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意味がわかると怖い話  作者: 樹コダマ
3/4

■純白の殻

湯あみの後の君は、とても魅惑的だ。

ビーナスの胸像を思わせる清らかな丸みを、そっと掌に包み込む。


『いつも殻にこもってる君。いま僕の手で解放してあげる』


君を、乱暴にテーブルに押し付け、

その裂けた透間から少しずつ君を覆い隠す純白の殻をはぎとる。

慎重に、丁寧に、そして優しく。


「あっ・・っ」


僕は小さく声を上げる。

君を少し傷つけてしまった。とても繊細な君。

でも君は何も言わず、信じ切ったように僕の手の中で小さくまるく微動だにしない。


すべてをさらけ出し神々しいまでに白く艶やかな君のすべてを、僕は獣のように貪る。

その柔らかい感触を楽しみながら。

※「ゆでたまご」です(^▽^;)

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