醒オーダー[ESP][JC][SD]

オーダースタイル[ミクス]

恋愛判定固定値+[63]

工作判定固定値+[30]

武器[] 防具[]

取得オーダー能力

【千里眼】【ビギナーズ・ラック】【説教戦闘術】【状態異常回復】

現在:RDセット状況

[ESP+20個][JC+20個][SD+19個]

現在:HP上限[14]

現在:順化数[7]

現在:速度[24]

現在:素手攻撃力[1]

現在:攻撃力[18]

現在:防御力[16]

到達階梯[4]

参照ドロップ表[]

[履歴 ブラウン家が雇った日本でのミッシェルの護衛役の能力者こそ彼女ルー・アダムスである。ミッシェルの家は元々英国貴族出の母親とドイツの開運会社の御曹司であった父親が其々に家を出て新たに興した新興企業を背景に持っている。彼女はその企業がエジプトで拾った孤児であった。企業が拾ったというのは彼女を拾ったのが企業が出資する孤児院だったからである。幼い頃から能力者として覚醒していた彼女は高階梯能力者の性として精神の不安定がずっと現在に至るまで続いており、そのせいで妄想癖の激しい性質であった。孤児院に引き取られる前の両親は彼女が被害妄想に囚われた時に直接的な能力の暴走を起した事で死亡。母親の祖国であるエジプトの孤児院では能力が暴走する頻度こそ減ったが、毎日のように孤児院の防犯用の高い壁を見て、刑務所だと思い込み、孤児院の運営者達の事を刑務所の人と呼んで誤解し続けていた。不思議な力を自覚し始めた十歳の頃になると自分は特別な力を持つ悪の血筋だから、此処に封印されているに違いないと確信し、人生を達観してしまった。以後、ミッシェルの護衛役を探していた企業が彼女の事を知り、ミッシェルと面談させてみたところ……その際にお友達になろうと言われた事を機に自分を刑務所から救い出す女神こそ彼女であるに違いないと信仰を開始……その忠誠心の高さから今現在に至るまで解雇されていない。こうしてルー・アダムスはおはようからおやすみまでミッシェルの半径30m以内から離れずに過ごしている。彼女はミッシェルを神として崇めているが、ミッシェル当人は彼女を仲の良い姉妹のように思っており、その行動も全て自分を心配するからこそであると得心している。このような奇妙な関係となった事から、彼女達は学校では仲の良過ぎる姉妹(のようなもの)として扱われ、仄々とした視線を向けられているのだとか。彼女もそれなりに見目麗しく母親似のエキゾチックな目元やら切れ長の瞳やら細く折れてしまいそうな儚い肢体やら、父親似の銀髪などからも美少女の部類なのだが、何分最低限の身嗜みさえあれば、後は別に構わないという性格の為にその容姿が発揮される事は表向き殆ど無い。また、制服を着ている時以外は毎日暗い色の孤児院で着ていたものと同じローブを着込んでいる(逆に言えば、ソレのみしか着ない)。人前だと少しオドオドしてドモるが、ミッシェルに対して危険な反応をすると思われる人物にはそれが例えどのような人物だろうと彼女は果敢に立ち塞がり、まるで猟犬が獲物を噛み殺す時のような瞳で牙を剥くだろう]


セリフ『み、ミー? 大丈夫? 怖くない? こ、断ってもいいのよ? もし断れないなら、わ、私が断ってあげるわ。ミーは女神様なんだから、人間にあ、あんまり甘い対応をしたら、ゲコクジョウされちゃうわ。お、男はミーに近寄らないで!!』


【NPC名[シオニス・天城・ラザフォード]】

年齢[24] 性別[♀]

所属関連:[権力の寄生者]

属性[メンヘラ]

NPC属性[D]

覚醒オーダー[SF][GN][ET]

オーダースタイル[ミクス]

恋愛判定固定値+[45]

工作判定固定値+[46]

武器[コイン] 防具[布の服]

取得オーダー能力

【違法研究】【ザ・ライトスタッフ】【陰謀奏者】【人定法】

現在:RDセット状況

[SF+10個][GN+10個][ET+5個]

現在:HP上限[10]

現在:順化数[7]

現在:速度[10]

現在:素手攻撃力[1]

現在:攻撃力[2]

現在:防御力[-4]

到達階梯[2]

参照ドロップ表[[D]【聖杯(偽)】×1 [F]【FX破産者】×1 [D]【ヘイハイズ】×1]

[履歴 ミッシェルの別宅を直接的に仕切る人物が極年若い人物である事を多くの使用人は疑問に思わない。それは彼女シオニス・天城・ラザフォードがGNの能力者であるからだ。彼女は元々が中東の国家でアラブ人に混ざって生活していた両親が殺された事を機に覚醒した突然変異型の能力者であった。十代前半に両親を失った彼女はその後に敵である一般人を全員覚醒したばかりのGNの能力で操って虐殺。その後、現地で暗い学生生活を送りながら、孤児ながらも同国最高峰の法学部へと進学。特待生で奨学金のみで4年間を凌ぎ切り、最後にはミッシェルの両親が経営する企業にエリート候補生として入社する事に成功した。彼女自身が自国の法のみならず、国際法やら企業の出向先の国の法まで学ぶ生粋のエリートであり、事実その実務能力は極めて高い。しかし、彼女の根本的な行動原理は基本的に人間をまったく信じないところに存在する。両親は民族対立と心無い現地の人間が救わなかった事で死んだ。彼女はそれを知る故に人を信じず。また、同時に他者から身を護る為には他者を支配するしかないという考えに取り憑かれた。その方法論が法学なのであり、他者を支配する為にこそ彼女は自分が干渉出来る権力に取り入り、最後には全てを己のものにする事を画策している。その踏み台として選ばれたミッシェルの両親の企業なのであり、その代表取締役の一人娘に取り入る事は彼女にとって熱心になるだけの理由である。ただ、根本的に彼女は暴力を畏れ、暴力に心の底から敗北している為、とにかく打たれ弱い。特に自分の力が効かず、暴力的な人物に目を向けられると高圧的だった態度は一変して涙目。もう虐めないでと震える子犬のような瞳で蹲るか逃げ出すのである。結果として彼女と同時期に配属されたルー・アダムスは天敵であり、憎々しくは思いながらも相手の圧倒的な暴力性をその内へ敏感に感じ取り、ミッシェルに対する洗脳工作は上手くいっていない。基本的に陰険であり、根暗なのだが、カワイイものは好きな乙女乙女しい趣味をしており、そういったものに触れる時だけはいつも吊り上がっている眼尻も下がるようだ]


セリフ『ミッシェル様。ゲイノウカイの方をお招きしました。さっそく、オハナシを……ヒッ?! な、なな、何ですか? ルー? わ、私は何も怪しい事などしていませんよ!? さ、下がりなさい!? え? 殴っていいか? だ、ダメに決まってるでしょう!? ひぅ!? た、叩いた!? お母さんにも打たれた事無いのに!? や、止めて、止めて止めて!? お、お腹を叩かなッ、ヒギィ?!!?』


【NPC名[サヤン・レジ]】

年齢[??] 性別[♀]

所属関連:[未来の守護者]

属性[正義の味方]

NPC属性[S]

覚醒オーダー[エックス・オーダー]

オーダースタイル[スタイル・エックス]

恋愛判定固定値+[95]

工作判定固定値+[70]

武器[石] 防具[布の服]

取得オーダー能力

【集束者】【能力取得枠強化/EX】【指定値増強/D】【RDブースト/C】

【連続攻撃/C】【ダメージ・カット/D】【能力削減/C】

【トゥルー・フォース/E】【エスケープ・ファンクション/C】

【デチューナー/C】

現在:RDセット状況

[X-Order+55個]

現在:HP上限[38]

現在:順化数[15]

現在:速度[27]

現在:素手攻撃力[1]

現在:攻撃力[42]

現在:防御力[24]

到達階梯[8]

参照ドロップ表[]

[履歴 『悪夢嬢(ナイトメア・レディー)』という二つ名がkarma業界で聞かれるようになったのはこの数年来の出来事である。彼女サヤン・レジは東南アジアの諸島域に出没する最強最悪の海賊である。元々はとある島国の生まれらしいのだが、その国家は近代に入る頃に資源輸出を始めた事で潤い、人々の仕事への意欲が減退、資源枯渇後は失業者と健康を損なう人物や生活を破綻させた人物達のみが残るようになった事で実質的に文化も経済も衰退。今や生きる事も苦しいこの世の地獄と呼ばれるようになっている。そんな場所で育った彼女が海賊業を始めたのは主に地下資源の開発が自らの祖国を犯した毒のように思え始めた事に由来する。元々敏い娘であった彼女は自身の国の歴史をネットや他の本で学ぶ内に大国の利益によって動く自国のような小規模な国家の末路を想うようになり、資源外交や資源頼みの経済をどうにかせねば、将来的に東南アジアの島々は衰滅するだろうという結論に至った。結果として彼女は東南アジア全域で地下資源の売買で経済を成り立たせようという国家のタンカーを単独で襲うようになった。この蛮行へ各国はすぐ対応するも、彼女が超高位階梯能力者である事が災いし、迎撃部隊や護衛部隊は毎回のように全滅。また、奪われた大量の地下資源は戻ってこないが船だけは早期に帰って来る事から、自国内での資源消費へと経済活動を転換する向きもある。一度、ARTERやNAMEDの特務部隊が彼女を海上で捕捉し、戦いを挑んだものの……結果は惨敗。その事実から、彼女が通常の超高位階梯能力者ではなく。恐らくはエグザートと呼ばれる種類の存在なのではないかという疑惑が浮上した。そういった点から研究職のSFなどが捕捉しようとしたが、彼女は通貨による様々な物資の売買を行っておらず。食品から衣料品まで何一つ買った痕跡が無い事から、何処の組織も見つけ出すには至っていない。彼女が奪った十兆円以上の地下資源が何処かに隠されているに違いないと狙う者達はバウンティーハンター、トレジャーハンター、テロリスト、マフィアと多いが、その拠点の場所は未だ定かではなく。現代の海賊伝説としてもはや浪漫の類として語られている。ちなみに彼女を見た多くが単なる何処にでもいそうな粗末な恰好の少女だったと語るが、本当にそれが真実の姿なのかは怪しいとされている。また、彼らに共通してピュアスタイルしか取得出来ない能力を取得していたり、全てのメインオーダーを取得しているのではないかという疑惑も存在する]


セリフ『どうか、抵抗なさらぬよう。決して命を取ろうとまでは申しません。この幾万の島々の未来に希望を遺す為……どうか、その船を置いていって頂きたい……三賢人よ……どうか我が運命に抗い得る力を……』


【NPC名[三天神子/ラルヴァンダード]】

年齢[???] 性別[♂]

所属関連:[東方三賢人]

属性[トリプル・トパーズ・ディトリビューター]

NPC属性[S]

覚醒オーダー[ESP][SF][MW][JC][GN]

オーダースタイル[ザ・バース・オーダー]

恋愛判定固定値+[167]

工作判定固定値+[12]

武器[傘型ライフル] 防具[ダウンコート]

取得オーダー能力

【集束者】【変異せしもの】【基本範囲攻撃】【能力取得枠強化/D】

【指定値増強/D】【アンブレイカブル/C】【特殊装備消去/C】

【近接防御】【遠距離防御】【統率/EX】【ゴッド・マーカライズ】

【フィフス・トーラー】【ナチュル・オペレーション】

【タイム・ドミネーター】【トレーニング/攻C】

現在:RDセット状況

[ESP+30個][SF+30個][MW+30個][JC+30個][GN+30個]

現在:HP上限[15]+30

現在:順化数[8]

現在:速度[30]

現在:素手攻撃力[19]

現在:攻撃力[11]+30

現在:防御力[0]+30

到達階梯[9]

参照ドロップ表[[D]【RD増加薬D】×4  [B]【人狼】×2 [A]【人馬】×2 [S]【猫耳子女】×2  [SS]【竜の子】×2]

[履歴 東方の三賢者の名を名乗る3人の内の1人。それが三天神子(トリニティー)と中二臭い当て字で呼ばれるモノ、ラルヴァンダードである。彼らは別に救世主の話に出て来る正体不明の人物、ではないと思われているが、具体的にソレを証明してくれる客観的資料はkarma業界には存在しない。彼らは全員が骨格と筋肉を剥き出しのまま、皮膚を持たず。それどころか皮膚の代わりに鋼鉄製の圧着式の鎧のようなスマートスキン。要はSF謹製の可動する鎧を身に着けた極めて特異な存在として業界のブラック・リストに載っている。理由は単純明快であり、彼らが其々に神処、ARTER、NAMEDの統括する地域でkarma能力者の人為的な増加を行っているらしいと分かっているからだ。今現在でも通常の人類をDiscoderに覚醒させる事は難しい。大覚醒の頃よりも容易くはあるが、彼らが接触した全ての人間は100%の覚醒率を誇っている。理由は今現在も分かっていないが、彼らのkarma能力の特質がソレなのではないかとされており、そういった人物達の多くはkarma能力者として覚醒後には巨大なkarmaを持ち得る逸材になるという。逆にそういう人物を選び出して接触しているのではないかとも言われているが、どちらにしても彼らを追跡する事で有能な能力者を得られる事は確定的なので、見付けたら捕獲。それが無理ならば、随時監視する事が多くの組織では義務付けられている。ちなみに彼バルタザールは神処のある日本及び、東南アジアの神処の関連施設付近にしか出没しない事で知られている。その接触を持たれた人物達の多くは高階梯のETとしての能力に目ざる事で知られ、近年リソース不足なETを確保する為にその行方を神処は熱心に追っている。ちなみに戦闘を仕掛けた多くの組織の人物達は死んでこそいないが、戦闘後の数週間で廃人になるという。どうやら精神攻撃らしきものを受けた様子で通常ET能力では治す事もほぼ出来ず。能力者ではあるが、リタイア組として余生を過ごさざるを得ないらしい。彼らは廃人になった後もこう魘されているという。『そんなはずはない!! そんなはずは!! そんなはずはないんだッッ!!!』と。ちなみに彼の鎧は日本の戦国武将が身に着けたような大鎧を模しており、その能力は正しくランクEX並みのものであるらしい。ただ、彼らは出現時は鎧を隠すようにコートを着ている事が多く。時々、春に現れる変態と勘違いされる事もある。いや、彼らにとって鎧が肌である以上、ある意味で全裸なのだが……]


セリフ『黄金を望むかね? それともまた生まれ直してみるか? 君は面白い運命を引き当てた……さぁ、選ばれし俗人よ……その手に君は栄光を掴めるか?』


【NPC名[三天神子/ホルミスダス]】

年齢[???] 性別[♂]

所属関連:[東方三賢人]

属性[トリプル・トパーズ・ディトリビューター]

NPC属性[S]

覚醒オーダー[ESP][SF][MW][JC][GN]

オーダースタイル[ザ・グローリー・オーダー]

恋愛判定固定値+[167]

工作判定固定値+[12]

武器[最発明された車輪] 防具[ダッフルコート]

取得オーダー能力

【集束者】【変異せしもの】【基本範囲攻撃】【能力取得枠強化/D】

【指定値増強/D】【アンブレイカブル/C】【特殊装備消去/C】

【近接防御】【遠距離防御】【統率/EX】【ゴッド・マーカライズ】

【フィフス・トーラー】【デンジャラス・ボーイ】【ピンゾロ・ゴッデス】

【トレーニング/防C】

現在:RDセット状況

[ESP+30個][SF+30個][MW+30個][JC+30個][GN+30個]

現在:HP上限[15]+30

現在:順化数[8]

現在:速度[30]

現在:素手攻撃力[19]

現在:攻撃力[11]+30

現在:防御力[0]+30

到達階梯[9]

参照ドロップ表[[C]【細胞活性薬】×4 [B]【SNS中毒患者】×2 [A]【コテハンの住人】×2 [S]【まとめ運営者】×2 [SS]【とある政府筋】×2]

[履歴 東方の三賢者の名を名乗る3人の内の1人。それが三天神子(トリニティー)と中二臭い当て字で呼ばれるモノ、ホルミスダスである。彼は主にARTERが管轄する世界中の地域に出没し、接触者は高階梯のDIになる事が確認されている。他の2人と同じく。皮膚を持たず、その体は全身が動く金属鎧が密着しており、その表情を窺い知る事は出来ない。彼の鎧は主に西洋鎧。それも中世などに見られる全身鎧(フルプレート)であり、動く甲冑というような外見と思って間違いない。彼らの中において最も力強き者であり、その実力は超高位階梯能力者数人相手に退けを取らない程である。彼らにとって、Discoderを増やす事がどのような意味を持つのかは誰も知らないが、彼と戦った者達は大半が最終的には狂気や暴走に陥り、そう遠くない未来に人の敵として人の形を止めるとされている。ARTERは彼の行方を追ってはいるが、その接触したDIに関しては確保こそすれ、基本的には僻地任務などをさせる傾向にある。それがどうしてなのかは明らかになっていないが、karma業界において彼らが確認された1940年台より、トリプル・トパーズ・ディトリビューターの異名が囁かれるようになってから、このスタンスは一向に変わっていない。恐らくは彼らに覚醒させられた能力者に何らかの異常や欠陥が見つかったからではないかとされているが、それに付いて質問されてもARTER側は誰に対しても沈黙を保つのみだと言う。彼らの異名は主に彼らが黄昏時にやってくる時の姿が黄昏色に輝いている事から名付けられている]


セリフ『乳香……はもう古臭いな……ふふ……神ならぬ身で神望むならば、君に大いなる使命と決断の機会を与えよう。さぁ、選ばれし凡人よ。君はその手に穏やかな終わりを掴めるか?』


【NPC名[三天神子/グシュナサフ]】

年齢[???] 性別[♂]

所属関連:[東方三賢人]

属性[トリプル・トパーズ・ディトリビューター]

NPC属性[S]

覚醒オーダー[ESP][SF][MW][JC][GN]

オーダースタイル[ザ・グランド・オーダー]

恋愛判定固定値+[167]

工作判定固定値+[12]

武器[非常識な鉄骨] 防具[トレンチコート]

取得オーダー能力

【集束者】【変異せしもの】【基本範囲攻撃】【能力取得枠強化/D】

【指定値増強/D】【アンブレイカブル/C】【特殊装備消去/C】

【近接防御】【遠距離防御】【統率/EX】【ゴッド・マーカライズ】

【フィフス・トーラー】【ラプラスの悪魔】【永久法】【トレーニング/援C】

現在:RDセット状況

[ESP+30個][SF+30個][MW+30個][JC+30個][GN+30個]

現在:HP上限[15]+30

現在:順化数[8]

現在:速度[30]

現在:素手攻撃力[19]

現在:攻撃力[11]+30

現在:防御力[0]+30

到達階梯[9]

参照ドロップ表[[EX]【口に咲く華の種】×2 [SSS]【ネクタールSSS】×2 [B]【大量殺人鬼】×2 [A]【黒い組織幹部】×2 [S]【敗北希望者】×2 [SS]【PSYCHOPASS】×2]

[履歴 東方の三賢者の名を名乗る3人の内の1人。それが三天神子(トリニティー)と中二臭い当て字で呼ばれるモノ、グシュナサフである。彼は枯れ木のような植物性の軽鎧を身に纏う存在であり、他の二人と比べても小柄でその能力に付いても逃げる事に特化されていると言われる。主にNAMEDの統括地域に出没し、SDのオーダーとして接触者を顕現させるが、何かをその接触者に告げる事は無い。ただ、戦いを挑んで来た者達に対して哀れみのような視線を向ける事で知られ、逆上した能力者などはよく己の力を尽くして、この高慢な相手を撃ち倒そうとするが、その攻撃の悉くや避けられ、当たっても何ら意味を持たないらしい。彼らが活動を開始した時代から現代SFが用いるような高度なアイテムを使う事でも知られ、その中身は火星圏関連の人物なのではないかという推測すらもある。だが、何にしろ……彼を捕まえようとしたNAMEDの一般能力者や特殊部隊、天使の一部などが一切成果を得られずに上層部から無能の烙印を押された事だけは確かだ。それ以来、彼を追う任務に就きたい輩はいなくなった。ただ、彼を追う人材は時折、天使の頭目とされるコード・アザゼルたる人物からの接触があり、その相手の様子を事細かに情報として送るよう命令されるようだ。NAMEDは冷戦期には特段熱心に彼を追う事も無くなったが、その動向はやはり気に掛けられており、覚醒した能力者達の多くは天使の二次候補として専門機関に送られるとされる。彼らの推定される能力や統括し、持ち得るアイテムなどに関して通常のkarma業界の常識が通用しないという話もなされており、それらの研究もまたNAMEDやARTERの業務の一部に含まれているようだ]


セリフ『………………』


【NPC名[怪獣-世界(ザ・ワールド)(非活性状態)-]】

年齢[?] 性別[???]

所属関連:本土決戦用地殻埋葬機関第22号成功体

属性[ザ・タイム・クローザー・オブジェクト]

覚醒オーダー[ESP][SF][MW][JC][GN]

オーダースタイル[ザ・ワールド・オーダー]

恋愛判定固定値+[120]

工作判定固定値+[120]

武器[] 防具[]

取得オーダー能力

【怪獣】【怪獣神】【怪獣伝説】【怪獣/巨大化】【怪獣/破壊光線】

【怪獣/波動放射】【怪獣/急速再生】【怪獣/質量攻撃】

【フィフス・トーラー】【バニシング・アビリティ】【ルール・オブ・デス】

【エスケープ・ファンクション/C】

現在:RDセット状況

[ESP+120個][SF+120個][MW+120個][JC+120個][GN+120個]

現在:HP上限[120]

現在:順化数[120]

現在:速度[120]

現在:素手攻撃力[120]

現在:攻撃力[120]

現在:防御力[120]

到達階梯[12]

参照ドロップ表[]

[履歴 この地球上に存在する複数の神が畏れる第二次大戦時に生み出された日本の対米軍用本土決戦超時空兵器。埋葬された地下5000m以下の大深度にある巨大水脈内部に眠る白い卵は直径10mに満たないが、時間が停止しており、事実上は破壊不能とされる。怪獣と現代では称される全ての巨大karma存在の統括体であり、karmaを用いたネットワークによって、各地の怪獣の覚醒と自己埋葬を制御する安全弁として旧陸軍が作成した。怪獣の中では最大の傑作とされる。その根本的な能力は時間を操る事であり、本土内に米軍が上陸作戦を敢行した際には水際で時間の棺の中に敵軍を屠る手筈になっていた。怪獣は基本的に埋葬下においてはその名付けられた名称の個体が持つ特有の能力を地表に現出させる事を目的として1次効果を持ち、それが突破された際には覚醒して敵との接触による戦闘で排除を行うという性質を与えられている。この“世界”は特に東京御所を中心とした半径300km圏内の全てを護る為に創られた切り札であり、もしもの時は時間停止措置によって外界と内部を遮断。内部の時間を加速させ、技術や国力を数十年から数百年後の未来まで進展させた後に即時解除し、地球上の勢力を一掃するという案も出されていた。しかし、本土が核で焼かれた後、軍部の一部がこの-決号計画-を巡って分裂。制御用のシステムが破壊された事で埋葬された怪獣達はそのまま地下で忘れ去られる事となった。現在、怪獣達の大半はこの“世界”の制御によって今も眠り続けているが、一部はシステムが破壊された後の自立行動プログラムによって胎動を始めており、数年から数百年のスパンで一時的な覚醒に入る可能性がある。その場合、登録されたkarmaのパターンと当時の情報から推測した敵を倒す為に行動へ移る。この際、日本国内の米軍、ARTER及び、米国本土への大進行が開始される事は間違いない。当時、日本国内において最高のSF達が生み出した傑作であった彼ら怪獣達はタロットに準えたペットネームを冠されていた。そして、その名に由来する神をも凌駕する程の能力や威力を有し、また睡眠中にも地表のkarmaを解析しながら自己進化を続けている。彼らが目覚めた時がARTER最後の日とも言われており、この情報を元にNAMEDは今も日本国内でまだ明らかになっていない埋葬地域の特定や覚醒の為の研究を進めているようだ。ちなみにこの怪獣の作成に当たっては当時、巨大なkarma存在を制御する方法として人間が用いられた。それも制御用のシステムを組み込む為には拒絶反応が比較的少ない“幼年者”を用いていたらしく。戦災孤児などがこの計画の為、大量に集められたという。今現在、世界は安定しており、オーダーの活動は観られず、全ての状態がノンアクティブの非活性状態となっており、基礎能力が増減する事もなくオーダーの影響を受ける事もなく、静かに眠りに就いている。もし、この状態が解除され、人材アイテムが一人手に集まって世界を崇め始めたり、能力がオーダーの影響で変動したり、能力が更に取得された事が確認されれば、東京は首都直下型地震への対策という名目で表向き動くDiscoderが多くなるだろう。無論、karma業界は上に下にの大騒ぎになって首都から離れるモノや良からぬ事を企むモノがやってくるに違いない。神処は第一種厳戒態勢の上に総力を挙げての防衛体制を敷き……もしもの時は一千万都民の犠牲を以て日本を護るか。あるいはARTERと共に戦うかとなるだろう。条件1:【怪獣伝説】GMが設定する 条件2:【怪獣/巨大化】GMが設定する]


セリフ『………くぅ………(スヤァ)』


【NPC名[GT-004-EX]】

年齢[?] 性別[♀]

所属関連:シャンバラ技研製AKCプロトタイプ

属性[夢追人]

NPC属性[M]

覚醒オーダー[全オーダー5種可変可能]

オーダースタイル[マルチタスク・オーダー]

恋愛判定固定値+[0固定(増減しない)]

工作判定固定値+[0固定(増減しない)]

武器[] 防具[]

取得オーダー能力

【4つまでを任意に取得、未取得にする事が可能】

現在:RDセット状況

[?+0個固定][?+0個固定][?+0個固定]

現在:HP上限[10]

現在:順化数[1]

現在:速度[7]

現在:素手攻撃力[1]

現在:攻撃力[7]

現在:防御力[3]

到達階梯[1]

参照ドロップ表[]

[履歴 キース・ボルトメーカーが生み出した謹製のGT(ゴッド・ツール)シリーズの第四号。発展途上国において集めた死亡済みの赤子の脳髄を無数に培養しながら改良を重ねた結果、人造脳の開発に成功した事で製造可能となったヒューマン・インターフェース。アンドロイド研究、サイバネティクスの行き付く先は人間の合成であり、その点でコスト以外は完全に性能を満たした人造人間。ARTERが主な計画の主要出資者として技術開発したものだが、そのハイコストさに未だ使えないと烙印を押され、現在はコストの削減と能力のオミットなどを軸に技術開発と技術進展が待たれている。人間の直観や閃きのような不確かな記憶と情報を用いた演算プロトコルを極めて高度に再現出来た上、あらゆるオーダーと能力を発現可能という恐ろしい能力を持っている。だが、RDを取得出来ず、恋愛や工作と言った行為において致命的な欠陥が指摘され、karma能力者相手に戦う際の柔軟な対応に欠ける事から、量産は見送られた。この人造人間の開発はAKCアンチ・カルマ・コマンドー計画と呼ばれる対karma能力者用兵士の量産計画が発端となっており、ARTERが元々技術開発していたものをシャンバラ技研のキースに外部委託したものである。開発主任であるキースはこの機体に生殖能力及び自己再生産、自己増殖、つまりは新たな命、子供を産む能力、人類が滅びるかもしれない機能……新人類量産用の人工子宮、人口卵子まで搭載したものの。通常の人類との間では子供が出来る確率が0な上にkarma能力者ですらも1%未満であった事から、久方ぶりに失敗したかなと零したという。しかし、莫大な開発費が掛かっている上で技術進展を待つ間も埃を被せて置けないという事情からARTERのギア部隊に配属する事が決まり、そちらに送っている最中に彼の目を盗んで彼女は逃走。その後、GPS発信用のビーコンが体内から抉り出された跡を残して、消えてしまった。今現在、ARTERは彼女の行方を追っている。1億$以上の高額な機体であり、紛失したでは済まされない為である。しかし、未だその足取りは中東からアジア圏に向かったところまでしか分かっていない]


セリフ『はッ!? 何か怖い人が追いかけて来てる気がする……お家に帰るまでが遠足ってキースも言ってた。あのタワーに隠れよう!! ん、看板だとツリー? 人間ってムズカシイなぁ……』


【NPC名[水藤蒼(すいどう・あおい)]】

年齢[17] 性別[♀]

所属関連:[医麻里組五代目組長]

属性[富裕層]

NPC属性[R]

[履歴 近年、Discoderの覚醒しての事件は一部の一般人に隠し切れない場合が多い。単純に発生件数が多過ぎるというのもあるし、そういう人物が事件を起こしても全部記憶が操作出来るわけでもないからだ。医麻里組は現在東京から名古屋に掛けて30の傘下組織を持つ組としては大規模な部類に入る“普通の893”だ。実際、彼らの構成員にDiscoderはまだ存在していない。しかし、彼らは同時にDiscoderの存在に気付き、商売相手にする事に成功した数少ない表世界の組織でもある。それは凡そ大覚醒の時期に始まり、途中で組のトップである水藤家の長が死んだ後も継続された。当時、水藤家には年齢不詳でこそあったが、組長の娘がいる事は知られており、当時の後見人達が後ろ盾となって彼女はその地位を継ぐ事となった。それが水道蒼である。彼女は幼い頃から父の仕事に関しては帝王学と経済学並びに組関係の利権と利害に対して教育されており、父無き跡も数年は後ろ盾の後見人達をバックにして組をよく治めた。近年は後見人達がうざくなったのか。その影響力を排除し、ほぼ独断での組織改革に乗り出している。彼女は水商売から薬の販売まで数多くを手掛けたが、近年の暴対法の煽りでフロント企業の方に組の鎬の比重を置いた頃に裏で後見人達がひた隠しにして仕切っていたDiscoder関連の情報を知り、組の“表向きの商売”を全て不動産業と薬局方面にシフトさせた。だが、だからと言って彼女の家業が消えたわけでもない。彼女は普通の893の組長の娘で自分のシマのシノギで喧嘩を売って来る人間の屑や塵野郎を殺して来いとヒットマン達に伝えるくらいには残酷だし、それなりに組の者達からの信頼も厚かったが、裏社会から脚を洗う気はサラサラなく。今度は薬の売買や売春組織よりも稼げるものを見付けたので今までの真っ黒な商売を斬り捨てただけだ。元々、医麻里組は薬物関係のシノギで稼いで成り上がって来たが昨今の薬物取締の厳しさに売り上げは落ちていたのである。この不良債権みたいな部門の人員や設備を転用して新たなシノギを確保するのは当然の出来事だっただろう。以降、彼女は順次、自分達の組織の商売をDiscoder向けにしていく事とした。その商売は今現在順調であり、Discoder向けの違法薬物の売買と仲買、斡旋、他にも人身(アイテム)売買も順調に推移している。その稼ぎは精々が年間20億だった組の売り上げが一気に10倍以上になる程である。以降、彼女はその道を順調に駆け上がり、今に至っている。まだ年若い少女という年齢であるが、その冷酷さと残酷さとカリスマは彼女の周りにいるヒットマンや護衛とする同年代に比べても群を抜いており、数百人からなる組織は彼女無しには立ち行かない。彼女個人は未だ高校に通う身であるが、達観した視野と残酷さが少女らしい側面と相まって同年代女子からは人気なメガネっ子である。太祇睡蓮、安波祝、柚木尊、安芸虎靖、玄木望結などと基本的には団体行動で過ごしており、彼女の周囲には笑い声と銃弾の嵐と硝煙と臓物の匂いと喘ぎ声が絶えない。彼女自身は別にそういう気があるわけではないのだが、彼女の傍にいて見目麗しくて信頼出来る性欲の対象が女性しかいない為、今現在は彼女達を囲ってハーレム状態で爛れた生活を送っている]


セリフ『ぁ~何でコイツと寝ちまったんだ私……いや、良かったけども……また、部下から男子禁制ですかと煽られなきゃならんのか……』


【NPC名[太祇睡蓮(たぎ・すいれん)]】

年齢[15] 性別[♀]

所属関連:[医麻里組の飛ばし屋]

属性[ヤンキー]

NPC属性[R]

[履歴 医麻里組は薬物売買で大きくなってきた組織だが、大きくなる途上で幾つかの売人や仲買人達との協力関係を築くに当たり、様々なコネクションを創って来た。その中には無論のようにアウトローが多数混じるわけであるが、最も大きいのはその手の事に使えるプロフェッショナルが多数抱え込めた事だ。彼女、太祇睡蓮は飛ばし屋の異名を持つアメリカ帰りの帰国子女だ。10歳で日本に来るまでに日系でかなり裕福だった両親から様々な乗り物の運転を教わって来た彼女は十代にして現在市販されている殆どの乗り物に乗って操縦した事のある極めて稀な人物であった。大型二輪、軍用車、はたまたセスナや戦闘機や輸送機まで操縦した事のある十代なんて殆どいないだろう。だが、そんな水藤家とも繋がりのあった両親は彼女が日本に単身で旅行に行っている間にニューヨークでテロに巻き込まれて他界。途方に暮れていた彼女は医麻里組に迎え入れられ、今現在は水藤蒼のお抱え運転手(違法)として全ての乗り物の点検整備まで行っている。彼女の機械弄りの好きなオイルの匂いのする手を良い手だと蒼に褒められて以来、情婦になったのだが、だからと言って仕事に手を抜いたりする事もなく。今まであらゆる狙撃手や暗殺者の追撃から蒼を護り通している。彼女が使う車両は全て彼女の手によって改造されており、重要な部分は全て防弾となっているようだ。よくSF製の装甲やSF製のエンジンやSF製の車両搭載型兵器を蒼におねだりする事から、金食い虫でもあるのだが、そのおかげで生き残っているという自覚のある蒼はまたかと思いつつもその大抵のお願いを聞き届けているという。彼女個人に関して言えば、短髪にメッシュを入れた整った顔立ちから高校ではカッコイイとして女生徒から人気を博しており、よく告白される。それをあしらう悪戯っぽいヤンチャ坊主な微笑みは一部の女生徒からは宝として曇らせてはならないものと思われているようだ。ちなみに彼女の中の善悪の基準は蒼を害するモノ=悪であり、彼女達を追う者達には容赦なくロケランやミニガンが掃射され、蜂の巣になって襤褸屑となる。ちなみにお気に入りの乗り物はとあるSFから買った“本物の完全なコピー品”である十式戦車である。今も水藤家の地下格納庫にはソレが今か今かとカチコミ用に大事に保管されており、1月に1回は整備が為されているらしい]


セリフ『蒼~ねぇねぇ、コレ買ってよ~~蒼も空とか飛んで逃げてみたいだろ~♪ 皆もほら、空飛んでみたいって言ってるしさ!!』


【NPC名[安波祝(あなみ・いわい)]】

年齢[16] 性別[♀]

所属関連:[医麻里組の狙撃手(ヒットマン)]

属性[犯罪者]

NPC属性[R]

[履歴 医麻里組の狙撃手と言えば、彼女しかいない。いや、動員出来る若い衆なら腐る程にいるが、彼女以上ではない。それが安波祝である。彼女は組の外部組織から売られて来た人材アイテム=商品の一つであった。しかし、彼女が戦う姿を目撃した蒼が一目で気に入り、自らの直衛兼ヒットマンとして雇う事となり、今現在は水道家の一室に居を構えている。彼女は元々がアジア系のkarma結社において不良品の烙印を押された後、組織の資金源として売買される暗殺者として教育された所謂“造られた人格”を有する少女だ。彼女が彼女になる前の記憶を彼女は有さず。また、彼女が彼女となってからの記憶はほぼ蒼と出会った頃までしか遡れない。ただ、彼女の戦闘能力とセンスは極めて高く。個人としてもしもDiscoderであったならば、かなりの階梯まで上り詰めたであろうと彼女の存在を知る一部のDiscoder達には言われている。その超高速での戦闘スタイルと独特な周辺地形を用いた回避技術は正しく芸術的であり、視認出来るDiscoder相手ならば、美しいとすら評されるだろう。だが、生憎と彼女はアイテム止まりであり、その戦闘能力は高くてもスペックでは低階梯の能力者にすら劣るのが実情である。だが、それではヒットマンとしては通用しない。組織と敵対するkarma能力者などを殺害する為、彼女は蒼から複数のSF製の重火器が貸与されている。例え、karmaを用いずとも、殺せる武器さえ有るならば、能力やスペックにも拠るが倒せない事も無い相手、というのが彼女の低階梯なDiscoderへの評価である。高階梯相手だと一撃貰ったら死ぬレベルの者達が多過ぎて、彼女に出来るのは撤退戦くらいなものだが、それとて通常のDiscoderと比べても極めてオカシイ話に違いない。そんな血みどろな彼女も蒼に拾われて以降、当人がムラムラした時に他に誰もいなかった事で襲われてしまったが、別にイヤという感情は抱かず。あんまり夢中になっていると襲われた時タイヘンだよ、くらいの忠言をするくらいには平静だった。全身の均整の取れた筋肉美な肉体と日本人離れした(実際に何人かは本人も知らない)美貌から、彼女はお姉様として彼女達が通う学校では人気者である。が、あまり感情が表に出ない彼女はクール系な人として『貴い……』と少し日本の常識に無知なところも含めて女生徒達からは可愛がられてもいる。彼女は覚えていないのだが、彼女の殺した数を現在の持ち主たる蒼は出来る限り記録しており、その数が一定数を超えたら、彼女にご褒美として色々と進呈するのが日常の一部となっている。時にパフェ一つを食べに他県に遠征したり、温泉旅館に行ったり、海外のリゾート地で密入国してバカンスしたり、税関の部隊とカーチェイスしながら、現地の美女と酒池肉林を繰り広げたり……彼女の青春は八割が銃弾と蒼とバイオレンスで満たされているのである。ちなみに残りの二割は彼女の趣味らしい趣味である料理に費やされており、その腕前は確実に上達しているという]


セリフ『蒼……ご飯だ……私を食べる? それは後にしない? ご飯冷めちゃうよ……ぁ………』


NPC名[柚木尊ゆぎ・たける]】

年齢[15] 性別[♀]

所属関連:[医麻里組金庫番]

属性[警察]

NPC属性[R]

[履歴 医麻里組の金庫番は代々柚木家が務めて来た。水藤家の分家に当たる柚木家は彼女で4代目であり、今以て彼女以外に医麻里組の口座状況を知る者はいない。しかし、彼女が父親から受け継いだ管理するべき財産は嘗てとは規模も桁も違っており、FX、株、投資信託、ファンドなどの複数の手段でリスクヘッジされている。彼女は金融の英才教育こそ受けたものの。その知識の殆どを直観的なものとして運用する事に長けており、彼女の張った山はテストでも株でも大当たりする傾向にある。彼女は一時期、JCの存在を知ってから、自分よりも凄い人がいるんだ~と考えていたが、蒼はその直感と呼べる膨大なデータの処理を常人で行っている彼女の方こそが凄いと褒めるのが常だ。占い染みた彼女の勘によって幾重にも金庫に蓄えられた儲けは倍々ゲームで増え続けており、その資産額は彼女に蒼が聞けば、教えてくれるだろうが、蒼は基本的に四半期の決算と年度末の決算と表向き動かせる額面に関してしか彼女から金の話は聞かない事にしている。それは一種の自己防衛であり、自分の資産を明確に把握して拉致られた場合のリスクが極めて高い事を彼女自身が悟っているからだ。尊もその事は理解しており、彼女達の共同生活に必要な額面はいつでもポンと出してくれているので誰もお金の事に付いて彼女に訊ねるモノは無い。ただ、彼女当人の生活は至って質素だ。ついでに彼女の趣味はお金を増やす事であって、お金を使う事ではない。彼女にとっての金融とは趣味であって、実生活上必要以上の資金をマネーゲームで使える事以外に魅力というものは感じていないのである。結果として節約しているわけでもないのに彼女の管理する複数カ国にある隠し口座や現物、株、保有投資ファンドは大不況だろうが、世界金融恐慌だろうが、目立って目減りしているという実感も無いくらいに損害は軽微だ。医麻里組が1年に1回くらい、年度の儲け以上の買い物をするとよく他の組織からは驚かれているが、彼女にしてみれば、それはちょっと自分の管理する口座から資金を取り崩しているだけに過ぎない。そんな彼女は蒼の次に狙われ易いのだが、蒼の傍でノホホンとパソコンやスマホ片手に黙ってポチポチしている姿からは金庫番のきの字も出て来ず、その事実を知らない仲間内ではスマホのソシャゲで課金でもしているものと思われている。彼女がスマホで課金するとしたら、ソレはもはや投資であって、一つの会社が潰れるか否かの世界である事を経済なんてこれっぽっちも知らない蒼以外の脳筋達は知らない。そして、これが最も驚くべき話なのだが、彼女の親類縁者の大半は警察である。柚木家は更に分家を複数持ち、その家の人物達を警察に務めさせ、複数の情報を抜いて流している家でもあるのだ。そのせいか、彼女も親類縁者に習って、将来は警察官僚の夫を警察には内緒でこっそり取ろうと考えているらしい。まぁ、彼女の善悪の基準は蒼を虐める奴=悪なので、悪の組織たる警察の夫を娶るという事になってしまうのだが……表向きもう医麻里組はフロント企業が本体になっているのでソレは恐らく現実になるだろう。彼女は蒼が幼い頃からの付き合いであったが、彼女が組長に就任してからは付かず離れずの生活を送っており、もはや夫婦というくらいにツーカーの仲だ。そして、それ故に一番最初に蒼に襲われた人物でもある。でも、蒼ちゃんならいいよねと軽く考え、週に数回は愉しみ、愉しまれている。ちなみに昔から腕や臓物が飛ぶシーンは親の傍らで見ていたのでスプラッタ映画でも鑑賞するかのように人間が物体に変わっていき、末期の悲鳴を上げている様子もニコニコ見ていられるサイコさんでもある]


セリフ『ふぁ~~ん~~蒼ちゃん? もう起きてる? あ、そうだ……今日の株価と為替の動き見ないと……あふ……あ、投資額一桁間違えちゃった。ま、いっか……儲けが2倍になるだけだし……』


【NPC名[アマギ・サイトウ]】

年齢[19] 性別[♀]

所属関連:[医麻里組薬局部門トップ]

属性[研究者]

NPC属性[R]

[履歴 彼女、アマギ・サイトウは日系ブラジル人だ。親がブラジルへの移民3世で現地の医麻里組が管理する下請け会社で働いていたが、現地の麻薬カルテルに目を付けられて抹殺され、天涯孤独の身になった。その後、医麻里組は落とし前を付けて外国での原料確保を止めたのだが、現地スタッフの遺児となってしまった彼女を引き取る事になった。引き取られた後、彼女は水藤家が支援して生活し、水藤家の近所のマンションに住んで中学、高校、大学と通わせて貰っている。彼女の両親は主に原材料の抽出を行う工程の責任者であった為、家には大量とは言えないものの、薬学の専門書がズラリと並んでいた。子供心に立派な仕事をしていると思っていた両親と同じ道に入る為、彼女は両親が死ぬまで目覚ましい程の速度で家の本を理解出来る程に読破。それが今現在はDiscoder向けの違法薬剤の製造に役立てられている。彼女は伊万里組というよりは水藤家に恩を感じており、今現在も彼女に便宜を図り続けてくれている水藤家のお嬢さんである蒼を当主と仰ぎ、彼女が立ち上げた新規事業を大きくしようと今度はDiscoderに付いて学んでいるという。彼女は元々がブラジルでマフィアなどがいた地域で暮らしていた為、そういう組織の存在自体が身近であり、日本にもそういった人々がいる事に理解を示す普通の人間だ。彼女の近所ではよくマフィアの抗争で人間が人間ではないオブジェとなって死んでいたが、それを時折目撃していた彼女からすれば、日本は死に方もそれなりに人間らしいのでカワイイモノと思っている節がある。薬学を専攻する彼女は資格を取った後は医麻里組の表向きのフロント企業である薬局へと就職する事が決まっており、そこまで行けば、後は裏家業であるDiscoder向け違法薬物製造の研究職の雄として更に箔を付け、従事していく事だろう。ただ、身持ちは微妙に堅いらしく。蒼から誘いを受けてもスル―スキルを強化してさり気無く関係はお断りしている。しかし、彼女の御眼鏡に叶う男性とは未だ出会っておらず。お仕事の関係もあるので良い出会いは無いかしらと医麻里組の若い衆や傘下組織や単なる下っ端の半グレを物色しては溜息を吐く毎日だ。まぁ……そんな彼女の趣味が新規の違法薬物製造であり、その実験台として裏切り者や襲撃者達が“消費されている”と知っている大半の幹部連中やその下が彼女に靡くはずもない……誰だって“普通にマッドな女”なんて御呼びではないのである]


セリフ『ふむふむ。これもダメ。あれもダメ。やっぱり、生きたDiscoderが必要みたいね。蒼さんにおねだりしたら、一匹くらい融通くれないかしら? この間、襲ってきた奴ってまだ拷問中よね確か………ぁ、蒼さんですか? ちょっと拷問中のDiscoderを……ええ、新規の開発にどうしても必要で……あ、死んじゃいましたか? そうですか、もし機会があったら、生きている内にお願い出来ればと。はい。ぁ……はい!! これからも医麻里の為にガンバリマス!!』


NPC名[安芸虎靖あき・とらやす]】

年齢[14] 性別[♀]

所属関連:[医麻里組黒子部隊運営者]

属性[マジキチ]

NPC属性[R]

[履歴 医麻里組には黒子部隊という死体処理や戦闘現場の復元を行うユニットが複数隊存在している。彼らは言わば、医麻里組の犯罪履歴や犯罪の物的証拠を消す裏方部隊であり、彼ら無しに今まで医麻里組は大きくなってこれなかっただろう。彼らは基本的に水藤家が日本の貧困層の最下層域から引っ張って来た人物達を教育して作り上げた家制度で造られた人造の家人だ。酷い教育、酷い隣人、酷い人間ばかりに出会ってきた倫理や犯罪へのハードルが低く、その上で誰かに指示して貰い、働いて毎日不自由なく暮らせる事に喜びを感じるような共犯者器質な人物達をリストアップして非合法的に身柄を買ったり、酒女博打で篭絡したりして集めた人物達……それが元々の黒子部隊の隊員達であった。それを柵で雁字搦めにして飴と鞭で調教し、男女共に結婚させ、人生の最後まで面倒を見る代わりに代々の家業として裏方の仕事を子供の時から養育する。そういった事が平然と行われた結果として生まれた数世代目の黒子部隊の長の娘が安芸虎靖である。彼ら黒子部隊はそもそもが生まれた時から親が洗脳教育を施す事によって造られるエリートな犯罪者集団だ。世代毎にその洗脳強化は強くなり、今では正しく水藤家の為になら何でも出来るくらいにまでなっている。“オカシな世間”から水藤家を護る事に血道を上げる彼らは正しく水藤家の生きた手足であり、現代では中々お目に掛かれない宗教や独裁国家よりも強固な洗脳……いや、ディストピア的な常識を植え付けられた者達だ。それこそ、死ねと言われれば死ぬし、抱かせろと言えば、喜んで水藤家の者に身を捧げるだろう。先代の組長がこれからはDiscoderの時代だと確信し、大覚醒以後はkarma能力者をその血筋に取り込み始めていた事から、虎靖もまた数年後にはkarma能力者オンリーな精子バンクから優秀な遺伝子を持つ相手を選んで子供を産む事になっている。今現在、黒子と呼ばれる部隊員達は新世代となっており、前の世代の大半は水藤家周辺の家々の隣人として見知らぬ他人のように生活している。彼らは何かもしもあった場合には水藤家とは関わり合いの無い一般人のフリをしながら、水藤家の敵をその命や社会的地位を使って屠る為に牙を研いでいるのだ。今は外部からの血筋を入れる事も必要ない程に血族が増えている為、彼らはその黒子隊の中で婚姻しても血が濃くならない。よって、後は精子バンクや卵子バンクを活用するだけで一族を維持して行ける事だろう。警察から役人まで幅広く彼らはあらゆる職に在籍し、もしもの時の為に備えている。虎靖もまた成人後はDiscoderになる確率の高い子供の養育の傍ら、そういった職に就くだろう。それまでは無論、非合法な活動をする事になるが、彼女は今この時、立派な黒子である。彼女の下にいる隊員達もそれは同じであり、よく水藤家の為に働いているようだ。拷問から閨の中までが信条な彼らを束ねる虎靖は傍から見れば、名前が男で和風な黒髪黒目な美少女だが、蒼に対しての態度はもはや崇拝であり、その一挙手一投足を見られる事が幸せで堪らないマジキチである。彼女の“片思い”は正しく度を越しており、蒼の悪口を偶然聞かれた学校の子女の一人が数日後に自殺するなどという事件も起こったりしている。人間を社会的に抹殺したり、自殺に追い込んだり、拷問する術に長け、処理も篭絡も雑務も完璧にこなす超人染みた彼女だが、学校では至って清楚な和服の似合う黒髪ロングお嬢様として風紀委員だったりする。蒼などは時折、彼女の事を本当に傍にいてくれて嬉しいが疲れる人物と称しているが、本人にとってその言葉は奥歯にものが挟まった言葉ではなく、蒼様が懸命になって抱いてくれる自分は正しく世界一の幸せ者である、という風に解釈される。きっと……あの時の自分は余程疲れていたに違いないと、蒼などは手を出してしまった時の事を未だにそう回想して後悔しているらしい。そんな主を見て、心底嬉しそうにニコニコする彼女が、ニコニコしながら馬鹿な裏切り者を食卓横で解体していた様子を他の箍が外れいている連中は『生臭い……』と評価しているらしい。食事する時くらいは仕事止めて下さいとお願いされて以来、彼女はとても急いでいるとしても仕事と食事は別ける事にしたようだ]


セリフ『蒼様~うふふ~蒼様~~キュフッ、ふふふ~~~ハッ!? また、スマホの画像でトリップしてしましましたわ……いけない。こんな事では“邪悪な世間”からか弱い蒼様をお護り出来ません!! ああ、蒼様の為にも早くこの塵屑野郎を解体処理しなくては……待ってて下さいね蒼様~キュフふふフふ~~~♪』


NPC名[玄木望結くろき・みゆ]】

年齢[16] 性別[♀]

所属関連:[医麻里組の暗殺者]

属性[都市伝説]

NPC属性[R]

[履歴 医麻里組の殺し屋はタフだ。そう言われる理由は彼女、玄木望結の不死身さにある。彼女は中華系ヘイハイズの出だが、黒幇との人材アイテム取引時に付いて来た“要らない奴隷”という程度の人間であった。蒼が彼女に興味を持ったのはその履歴からだ。彼女は本国でのkarma能力者の抗争で1度、瓦礫になった街で全身打撲で内臓破裂寸前、死ぬはずだったが、辛うじて救命されて助かった。その後、雑に人間が死ぬ人材アイテムの振るい落しをする試験で合格したが、アイテムの素養は0だと発覚。納入の時間関係で処分を免れ、日本海の荒波で密輸用の船が転覆したのに偶然浜に打ち上げられて回収され、売られて来たという。波乱万丈過ぎるので面白いから鍛えてみようと蒼が手掛けた殺し屋一号である。そうしてみたら、これが中々使えるくらいには優秀だった。ついでに弾とか刃で腕や脚が千切れそうになっても、シレッと運良く千切れずにアマギの劇薬に等しい新薬で回復したり、運よくDiscoderが落したアイテムで復元されたり、通り掛かった能力者に救われたり……これJCなんじゃね?と疑われるも、彼女のkarmaの素養は0である事が改めて確認され……結果、真に轟運を持つ暗殺者とかいうまったくタフ過ぎる単なるヤバイ何かが出来上がった。彼女の躰は様々な傷で満遍なく跡が残っているのだが、本人は気にせず蒼の自宅やセーフハウスなどでは裸族なので他の全員から、せめて飯の時くらい服を着ろと諭されるのが常だ。その数年で小さいながらも鍛え上げられた肉体と傷の遺る躰にそそられてしまった蒼は……こんな性癖あったっけ?と自分でも思うくらいに彼女とは相性が良かったらしく。未だに彼女をあまり傍から離せないくらいに依存している。ただ、当人は蒼をご飯をくれる良い人。または気持ち良い事してくれる良い人。くらいにしか思っておらず。友達感覚で接している為に虎靖から気安く話していて羨ましい!!と思われているようだ。他の仲間達からは暗殺者としては一流、閨でも一流、でも学生としては四流と思われている。主に彼女は勉強が出来ない。日本語は出来るようになったが、国語は落第点。というか、保健体育と体育以外、全教科オール4点以下というお嬢様学校にあるまじき点数を叩き出した。教師達は水藤家のご息女の取り巻き相手だと腰が引けるのか。結局、補習させられず。学校側は医麻里組の寄付で黙認する状況となっている。彼女の二つ名は“不死身の玄木”ベッタベタなネーミングであるが、今のところ心臓と腎臓と肝臓と胃と小腸と大腸を吹き飛ばされても、何やかんや生き残ってしまった彼女に否定を投げ掛ける人間はいない]


セリフ『蒼。行ってくる。黒子の子達に後はお願いしておいて。え? また吹き飛んでも怖いから、何か回復アイテム持ってけ? うん……分かった。でも、心配性じゃない? 別にロケランくらいなら直撃しても何とか生きて帰れると思うけど。え? 普通の人間なら死んでる? そうかな? ま、蒼がそう言うなら持ってく。ありがと……』


NPC名[先嵜治嘉せんざき・ちか]】

年齢[27] 性別[♀]

所属関連:[医麻里組の姉さん]

属性[メンヘラ]

NPC属性[R]

[履歴 医麻里組の新世代がわいのわいのと裏社会で密かに幅を利かせているのをのほほんとした目で眺めているのが医麻里組の姉さん。もしくはお医者さんとして有名な彼女、先嵜治嘉だ。彼女は東南アジア系の浅黒い肌をしたそっちの国の人であるが、今現在は日本人名を名乗っている闇医者である。嘗ては組長のお抱え医師になるべく後見人達に養育されていたのだが、彼女自身は後見人達があまり好きでは無かったらしく。蒼が掃除した後はその後見人の椅子を全て自分で次いで組織の実質的なナンバーツーとして表側の業務の監督役をしている。彼女は通常の医師の資格しか持たないがDiscoderの存在は知っており、彼らとも闇医者という職業柄お付き合いがあり、karma能力者関連の話には必ず蒼へアドバイスを行う庇護者のような立場となってもう数年過ぎている。彼女の裏方の仕事の殆どは黒子部隊のメンテナンスであり、元々は後見人達が行っていた事を彼女が引き継いだ形となる。その為、黒子部隊の人間の情報は持病から性癖から遺伝子的な欠陥から何でも知っている。現在、普通の職業官僚という一般人男性とお付き合いしており、その内に私生児を儲ける予定らしい。彼女の得意分野は外科手術と臨床心理学。医麻里組のメンタルケアは彼女の仕事であり、カウンセラーとしても優秀だ。彼女の趣味はハリウッド映画の鑑賞。詳しく言うとバイオレンスで火薬がバシバシ使われてて、派手な演出とアクションが好みだ。蒼達が暇な時には彼女達の生活現場にお土産として様々な高級店の菓子を差し入れる次いでに音響設備が整ったAVルームで映画鑑賞するのがお約束になっている。誰からも信頼される彼女だが、一つだけ欠点が存在し、愛人にしたいからという理由で花見月千治によく医麻里組関係の“綺麗な仕事”を任せている。彼はその気などサラサラ無いのだが、よく彼女のところに依頼を受けに行くせいで出会う一般人とは思えない化け物系893女子高生達とバッタリ出くわす事から、物凄く彼女達から目を掛けられているようだ。それは彼女達がこの業界で自分達くらいの歳で自分の組織を立ち上げる人物が稀というか。そもそも彼女達と千治くらいしか知らないというところから来る近親感なのかもしれず。近頃は彼を彼女達の愛人にするか。もしくはkarma能力者の子供を産む時用の精子提供者として確保するかという話になっているようだ。無論、千治は御免被るとしているが、何分最も彼に仕事の依頼をしてくれるお得意様でついでにkarma系の薬剤を卸してくれる民間唯一の元売りという事で付き合いは涙を呑んで継続されている。治嘉はそんな彼を真綿でジワジワと絞め殺すようにゆっくりと柵で絡め取っており、女子高生組からは姉さんのやり口って蜘蛛みたいだよねと評されているらしい]


セリフ『デュフフフ……千治くぅ~ん♪ ほら、お姉さんと甘い一時を過ごしましょうよぉ~君の知らない甘美な世界が待ってるのよ~~』

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