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クリエイトゲーム  作者: ロレックス
1/2

事件の始まり

 これは、3年前、俺がある事件に巻き込まれたときのことだった

 「はぁー、部活疲れた~」

 「なんか飲むか」

 俺がまだ、中学1年生だったときのことだった

 ここですごく大きな爆音が俺の耳に入った

 「な、なんだ!?」

 「すげぇー音だな、ん? 俺ん家のちかくじゃねぇーか!!」

 ビビりながら、炭酸ジュースを落としそうになる

 サイレンが鳴り響く

 近くで、テロが起きました、繰り返します、近くでテロが起きました、直ちに避難してください

 「この音マジでビビるからやめろよな! とりあえず避難だ!!」

 足を震えながらも、すたすた走る

 「よし、とりあえず避難できたな、ふぅ~」

 俺は冷や汗をかきながら、少し安心する

 数十分後

 「ふぅ~、避難終わりっぽいな よかった~」

 その瞬間ある人が俺に訪ねてきた、黒いジャージを着ていたゴツい感じの人だった

 〖······これを〗

 「え?」

 突然すぎて何も言えなかった

 見ると、ゲームソフトのようだった

 「突然すぎるし、何でゲームソフトなんだ!?」

 「てかこれ、家のゲーム機に対応してんじゃん」

 俺は怪しみながらも、家に帰ってやることにした

 俺はドアを開ける

 ガチャ

 「つけてみるか、絶対怪しいけど」

 タイトルのサウンドが流れた、だが······

 ジラジラジラジラ

 画面は真っ暗だった

 そしてつけたとき、自分の視界も真っ暗になった

 「な、何も見えない!」

 もうそこは部屋ではなかった

 「一体、どうなってるんだ!? 画面が真っ暗になっかと思えば、なんか違う暗いところにいるぞ!」

 「え? ノイズ音? え、なにこれ、普通に怖いんだけど」

 「関係ないけどゲームってやっぱりRPGだよな、これはなんのジャンルなんだ? 全然予想つかないな」

 [RPG]といった瞬間、ファンタジーな音楽が流れ、草原が広がるところにとばされた

 「なんだ? 真っ暗だったのが急に変わったぞ!」

 「まるで、ゲームの世界に入ったみたいだ! みたいというかそうかもしれないな! でもそうだとしたら、どうやって戻れるんだ?」

 しばらく考えこむ、するとまた人が訪ねてきた

 [えーと、そこの人、一体何を考えこんでいるんですか?]

 「え? いや、特に何も」

 とりあえず悩んでいることを隠した

 訪ねてきた人は30代後半ぐらいの人だった

 [でも、何か考えこんでいましたね、そういうときは心を落ち着かせ、リラックスして下さい]

 「あぁー、はい」

 「そいえば一つ聞いていいですか?」

 [でも、何か考えこんでいましたね、そういうときは心を落ち着かせ、リラックスして下さい]

 「え? この人続けて同じこと2回言ったぞ!? 大事なことなので2回言いました的な?」

 俺はすぐに察しがついた

 「なんとなく分かったけど、多分、ゲームの世界に入ってる感じだな、あの人の対応から考えて、だけど不思議なんだよな、真っ暗だったのが急に草原······うーん、まだわからないな」

 とんでもなくすごいゲームをもらってしまったことを俺はまだ知るよしもなかった






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